Webメディアの種類と、運用ポイントを解説!【参考になる事例サイトも紹介します】

Webメディアの種類と、運用ポイントを解説!【参考になる事例サイトも紹介します】

Webメディアとは?

Webメディアサイトとは、インターネット上にアップされているメディアのことです。
PCやスマホ、タブレットなどの機器とインターネットを通して、情報にアクセスできます。その情報を閲覧できる媒体が、Webメディアです。
Webメディアは、ユーザー自身が興味のある情報を探し、取りに来るスタイルです。
そのため、いかに興味を惹くコンテンツを用意するかが重要になります。
##Webメディアには、どんな種類があるのか?
Webメディアは、細かく分類すると下記のようなメディアが存在します。

オウンドメディア
キュレーション(まとめ)
バイラル
一次メディア
二次メディア

それでは、それぞれの特徴についてみていきましょう。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が運営するコーポレートサイトやブログのことです。
自社保有の情報発信媒体から、ユーザーに有益な情報を提供することで、顧客満足度を向上させます。
主な、用途としては、自社製品・サービスの認知度を高めることや、会社の知名度を上げるためにWebメディアが使われています。
###キュレーション(まとめ)
キュレーションサイトとは、各ユーザーのニーズに合わせた、情報発信をしているメディアを指します。
キュレーションメディアによっては、テーマをご自身で選択することが可能です。
適切な情報を簡単に収集できるメディアとして、利用されています。
有名なメディアとしては、SmartNews・Gunosyなどが挙げられます。
また、スマホアプリで、閲覧するものが多いことが特徴です。

バイラル

まず、バイラルという単語は、「話題がウィルスのように広がる」という意味があります。
バイラルメディアとは、画像や動画などをブログ形式で、掲載するニュースサイトです。
運営メディアの拡散力が高く、文字通りウィルスのように広がる性質があります。

一次メディア

一次メディアは、主に新聞社、通信社、テレビ系などが発信源になるメディアで、編集者・ライターが担当しています。
公的な情報元から発信しているため、信頼性が高く、PVも多いことが特徴です。
特に、ニュース・時事ネタなどが発信されることが多い傾向にあります。

二次メディア

二次メディアとは、一次メディアで発信された情報を二次的に発信します。
Yahoo!ニュースなどで、お馴染みの「ポータルメディア」と呼ばれるものが代表格です。
知名度の高い二次メディアであれば、多くのアクセスと閲覧が期待できます。

Webメディアを運営したいときのポイント6選

Webメディアを運営を考えている際は、いくつかのポイントを守ることが大切です。
ここからは、運営するまえに必要な要素について、みていきましょう。

デモグラフィックの設定

興味を惹き付けるWebメディアを構築するには、ターゲットの可視化が必要です。
次は、デモグラフィックを決定しましょう。
デモグラフィックとは、「人口統計」データのことを指します。
難しい言葉に聞こえますが、小難しいマーケティングや、複雑な数値のデータを分析するわけではありません。
ターゲットを想像できるように、顧客に関する以下の5項目を埋めていきましょう。
1. 年齢
2. 性別
3. 所得
4. 職業
5. 家族構成
実際には、複数の仮説を立てることが大切で、3~5人ほど、架空の人物設定を考えてみましょう。身近な友人・知人のプロフィールを重ねてみるのも良い方法のひとつです。

サイコグラフィック

デモグラフィックを定義したあとは、サイコグラフィックの定義に移ります。
サイコグラフィックとは、「心理学変数」のことです。
もっとわかりやすく説明するなら、ターゲットの価値観・ライフスタイル・性格・趣味嗜好などの詳細になります
つまり、サイコグラフィックの設定は、「ユーザーの実像」を作ることと同義です。
その実像がみえてくれば、Webメディアにアクセスする人の姿も、ハッキリしてきます。

価値観の設定

Webメディアを運用するには、読む人の価値観を分析することも大切です。
人の価値観には、「仕事、お金、家族、人間関係、健康」の5つの価値観が存在します。
例えば、仕事を優先しているサラリーマンの場合は、下記のとおりです。
「1仕事 2人間関係 3お金 4健康 5家族」仕事が、優先になることがわかります。
一方、専業主婦の場合では、「1家族 2健康 3人間関係 4お金 5仕事」となり、家族の時間を優先するでしょう。
価値観が大切な理由はここにあり、子育てを大切にしている専業主婦に、「このWebメディアで、マーケティングを勉強しましょう!」と伝えても、意味がありません。
それよりも、暮らし関連メディアで、子育ての方法・料理の時短メニューを紹介する方が、興味を惹くことができるでしょう。
このように、価値観と提供したいものの擦り合わせが、うまくいくようにWebメディアを運営する必要があります。

コンテンツ

Webメディアを作成するためには、コンテンツ設計が欠かせません。
記事を執筆するライターや編集者、チームをまとめるディレクターなどが必要です。
また、立ち上げ段階では、Webデザイナー・エンジニアなどの人材も必要になるでしょう。
フリーランスのライターや、ディレクターに業務を委託できるサイトが多いので、コストを意識しつつWeメディアの運用ができるようにしていきましょう。

レイアウト・デザイン

Webメディア運営には、ユーザーを惹き付けるレイアウト・デザインに力を入れましょう。
なぜなら、情報が正確なものであっても、Webメディアのデザインが崩れていると、ファーストビューが悪くなり離脱率が上がるからです。
また、スマートフォン・タブレット・PCの普及に伴い、端末の画面表示に合わせた見やすいレイアウトを考えることも重要です。
どの端末を使っても、見やすいものにできれば、アクセス範囲が拡がるため、PVの上昇につながります。

アクセスを集める方法を決める

Webメディアの運営を始めても、サイトへのアクセスを確保しないと意味がありません。
そのため、SNSの運用(Twitter、Facebook)や、検索エンジン(Google)からのアクセス流入を増やす必要があります。
まず、自社のSNS発信を行うことで、フォロワーの獲得や、自社製品の認知を拡げる必要があります。
その結果、フォロワーの信頼を獲得できれば、サイトへのアクセス増加および、商品の購入にもつなげられるでしょう。
検索エンジンのアクセスを獲得するには、SEOを意識したコンテンツ作りが必要です。
自身が運営しているメディアのユーザーは、どのような情報を求めて、サイトにたどり着くのか分析していきましょう。その結果、SEOがうまくいけば、情報への興味度が高いユーザーのアクセスが期待できます。
このように、アクセスを集める方法を検証することは、Webメディア運営のうえで、非常に重要な要素になるので必須条件です。

参考にするべきWebメディアの事例10選

webメディアを立ち上げる前に、ご自身が作りたいメディアの模範を探すことも重要です。
参考になるサイトのデザインや、記事内容を勉強して、Webメディアに活かしましょう。
最後に、ジャンルごとに参考になるサイトをまとめました。

IT・ビジネス系Webメディア

はじめに紹介するのが、IT・ビジネスのWebメディアです。
Webメディアとの関連性も高いことから、サイト運営で必要なコンテンツになります。
コンテンツ作りや、SEO、ライティングなど、コンテンツに必要な情報が網羅されている参考になるメディアばかりです。

Web担当者Forum

Webマーケティングに関連した情報を中心に発信しているメディアです。
業界で、有名なマーケターのコンテンツが用意されているので、同じ目的のユーザーが
チェックしています。
業界人にとって、Webメディアのテキストといっても、過言ではないでしょう。

ferret(フェレット)

ferret(フェレット)は、業界内でかなり有名なWebメディアになります。
SEO・SNS・メディア運用など、Webメディアの運用に関する情報が網羅されています。
それ以外にも、実践的な内容や、実務に有益なものを用意しているため、Webメディア運用に欠かせません。

バズ部

3つめの、コンテンツマーケティングに関して、有名なWebメディアがバズ部です。
コンテンツマーケティング、SEOについてのコンテンツが充実しています。
また、サイト運営の主流であるWordPressを活用したメディア設計・運営を、わかりやすく学ぶことが可能です。
コンテンツ作りに関して、ハイレベルなノウハウを学べるので、おすすめしたいWebメデアになります。

ファッション系Webメディア

ファッションは、アクセス層の幅が広く、メディアの数が豊富です。
文章の、表現よりも画像での視覚的要素が強く、独特なレイアウトが多いことが特徴です。
ファッション系メディアを作るなら、デザイン傾向やトレンドもチェックしましょう。

FASHION PRESS(ファッションプレス)

FASHION PRESS(ファッションプレス)では、新作アイテム・ブランドの情報や、店舗情報などをチェックできます。
デザインや、ストリートスナップもチェックできたりと、ファッション好きが求めている情報を網羅しているサイトです。

fashionsnap.com(ファッションスナップドットコム)

FASHION PRESS(ファッションプレス)と並んで知名度の高いWebメディアが、fashionsnap.com(ファッションスナップドットコム)になります。
最新アイテムなどに関する情報が、充実しておりfashionsnap.comで、最新トレンドをチェックするユーザーは少なくありません。

HYPEBEAST(ハイプビースト)

ファッション関連の情報を中心に、発信しているメディアです。
主に、ストレートカルチャーの要素を取り入れることで、多くのユーザーを獲得することに成功しました。

また、通販サイトとも連携しているため、ファッションアイテムをサイト内で販売したいという人は、内部リンクの設置含めて参考になるでしょう。

暮らし系のWebメディア

暮らし系のメディアは、生活に関する多様な情報を検索できます。
生活を向上させる情報を配信して、ユーザーとの距離を近付けることで、関連商品の購入につなげる導線も作られています。

mybest(マイベスト)

mybest(マイベスト)は、生活雑貨が中心のWebメディアです。
商品を選ぶポイントと、比較を行うことで、ユーザーにマッチした製品を紹介しています。
そのなかでも、検証・レビュー記事の質がよく、しっかりと検証して意見を述べています。
商品が気になるユーザーのニーズを、しっかり捉えているサイトです。

ソファの世界

主に、国産ソファを生産している専門店のWebメディアになります。
名前のとおりで、ソファに関するコンテンツで、生活に関する情報・職人インタビューなども閲覧可能です。
また、暮らしに合ったソファの選び方、お手入れ法など、ソファに関する悩みを解消できます。

インテリア系のメディア

インテリアの活用法について、解説しているWebメディアになります。
ファッションと同様で、テキストよりも、画像がメインのサイト構成です。
インテリアを通した、世界観がうまく伝えられているので参考になります。

北欧、暮らしの道具店

インテリア系のWebメディアとしての役割と、ビジネスにおけるWebメディアの活用方法も紹介しています。
北欧インテリアが好きなユーザーが楽しめるような、オウンドメディア的な立ち位置のコンテンツで、役立つ情報が満載です。
コンテンツ内容も、良いのですが、ECサイトを立ち上げる際にも参考になるWebメディアともいえます。

MONOCO(モノコ)

厳選したインテリアアイテムから、雑貨まで紹介している「お買い物に、ストーリーを。」をテーマにしたWebメディアです。
アイテム紹介のコンテンツに対する熱量とストーリー性が高く、あまり認知されていないブランドでも、ついっ欲しくなるような作りです。
また、メディアの制作には海外の方も、多く参加しているため国外のおすすめの雑貨やインテリアの文化にも、触れられます。
このように、Webメディアにはさまざまなジャンルが存在しています。
ある程度、興味の深いジャンルのWebメディアを一通り勉強してみるとよいでしょう。

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

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