回遊率とは?

「回遊率」とは、1訪問あたりのページビュー数(PV数)を意味します。訪問数(セッション数)に対してのページビュー数(PV数÷訪問数)で計算し、回遊率が高いほどユーザーのエンゲージメントが高いと判断されます。

回遊率を上げることは、コンバージョンを増やすなどの、サイトの目的を達成するために大切なステップです。

回遊率を向上するメリットは?

サイトの回遊率を向上させることで、以下のようなメリットがあります。

 

コンバージョンの増加

コンバージョンとは、運用するサイトの「目的」のことを意味します。多くのWebサイトでは、商品の購入やお問い合わせ、会員登録などの直接的な成果をコンバージョンと定義することが多いです。

その点、回遊率を高めると、サイト内の複数のページからユーザーに向けてサイトの目的を訴求でき、商品情報とユーザーの接触回数を増やせるので、コンバージョンの増加に期待できます。

 

検索順位の向上

回遊率は、検索順位を決めるひとつの重要な要素であると言われています。何かしらのキーワードで検索をしたユーザーがサイトに訪問し、多くのページを見てコンバージョンに至ったとすれば、Googleはユーザーの検索意図を満たすサイトであると認識します。その判断の結果、検索順位が向上する可能性があります。

 

リピートにつながりやすい

回遊率が高いということは、ユーザーが1回の訪問でたくさんのページを読んでいるということでもあります。多くのページを読んでもらえればユーザーが新たな情報を得られることになり、満足度向上につながりやすくなります。また、ユーザーが有益な情報を見つけられると「このサイトは自分が求めている情報がある」と認識され再度サイトを訪問。こうしたリピーターの獲得に期待できます。

回遊率を高める方法は?

ページ内容の見直し

サイトに訪問したユーザーを満足させる・ほかのページも見たい!と思わせるためには、まずユーザーが求めている情報を適切に用意することが大切です。

ターゲットユーザーの明確化・テーマ選定・構成やボリュームなどの最適化などをはじめ、以下のような点にも気を配りましょう。

・文字の大きさや色
・改行の位置
・誤字脱字
・専門用語の多用

また、ページ内容に問題がないものの文章が読みにくい場合、ユーザーは途中で離脱し別サイトへ移動するリスクがあります。反対に、ユーザーが知りたい情報をストレスなく見つけられるページになっており、質の高いページが増えてくれば、自ずとユーザーが別の記事も読んでくれる可能性が高まるため、回遊率の向上が見込めます。

 

関連ページの導線を作る

回遊率が低いサイトの特徴として、別の記事への導線(リンク)がない、もしくは見つけにくいという点が挙げられます。ユーザーに複数のページを見てもらうには、適切な誘導も大切です。まずは、どこのページにどのような情報があるのか、どんな順番で見てもらうと理解が深まるのかを明確に、そして関連した情報があるページへのリンクやバナーを設置し、ユーザーを導いてあげましょう。

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

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