この記事の目次
・強引な営業を仕掛けてくる
・質の低いコンテンツを量産する
・検索順位を保証する
・被リンクを大量に増やす
・キーワードを羅列する
1つ目の特徴は、強引な営業を仕掛けてくることです。
例えば、電話営業であったり、訪問営業であったりするケースがあります。
スキルを持ったSEO業者であれば、強引な営業を仕掛ける必要がありません。
なぜなら、自分たちが持つインターネットのスキルを使ってたくさんのアポが獲得できるからです。
それなのに、たくさん電話営業をしたり、頻繁な訪問営業を求められる場合は、注意が必要です。
プロのSEO業者であれば、インターネットを使って集客ができるはずです。
もしこのような強引な営業をかけられて契約をした場合、SEOに関するスキルは乏しく結果に繋がるのは難しいでしょう。
しかし、電話営業があったから必ず悪徳のSEO業者であると決めつけるのは難しいので、頻繁に電話営業や訪問営業があった時は注意するようにしましょう。
もし電話営業があった時には、どうしてSEO業者なのに電話営業されてるのか聞いてみるのもアリかも知れません。
2つ目の特徴は、質の低いコンテンツを量産することです。
基本的に大量のコンテンツがあることは、SEO対策において重要な要素になります。
例えば、コンテンツが10個のサイトと100個のサイトであれば、一般的に100個コンテンツを持つサイトの方が評価が高くなるでしょう。
しかし、一つひとつのコンテンツが内容が薄いものであったり、ユーザーの役立つ情報が何もない記事が大量にあったとしたら意味がありません。
その場合は、ユーザーの満足度も低くなり、網羅性がないということで、むしろ減点対象として判断される可能性が高いです。
特に近年では、コンテンツの質に関するGoogleの評価基準は以前よりも厳しくなっております。
Googleが定義する低品質コンテンツは、以下の4種類です。
・自動生成されたコンテンツ
・独自の付加価値のないコンテンツ
・無断複製されたコンテンツ
・他ページに誘導することを目的としたコンテンツ
それぞれ詳しく紹介します。
まず1つ目は自動生成されたコンテンツです。
例えば、自動翻訳された記事やキーワードだけを詰め込んだ意味のないコンテンツ、他サイトの記事を繋ぎ合わせたようなコンテンツなどです。
現在は、自動翻訳ツールや文章作成ツールを使うことで、コンテンツを作ることは簡単にできます。
またテキストコピーであれば、誰でも簡単にできますし、すぐにコンテンツ作成をすることができます。
昔は、それでも評価されることがあったかもしれませんが、現在はSEO対策として全く評価されることはありませんので、注意しましょう。
2つ目は、独自の付加価値のないコンテンツです。
例えば、人気サイトのページをそのままコピーしてたり、上位表示されてる記事をパクっていたりするケースです。
すでに評価されているコンテンツの情報であれば、質の高い記事になってると思うかも知れませんが、そのやり方は間違いです。
現在のGoogleの評価基準には、オリジナル性というのが求められています。
なので、オリジナル性がないコンテンツの場合は、低品質のコンテンツとして認識されます。
独自の付加価値を加えるには一次情報をたくさん入れることが大切です。
人から聞いた情報ではなく、自分の体験談などを多く加えるようにしましょう。
3つ目は、無断複製されたコンテンツです。
他サイトのコンテンツを許可なく複製したコンテンツはGoogleから低品質と判断されます。
これは2つ目の付加価値のないコンテンツとも共通することですが、オリジナル性が乏しい場合、評価を下げることになります。
例えば、他サイトの画像やテキストなどをパクった場合です。
完全なコピーでなくともほとんど内容が一緒の場合は、複製と判断される可能性があります。
画像などは複製した場合、すぐにバレてしまいますが、テキストの場合は、なかなか判断が難しいと思うので、もし伝えたい内容があるのであれば、参考文章を読んだ後で自分なりにもう一度文章で書き起こすのが良いでしょう。
4つ目は、他ページに誘導することを目的としたコンテンツです。
そのようなコンテンツをドアウェイページと言います。
ドアウェイページは、特定のページに誘導するのが目的となっていることからそのページ自体に価値はありません。
例えば、地域名だけを変更した大量のコンテンツが該当します。
各ページには価値がないのに、大量のコンテンツによって集客した上で、特定のページへ誘導することだけが目的となっている場合は、低品質のコンテンツと判断されます。
これもまたラクしてコピーを利用しようとしたことで減点対象となるので、注意しましょう。
3つ目の特徴は、検索順位を保証することです。
例えば、必ず1位に表示できますとか、1ヶ月以内に〇位を保証しますとか言ってくるケースです。
このような会社は悪質なSEO業者と断言して良いでしょう。
なぜなら大前提として、検索順位を操作することはできないからです。
順位を決める仕組みは、アルゴリズムによって決まります。
そして、検索エンジンを提供するGoogle検索チームの社員でも検索を保証することはできません。
アルゴリズムの種類は200以上あり、毎日更新がされるためGoogle社員でも把握することは不可能です。
SEO対策は、お金で解決できるわけでもなければ、気合いでどうにかなるものでもありません。
なので、検索順位を保証するといった言葉を聞いた時は気をつけましょう。
4つ目の特徴は、被リンクを大量に増やすケースです。
被リンクとは、外部サイトから自社サイトへのリンクのことです。
一般的には、より多くの被リンクが貼られているページは、ユーザーにとって有益であるページの可能性が高いとなっています。
例えば、自分が化粧品の紹介ページを作成した時に、その化粧品を製造している企業からリンクを貼られた場合、SEO対策として非常に評価されます。
しかし、自然に獲得した被リンクではなく、リンクを大量に貼って増やす行為はペナルティを受けることがあります。
かつて、Googleのアルゴリズムがまだ発展途上の時に、被リンクを販売する会社で毎月数千本もの被リンクを販売することで収益をあげて上場した企業も出た時もあったそうです。
しかし、現在はGoogleのアルゴリズムもアップデートされて悪質な被リンク販売を行っている業者を排除してきました。
しかしそれでも被リンク販売を行っている業者は存在します。
悪質な業者の場合、被リンクを貼ることで費用を請求され、リンクを外してもらう場合にも追加請求されることがあるので注意が必要です。
5つ目の特徴は、キーワードを羅列するケースです。
SEO対策において、キーワードはとても大切です。
しかし、キーワードだけを詰め込んだとしても効果は出ません。
それは、ユーザーの役立つ情報が入っていないからです。
例えば、”脱毛サロンオススメランキング比較”などというように、キーワードを並べただけの記事では上位表示されることはありません。
検索エンジンは、記事のタイトルに対してユーザーに役立つ情報がきちんと書かれているものが上位表示されます。
中でもビックキーワードでの上位表示事例を伝えてくる場合は、要注意です。
またキーワードが羅列されただけの記事タイトルは、ペナルティを受ける原因にもなるので十分注意しましょう。
次に良質なSEO業者を選ぶポイント5選を紹介します。
・SEO会社の評判を検索する
・いろんなキーワードで自然検索してみる
・詳しくヒアリングしてくれるか確認する
・簡単な見積もりは出さない
・実際に会って雰囲気を確かめる
1つ目のポイントは、SEO会社の評判を検索してみることです。
現在はSNSや口コミによって良い情報も悪い情報もすぐに手に入れることができます。
SEO会社を選ぶにあたって、実績や事例を詳しく確認することをオススメします。
実績や事例の場合、第三者も絡んでいることから一方的な情報発信にはならないので、実際に効果があるのか確認することができます。
もし、SEO対策の実績についてわからない場合は、直接担当者に聞くと良いでしょう。
もし、実績について詳しく教えられないと言われた場合には、悪質なSEO業者である可能性が高いです。
ぜひインターネットを活用して、たくさんの評判を確認してみてください。
ただし、匿名での嫌がらせ目的と言えるような情報もなかには含まれていることもあるので、全ての情報を鵜呑みにせず参考程度に留めておくようにしましょう。
2つ目のポイントは、いろんなキーワードで自然検索してみることです。
良いSEO業者であれば、しっかりとしたノウハウを活かして複数の検索に対して、自社サイトも上位表示されているはずです。
ここで重要なのは、1つのキーワードだけで上位表示されているだけでは良質なSEO業者とは言えないということです。
なぜなら、Googleのガイドラインに違反しながら一時的に上位表示されている可能性があるからです。
なので、”SEOコンサルティング”とか”Web集客”とか”コンテンツマーケティング”といった形で複数のキーワードで自然検索してヒットするか確認してみるのが良いでしょう。
3つ目のポイントは、詳しくヒアリングしてくれるか確認することです。
悪質なSEO業者であれば、おいしい話でつってこようとします。
しかし、良いSEO業者であれば、顧客ごとの現状を把握した上で、適切な対策方法を提案してくれます。
例えば、脱毛に関するサイトでSEO対策を行いたいと相談した時に、とにかく”脱毛”に関する記事を複数作れば良いというような提案ならそれは悪質なSEO業者と考えて良いでしょう。
良いSEO業者であれば、その顧客が持つ特徴や差別化ポイントなどを洗い出してどんなメリットを提供できるのか、どのような導線にすれば良いのかまで考えて提案してくれるはずです。
SEO業者はあくまでSEOの知識を持っているだけで、そのほかの業界については詳しく知っているわけではありません。
だからこそ、しっかりとしたヒアリングを行うことで、良い提案ができるようになるわけです。
ヒアリングに関して、お医者さんをイメージしてもらうと判断しやすいかもしれません。
病院に行って、いきなり処方箋を出された場合、その薬は飲むのが怖いですし、医者を信じることができないはずです。
しっかり話を聞いてくれた上で、的確な提案をしてくれる人は信用できます。
ぜひ相手のヒアリングに関して注目してみることをオススメします。
4つ目のポイントは、良質なSEO業者は簡単な見積もりは出さないことです。
SEO対策というのは、非常に時間と手間がかかります。
なぜなら各サイトによって、SEO対策するべき方法や問題点は大きく異なるからです。
つまり、SEO対策に関する見積もりが簡単にできるということが有り得ません。
なので、もし簡単に見積もりが出せると業者が言った場合は、悪質な可能性が高いです。
5つ目のポイントは、実際に会って雰囲気を確かめることです。
実際に会えるなら、営業担当者だけではなく、技術者や責任者などにも会うことで信頼できるか判断しやすくなります。
現在は、オンラインミーティングでもすぐに顔合わせすることは容易にできます。
いくつかの会社を比較検討した上で、どこのお願いしようか決められない時には、実際に会ってみて雰囲気を確かめてみるのも良いでしょう。
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