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「指名検索」とは、企業名や店舗名、商品名、サービス名、ブランド名などの固有名詞を含むキーワードを検索エンジンに入力して検索することを意味します。
たとえば、「スマホ」を調べる際に「スマホ 比較」と検索するのは“一般検索”ですが、より具体的に「ソフトバンク」「iPhone」といように固有名詞を入力するのが指名検索です。
指名検索では、キーワードに具体的な企業名や商品名、サービス名が入っている状態です。そのため、公式サイトである自社のページが検索結果の上位に表示されやすくなります。
当たり前のことですが、検索結果の順位が上がれば上がるほど多くの人の目に留まりやすく、検索エンジンから自社サイトへ流入してくるユーザー数が増えるため、そこからコンバージョンにつなげられる可能性が高まります。
指名検索から流入してくるページは、コンバージョンに繋がる確率が高い傾向にあります。というのも、指名検索をしたユーザーは、もともと検索したワードそのもの、例えば自社の商品やサービスに興味を持っている方が多いため、そのまま購入や申し込みにつながりやすいのです。
ビジネスチャンスを逃すことのないよう、指名検索から流入したページには、購入やサービス申し込みなど成果への「導線」をしっかり設定しておきましょう。
指名検索は、検索アルゴリズムの変更に強い・影響されにくいという特徴があります。アルゴリズムが変わったとき、これまで上位に表示されていたページの順位がガクッと下がってしまうことはよくあります。しかし、指名検索の場合は自社サイトとキーワードの関連性が非常に高いため、アルゴリズムの変更による影響を受けにくく、順位を維持しやすいとされています。
指名検索で最上位を獲得できなければ、自社の情報を求めていたユーザーが他サイトに流れてしまう可能性が高まります。ときに、流入した他サイトから誤った情報を受け取ってしまうリスクもあります。つまり、自社が意図した正しい情報を発信するためにも指名検索の対策が重要なのです。
対策をしていないことで、自社の意図とは異なるページが1位に表示されてしまう可能性があります。1位になることはいいものの、そのページが「ユーザーが求めている情報が載っていないページ」であれば中身を読んでもらえずにすぐ離脱されてしまいます。成約への導線がなければ機会損失になりかねません。そのため、指名検索で1位に表示される「ページ」をコントロールする対策も必要です。
自社のWebサイトと指名キーワードの関連性を強くし、的確に表示されるよう改善します。指名検索された際のキーワードに対応した質の良いコンテンツを作成・掲載しましょう。
指名検索を増やすためには、まず自社の名前や商品名などの認知度を上げることが重要です。拡散力の高いSNSで積極的に発信し、多くのユーザーの目に触れるよう露出を増やしましょう。認知が広がり、繰り返し目に触れれば名前を覚えてもらえて指名検索してもらえる可能性が高まります。
認知度を上げるもうひとつの方法として、「広告出稿」が挙げられます。たとえば、ウェブ広告やテレビCM、新聞、雑誌広告など、自社に合った広告の出稿を検討してみましょう。
プレスリリースは、自社の情報を文書にまとめたもの。新商品・新サービスの発表と同時にプレスリリースを出しましょう。それをもとにメディアに取り上げてもらえれば、認知度向上に期待できます。
例えば、セミナーを開催したり、展覧会に出展したりするのはもちろん、オンラインセミナーやオンライン相談会を開催するなど、積極的に参加者と交流し自社のことを知ってもらう機会を作りましょう。
メールマガジン配信により、1度接点を持った顧客との継続的なつながりを持ちましょう。自社を覚えておいてもらうことで、将来的な指名検索につなげられる可能性が高まります。また、メルマガに貼ったリンクからのサイト流入も見込めるので適切な頻度で継続的に行いましょう。
商品やサービスの名前が長すぎたり、ややこしい名前であったりすると、ユーザーから指名検索される機会を失ってしまいます。自社や商品について全く知らない人がこの名前を知ったらどうなるか？という客観的な視点を持ち、キャッチーでわかりやすい名称をつけると効果的です。
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LIGブログに掲載されました
