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GIMPとは、無料で画像編集を行うことができるソフトになります。使い勝手が良く多くのユーザーが使用していました。英語版のソフトしかありませんでしたが現在では日本版もダウンロードすることが可能となっています。
GIMPで使用することができる機能は、
・切り抜き
・トリミング
・描画
・文字入れ
・ぼかし
・モザイク
・拡大、縮小
・合成
・明るさ変更
・修正、加工
・GIFアニメ作成
・画像並列
1つずつ詳しく解説していきます。
素材となる画像の特定の部分のみを切り抜くことができます。例えば、円形や四角形など好きな形に背景を切り取ることができたり、余計な部分をカットすることができます。
GIMPでは、ワンクリックでトリミングを行うことも可能です。円形や四角形などのシンプルな切り抜きは、トリミングを行うことで時間を短縮することができます。また、特定の部分のみ消すトリミングも可能です。
素材のない状態から自由に描画を行うことができます。著作権の心配がいらないイラスト素材を使用したい時や1からデザインしたい時に便利です。
画像に文字を配置することができる機能です。アイキャッチやサムネなどに設定される画像やSNSのアイコンなどによく利用されています。カラーや文字サイズの展開が幅広く、自分の理想としている画像やアイコンを作成することができます。
背景をぼかしたり透過させたりすることができる機能です。写真の背景をぼかすことでデザイン性の高い素材を作成することができます。
不必要な情報の流出を配慮しつつコンプライアンス強化をアピールする時にはモザイクが有効です。全体にも部分的にもモザイクをかけることができます。
用途に合わせて画像の拡大、縮小、リサイズを行うことができます。特定の部分だけ、拡大や縮小を行うことができます。幅や高さをダイレクトに入力することでリサイズも行うことができます。
2つの画像を1つの画像に合体することができます。
画像全体の色調や明るさを変更することができます。特定の人物や場所をトーンアップするなどを行うことができます。
小顔にしたり、シミやほくろを消すなど修正や角を行うことができます。背景を引き伸ばしたり、傾きの調整なども行うことができます。
簡単にGIFアニメをつくることができます。スマホやタブレットでも軽めのGIFアニメを作成することができるのでさまざまな場所で使用することができます。
複数の画像を並べ1つの画像として扱うことができるようになります。ホテルの予約サイトなどでよく利用されています。
GIMPを使用するメリットは、
・ハイスペックなPCが必要ない
・PSDファイルを使用できる
です。GIMPは、ハイスペックなパソコンを必要としません。RAMは4GB程度のパソコンでも問題なく動作します。また、Photoshop独自の拡張子のPSDファイルにも対応しています。そのため、Photoshopでのやり取りにも問題なく対応することができます。
GIMPのデメリットは、
・拡大や縮小に弱い
・印刷すると思ったイメージにならない時がある
・重たい
がデメリットです。GIMPでは、画像の拡大や縮小を行う機能はありますが大幅な変更を行う時には画質が荒くなってしまったりと注意が必要です。また、印刷には向いていないので印刷すると色合いが変わってしまうことがあります。そのため、パンフレットやポスター、チラシに看板などに使用する画像を編集するのは注意しましょう。GIMPでは、外部プラグインやスクリプトを使用しているので立ち上げに時間がかかってしまいます。頻繁に画像編集ソフトを使用するのであれば効率とバランスを検討するのが良いと思われます。
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