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「ブラックハットSEO」とは、Googleのガイドラインに背く不正な方法によって、質の低いコンテンツの検索結果上位表示を獲得する手法です。
検索エンジンのアルゴリズムの抜け穴を見つけ、本来の質に見合わない順位獲得を目論みます。現在このブラックハットSEOの取締りは厳しくなっており、ペナルティのリスクも高まっています。
中でも以前、大量のリンクをつけて人気があるページであるかのように装う被リンクの大量設置が横行していました。
ブラックハットSEOを行った場合、Googleからスパムサイト、不正と見なされペナルティの対象になります。主なペナルティは以下のようなことが挙げられます。
ペナルティを受けると、そのページはもちろんサイト全体の評価が下がります。これまで検索結果の10以内(1ページ目)にあったページがいきなり100位圏外に下降することも十分あり得ます。さらに該当ページ以外の他ページも徐々に検索順位が下がってしまうことがあります。
一度受けたペナルティは今後二度と解除されない可能性もあり、ドメインを変更しないといけないケースも生じます。
・検索エンジンのインデックスから削除される
・Webサイトを運営するIPアドレスを禁止される
Googleはこれまでに、「ペンギンアップデート」と「パンダアップデート」の実施により、ブラックハットSEOの取り締まりを強化してきました。それにより、これまでブラックハットSEOで検索上位を獲得していたサイトがペナルティを受け、一気に圏外まで検索順位が落ちるケースも増えました。しかし、すべてを排除することは叶いませんでした。
その後2017年2月に検索の品質向上を目的とした大型アップデートを実施し、Webサイトの品質の評価方法を改善したことで、ブラックハットSEOを活用して作成された低品質コンテンツの掲載順位を下げることに成功し、ブラックハットSEOは衰退しました。
※ペンギンアップデートとは…検索結果の上位表示を狙うサイトやスパムなどの手法を用いるサイトなどを排除し、検索結果の品質を高めるために開発されたもの。
※パンダアップデートとは…低品質なコンテンツが検索上位に表示されにくくするために行われたアップデートのこと。
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