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「サイコグラフィック」とは、消費者を分類するための切り口のひとつで、そのデータには消費者の性格、習慣、趣味、嗜好、価値観、ライフスタイルなどが該当します。
消費者の心理的側面を引き出せるため、ターゲットの深堀りに欠かせない属性の一つとして活用されています。マーケティングにおいて、「なぜ」買うのかを表す定性的な指標です。
サイコグラフィックでは、消費者の心理的な要因を変数として表します。心理的属性は具体的に次のような例が挙げられます。
紙媒体やインターネットを活用し、あらかじめ作成した質問内容に消費者に回答してもらうアンケート調査を行うことでサイコグラフィックを取得できます。特にSNSやWebサイトを活用したアンケート調査は紙ベースに比べてコストを抑えられ、手軽に行うことができます。
選択形式が多いものの、自由回答形式でサイコグラフィックを幅広く把握するのも有効です。
これまでの自社のキャンペーンのうち反応率が良かったものを洗い出すことで、自社と相性のよい消費者のサイコグラフィックを特定できる可能性があります。また、反応が悪かった施策の共通点を見つけるのもひとつの方法です。
また、運用するSNSのアナリティクスなどのデータを参照したり、自社が既に持っている顧客データを分析することで収集することもできるでしょう。
すべての特徴をまとめて分析すると、顧客の心理的背景を推測でき、自社にとってベストなマーケティング施策が見つけられるかもしれません。
実店舗での販売がメインの場合、顧客に直接ヒアリングを実施するのもよいでしょう。また、既存顧客へのインタビューも有効。
何より心理的属性は数字で可視化することが難しいため、顧客と直接対話することでより正確で複雑な情報を得ることができます。顧客の心理的な側面をよりキャッチしやすいのがインタビューのメリットです。
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