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「開封率」とは、配信したメルマガがどれくらいの割合の対象者に“開封されたのか”を表す指標です。開封率は【(開封数÷配信数)×100(%)】の計算式で求めることができます。
メールが開封されない限り、企業がユーザーに求めるリンククリックやコンバージョンは達成されないため、開封率はメルマガ配信において最も重要視されています。
Googleが無料で提供しているアクセス解析ツール「Google Analytics」の「Measurement Protocol」を使って開封率を測定することができます。計測するためのパラメーター付きURLを作成し、それをHTMLのソースに挿入して配信することで測定が可能です。
メール配信システムを使えば、開封率を簡単に取得可能。一般的なメール配信システムでは、HTMLメール内に計測用のパラメーターが付与されたimageタグ(画像)が自動的に挿入されるようになっています。ユーザーがメールを開きその画像が参照されることで開封をカウントすることができます。
メールの受信ボックスの中で真っ先に目に入るのはおそらく「件名」です。そのため、ユーザーに「読む価値がありそう」だと思われる件名にすることが重要です。また、開封されやすい件名にするには、以下のポイントを意識しましょう。
ターゲットになるユーザーの生活時間を考えて配信するタイミングを検討しましょう。ビジネスマンなら通勤時間帯、主婦なら平日の昼から午後の時間帯など、ターゲットによって柔軟に変更しましょう。なお、金曜日や休日は開封率が低い傾向があるようです。
とりあえず取得しているすべてのメールアドレス宛に配信し続けている場合、ユーザーの中には1年以上一度もメルマガを開封しない、解除するのが面倒で迷惑フォルダに入っている、という方も少なくありません。それが続くとインターネットサービスプロバイダ等から「このアドレスからのメールは迷惑メールだ」と判断されてしまう可能性があります。
そうすると、必要な方や楽しみに待っているユーザーにも届かなくなってしまう可能性もあります。そのようなことにならないよう、長期間アクティブでない読者への配信は回数を減らす、もしくは停止するなど、配信リストを定期的に見直し精査しましょう。
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