オウンドメディアのWordPressでの運用方法

オウンドメディアのWordPressでの運用方法

オウンドメディアを作る理由

それでは、オウンドメディアを作ることでのメリットを解説していきます。

サイトを自社で管理できる

オウンドメディアであれば、ペイドメディア・アーンドメディアと異なり、掲載内容、更新スペースなどをすべて自社で管理することができます。それによって、自社の考え、理念をしっかりと、自分たちのタイミングで伝えることができます。自社の考えがしっかりと伝われば、信頼の獲得にもつながります。

ファンを獲得しやすい

新規顧客は、自社のブランド名や会社名は知らないので、自ら検索して自社サイトにたどり着くことは滅多にありません。しかし、自社の商品を手にする機会、見る機会があり、そこから自社に興味を持ってもらえることがあります。そしてファンになってくれれば、次回も商品を購入してくれますし、SNSなどでシェアしてくれれば、そこから新規ファンの獲得も見込めます。

広告費を削減できる

ペイドメディアと違い、広告費にかける費用がいらないため、その分ほかのところにお金を使うことができます。もちろん人件費、管理費などはかかります。しかし、広告費を払い続けるペイドメディアよりも、検索エンジンからの顧客を獲得できるオウンドメディアであれば、広告費をかけずに顧客を獲得することができます。

オウンドメディアが効果がないと言われる理由

オウンドメディアは優れた宣伝媒体になりますが、効果がないという意見も少なからず存在します。
そこで、オウンドメディアが効果がないと言われる理由を解説します。また、効果が出ないときの対処法も記載しているので、是非ご覧ください。

効果が出るまでに時間がかかる

オウンドメディアは広告を使わないため認知されるまでに時間がかかります。また、自社でホームページを作る必要があるので、それを作るための時間も要します。ペイドメディアに比べて即効性は期待できません。
しかしながら、WordPressにはホームページの構成テンプレートが無料、有料どちらも多種多様にあるので、自社にあったデザインを選ぶことができます。またWordPressは世界的に利用者が多く、手軽に情報収集をすることができるので、WordPress運用で困ったときでも容易に調べることができます。

ノウハウを知る必要がある

オウンドメディアの業務には主に6つあります。

・キーワード選定、調査
・コンテンツ企画、制作
・編集作業、校正校閲
・コンテンツ分析、改善
・コンテンツ配信の体制づくり
・広告運用
このようにオウンドメディアの運用はやる事が多く、それぞれの工程で専門知識が必要になります。特に、「キーワード選定、調査」、「コンテンツ企画、制作」「コンテンツ分析、改善」はスキルに依存するので、適した人に任せましょう。オウンドメディア運営チームを編成する際は上記のことを頭にいれておきましょう。

運用難易度は高い

上述の通り、運用して効果が出るまでには時間がかかり、スキルも必要です。さらに業務量も多いので、普段の仕事と平行して行うことができる量ではありません。また、自由度が高いために方向性に迷いが生じてしまったり、結果が出る前に挫折してしまうことがあります。
そうならないために、結果が出なくても根気よく運用し続ける必要があります。

これからオウンドメディアを始める際のポイント

今までの記事を読んで、これからオウンドメディアを始めたいと考えている人もいるでしょう。
そこで、これから、オウンドメディアを始める際のポイントを解説していきます。
これから紹介するポイントを押さえることで、オウンドメディアの運用を始めやすくすることができます。

目的をしっかりと決める。

オウンドメディアの運用目的は会社によってそれぞれ違います。
まずどのような目的でオウンドメディアを運用したいのか決めましょう。
目的を決めずにオウンドメディアを始めるのは、非常に危険で、ほとんどの確率で失敗するといっていいでしょう。目的をしっかり定めることで、オウンドメディアの運用を円滑にかつ効率的に進めることができます。
オウンドメディアの運営目的は大きく4つあります。下記のいずれかを目的にすることをおすすめします。

1集客
2売上向上
3ブランディング
4新入社員採用

ターゲットを決める

オウンドメディアの運用目的が決まったら次は、ターゲットとペルソナを決めます。
ターゲットとはざっくりとしたユーザー層の範囲を示すもので、ペルソナとはターゲットユーザーの人物像を細かく、かつ具体的に設定したものです。年代、性別、職種、趣味などがターゲットに当たります。ペルソナはもっと細かく設定したものです、例を出すと、田中春子、23歳、東京都三鷹市在住、28歳の夫と1歳の娘の3人暮らし、専業主婦、野球観戦が趣味などになります。ペルソナを決めることで、方向性がわかりやすくなりかつ具体的にイメージしやすくなります。

オウンドメディアを制作する

サイト作りには、CMSで独自のドメインを取得して利用するという方法がおすすめです。
無料で使えるブログサービスなどでもできますが、やはりSEOに強くより高度なブランディングをするのであれば、独自ドメインを取得しCMSを利用するほうがより良いでしょう。
CMSで誰でも使いやすく有名なのは上述もしていたWordPressです。wordPressを選んでおけば間違いないでしょう。

運用の外注の有無を決める

制作が完了したら、それを自社で運用するか、外注してプロに運用を任せるかを決めますを決めます。自社ですべて賄うのであれば外注費用がかからない代わりに、上述していた相当な仕事量を抱えることになります。外注するのであれば、初期費用200万から300万円はかかり、月2万から30万円の費用がかかる代わりに、CMSの詳細デザイン、記事作成をプロに任せることができます。どちらもメリット、デメリットあるので一概にでどちらがいいとは言えませんが、会社にオウンドメディアの運用にに必要な存在がいないのであれば、外注してお願いする方法もあります。どちらにしても根気よく結果が出るまで運用する必要があります。

WordPressの始め方

ここまでの内容でオウンドメディアについて解説したので今度はWordPressについて詳しく解説していきます。

メールアドレス、レンタルサーバーとドメインの取得

WordPressを始める前に、メールアドレス、レンタルサーバーとドメインの取得をしておきましょう。メールアドレスは既存のもので使えるものがあればさらに取得する必要はありません。
レンタルサーバーは無料で使えるものもありますが、サポートがあまりしっかりしていないので、有料のサーバーを契約する方がいいでしょう。有料といっても月1000円前後で契約できるので問題はないです。
ドメインの取得に関しても同様で、年で1000円前後の費用だけなので心配する必要はありません。プラスで維持費用1000円前後が月に1000円前後かかります。また、これは必須ではないのですがFTPというソフトをいれておくと、WordpPressの運用に非常に有効なのでぜひダウンロードしておいたほうがいいでしょう。

WordPressのインストールとセットアップ

WordPressをインストールしてからオウンドメディアを運営する前に、いくつかやらなければいけない初期設定があります。

まずは、ニックネーム設定をしてユーザーIDを隠しましょう。インストールしたばかりのWordPressではユーザ IDが公開されている状態になっています。これはセキュリティ面での安全のために変えておきましょう。

次にパーマリンクを設定しましょう。パーマリンクとは不変のリンクという意味で、その名の通りずっと変更する必要がないリンクのことをさします。パーマリンクを変更することもできますが、パーマリンクを変更するとSEO的にデメリットが多いので変更しないほうがいいです。そこでパーマリンクのWEBサイトのURLを作る際はドメイン名/投稿名のURLが一番おすすめです。これが一番融通が効きます。というのももし仮にドメイン名/カテゴリー名/投稿名に設定すると後からカテゴリーを変更ができなくなってしまいます。

最後にサイトタイトルとキャッチフレーズの設定です。サイトタイトルの設定は実はあまり重要ではありません。というのもユーザーはサイトタイトルよりもコンテンツの内容を見ているので、コンテンツがしっかりしていればタイトルはあまり関係ないです。かといってSEO的に問題のあるタイトルにしていいわけではありません。自分の気に入った、ユーザーが覚えやすいサイトタイトルにするといいでしょう。そしてキャッチフレーズに関しては、SEO的にいうとないほうがいいので、基本的には削除して空白にしておいたほうがいいです。

補足としてこれらの初期設定をする前に、サイトのSSL化をすることをお勧めします。サイトのSSL化をすると、セキュリティの向上だけでなくSEO的にもメリットがあり、よりたくさんのユーザーに安心してサイトを見てもらえます。またサイトを運用している途中で、SSL化することもできるのですが、途中から変更するのは、初期から設定するよりも難しくなってしまうので最初にやることをお勧めします。

補足的セットアップ

ここまでの設定でWordPressを始めることは可能なのですが、さらにWordPressを使いやすくするために行える事を紹介します。

WordPressには後から機能を追加できる拡張プラグというものをたくさん追加できて、それによって更に使いやすさが向上します。しかし、たくさん入れすぎてしまうと、SEO的にデメリットがあるので、ここでは必要最低限で必須級のものを紹介します。

Broken Link Checker サイト内のリンク切れを確認する拡張プラグです。
Contact Form 7 お問い合わせフォームを設置する拡張プラグです。
Google XML Sitemaps 検索エンジン用のサイトマップを作成する拡張プラグです。
Invisible reCAPTCHA スパムコメントをブロックする拡張プラグです。
SiteGuard WP Plugin セキュリティ対策の拡張プラグです。
WebSub/PubSubHubbub 記事のインデックスを早める拡張プラグです。
WP Maintenance Mode メンテナンスモード切替の拡張プラグです。
次にSEO対策のためにGoogleサーチコンサルに自身のサイトを登録しサイトマップを送信しましょう。SEO対策を行うことによって、自身のサイトが検索上位に表示されて訪問者が増えるので、SEO対策はばっちりしましょう。

そして次に、Googleアナリティクスを設置しましょう。最初のうちはサイトへの訪問者は少ないですが、少しずつサイトにアクセスが増えるとどんなコンテンツがユーザにとって必要なのかGoogleアナリティクスを通してアクセス分析をして数値として確認することができます。
この二つのGoogleサーチコンサルとGoogleアナリティクスは連携させることができるので、ぜひ連携させておきましょう。そうすることで二つのデータを同時に見ることができてとても便利になります。

WordPressの始動

これでWordPressを始める前の設定はすべて終わりました。ここからは実際にWordPressを始めていきましょう。
まずはテンプレートを選びましょう。テンプレートには無料のもの有料のものとありますが、値段よりもどれだけ自分のコンテンツとマッチするかで選ぶようにしましょう。ここで考えなければいけないのが何のために、誰のために、どんなサイトを作りたいかという事です。テンプレートはいわば商売道具なので、ここで出し惜しみはしないようにしましょう。
テンプレートが決まったら、実際に使用していきましょう。そして使用する際に重要になってくるのが、バックアップをしっかりとっておくことです。バックアップさえ取っておけばトラブルやエラーが起こっても、また復旧することができます。バックアップはサーバーから直接取ることもできますし、上述した拡張プラグでとることもできます。

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  • 人材育成領域

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    (6,843セッション→16,001セッション)
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    「人材育成(検索Vol.8,100)」
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    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

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