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「回遊率」とは、1訪問あたりのページビュー数(PV数)を意味します。訪問数(セッション数)に対してのページビュー数(PV数÷訪問数)で計算し、回遊率が高いほどユーザーのエンゲージメントが高いと判断されます。
回遊率を上げることは、コンバージョンを増やすなどの、サイトの目的を達成するために大切なステップです。
サイトの回遊率を向上させることで、以下のようなメリットがあります。
コンバージョンとは、運用するサイトの「目的」のことを意味します。多くのWebサイトでは、商品の購入やお問い合わせ、会員登録などの直接的な成果をコンバージョンと定義することが多いです。
その点、回遊率を高めると、サイト内の複数のページからユーザーに向けてサイトの目的を訴求でき、商品情報とユーザーの接触回数を増やせるので、コンバージョンの増加に期待できます。
回遊率は、検索順位を決めるひとつの重要な要素であると言われています。何かしらのキーワードで検索をしたユーザーがサイトに訪問し、多くのページを見てコンバージョンに至ったとすれば、Googleはユーザーの検索意図を満たすサイトであると認識します。その判断の結果、検索順位が向上する可能性があります。
回遊率が高いということは、ユーザーが1回の訪問でたくさんのページを読んでいるということでもあります。多くのページを読んでもらえればユーザーが新たな情報を得られることになり、満足度向上につながりやすくなります。また、ユーザーが有益な情報を見つけられると「このサイトは自分が求めている情報がある」と認識され再度サイトを訪問。こうしたリピーターの獲得に期待できます。
サイトに訪問したユーザーを満足させる・ほかのページも見たい!と思わせるためには、まずユーザーが求めている情報を適切に用意することが大切です。
ターゲットユーザーの明確化・テーマ選定・構成やボリュームなどの最適化などをはじめ、以下のような点にも気を配りましょう。
また、ページ内容に問題がないものの文章が読みにくい場合、ユーザーは途中で離脱し別サイトへ移動するリスクがあります。反対に、ユーザーが知りたい情報をストレスなく見つけられるページになっており、質の高いページが増えてくれば、自ずとユーザーが別の記事も読んでくれる可能性が高まるため、回遊率の向上が見込めます。
回遊率が低いサイトの特徴として、別の記事への導線(リンク)がない、もしくは見つけにくいという点が挙げられます。ユーザーに複数のページを見てもらうには、適切な誘導も大切です。まずは、どこのページにどのような情報があるのか、どんな順番で見てもらうと理解が深まるのかを明確に、そして関連した情報があるページへのリンクやバナーを設置し、ユーザーを導いてあげましょう。
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