障害を持ちながら働いていた方が離職した際、生活の支えとなるのが失業保険(雇用保険)です。「障害者は失業保険がすぐもらえる」という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、障害者は「就職困難者」として認定されることで、一般の離職者よりも手厚い支援を受けられる制度が整っています。しかし、具体的にどのような条件でいつから受給できるのか、どれくらいの金額がもらえるのかを正確に理解している方は少ないかもしれません。

本記事では、障害者が失業保険を受給する際の条件、受給開始時期、金額の計算方法、そして具体的な手続きステップまで、わかりやすく解説していきます。これから失業保険の申請を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【まずはチェック!!】求人数の多い大手転職サービスが人気!おすすめの求人数比較表!

大手転職サービスの取り扱い求人件数を独自調査。転職サービスの専任担当者が最新の取り扱い求人情報を確認し、求人数比較表にまとめています。転職活動にあたってはエージェントやサイトを積極的に活用しましょう。まずは一通りサービスを体験してみて自分にあったサービスを見つけることをおすすめします。比較表はこちら。

右にスクロールできます

おすすめ リクルートエージェント マイナビ転職AGENT doda リクナビNEXT パソナキャリア ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト マイナビ転職 エン転職 JACリクルートメント type
特色 全年代・全業界 全業界 全年代・全業界 全年代・全業界 ハイクラス・女性向け ハイクラス全年代・業界 ハイクラス・全年代 全年代・全業界 全年代・全業界 ハイクラス 全業界・首都圏
求人数 約75万件 非公開 271,666件 1,490,000件以上 50,463件 183,793件 580,294件 非公開 92,838件 36,661件 2,656件
求人の豊富さ
ポイント 非公開求人も多数 地方の求人も充実 エージェント・サイト両方の利用が可能 企業からのオファーあり オファーも受けられる 2種類のスカウトあり 登録するとスカウトが多数届く スカウトサービスあり 利用者の満足度が高い コンサルタントのサポートが手厚い とくにエンジニア、20代、女性の求人に強み

2026年3月23日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数

Contents

障害者の失業保険(雇用保険)の基礎知識

まずは失業保険の基本的な仕組みから理解していきましょう。

雇用保険の基本的な仕組みとは

雇用保険とは
労働者が失業した際に生活の安定を図り、再就職を支援するための社会保険制度です。雇用保険から支給される失業給付は「基本手当」と呼ばれ、離職前の賃金をもとに計算された金額が一定期間支給される仕組みです。この制度により、求職活動中の生活費を確保しながら、自分に合った仕事を探すことができます。

雇用保険は正社員だけでなく、一定の条件を満たすパートやアルバイト、契約社員なども加入対象となっています。週の所定労働時間が20時間以上で、31日以上の雇用見込みがある場合は、原則として雇用保険に加入することになります。

障害者が失業保険を受給できる条件

障害者が失業保険を受給するための基本的な条件は、一般の離職者と同様です。主な条件は以下の通りです。

第一に、離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上あることが必要です。ただし、倒産や解雇など会社都合による離職の場合は、離職日以前の1年間に被保険者期間が通算6か月以上あれば受給資格が得られます。

第二に、失業の状態にあることが求められます。具体的には、就職する意思と能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない状態を指します。単に仕事を辞めただけでなく、積極的に求職活動を行っていることが条件となります。

第三に、ハローワークに求職の申込みを行い、求職活動を継続していることが必要です。失業保険は「就職する意思がある人」を支援する制度であるため、求職活動の実績を定期的に報告する必要があります。

障害の有無にかかわらず、これらの基本条件を満たすことで失業保険の受給資格が得られます。

障害者の失業保険は「すぐもらえる」のか?

多くの方が気になるのが、「障害者は失業保険がすぐもらえるのか」という点です。ここでは受給開始時期について詳しく見ていきましょう。

一般の離職者と障害者の受給開始時期の違い

結論から言うと、障害者だからといって失業保険の受給開始時期が早まるわけではありません。受給開始時期は、離職理由によって決まります。

一般の離職者と障害者の大きな違いは、受給開始時期ではなく、「給付日数の長さ」「給付制限の有無」にあります。

自己都合で退職した一般の離職者の場合、待機期間7日間に加えて、原則2か月間の給付制限期間があります。つまり、ハローワークで求職申込みをしてから実際に給付金を受け取るまでに約2か月以上かかることになります。

一方、障害者が障害を理由として退職した場合、この給付制限期間が適用されないケースがあります。これが「障害者は失業保険がすぐもらえる」と言われる理由です。

ただし、すべての障害者が給付制限なしで受給できるわけではなく、離職理由状況によって判断されます。

待機期間7日間は誰でも必要

失業保険を受給する際、離職理由や障害の有無に関係なく、すべての受給者に共通して「待機期間7日間」が設けられています

この待機期間とは、ハローワークで求職申込みをした日から7日間のことを指します。この期間は、本当に失業状態にあるかどうかを確認するための期間であり、この7日間については失業保険は支給されません

待機期間中は、少しでも就労したり収入を得たりすると、その日数分だけ待機期間が延長されてしまいます

例えば、待機期間中に1日アルバイトをすると、待機期間は8日間に延びることになります。

自己都合退職でも給付制限がないケースとは

通常、自己都合で退職した場合は、待機期間7日間に加えて2か月間の給付制限期間が設けられます。しかし、障害者の場合、特定の理由による退職であれば、この給付制限が免除されることがあります。

給付制限が免除される主なケースは以下の通りです。

まず、障害の悪化により業務の継続が困難になった場合です。医師の診断書などにより、障害の状態が悪化し、現在の仕事を続けることが健康上困難であると認められる場合は、給付制限の対象外となります。

次に、職場環境が障害特性に配慮されておらず、合理的配慮が得られなかった場合です。障害者雇用促進法では、事業主に対して合理的配慮の提供を義務付けていますが、これが適切に行われず、就労継続が困難になった場合も給付制限の対象外となる可能性があります。

また、通勤が身体的・精神的に困難になった場合や、医師から転職を勧められた場合なども、給付制限が免除される可能性があります。

これらのケースに該当するかどうかは、ハローワークの窓口で個別に判断されます。離職票の離職理由欄の記載内容や、医師の診断書、障害者手帳などの資料をもとに総合的に判断されるため、該当する可能性がある場合は、必要な書類を準備してハローワークに相談することが重要です。

会社都合退職の場合の受給開始タイミング

会社都合による退職の場合は、障害の有無にかかわらず、待機期間7日間が経過すれば給付制限なく失業保険を受給できます

会社都合退職とは、倒産や解雇、雇い止めなど、労働者の意思によらない理由で離職を余儀なくされた場合を指します。このような場合、離職者に責任がないため、給付制限期間は設けられません

具体的には
ハローワークで求職申込みをした日から7日間の待機期間を経て、その後に開催される雇用保険受給説明会に参加し、最初の失業認定日(通常は求職申込みから約4週間後)を迎えれば、その数日後には最初の給付金が振り込まれます。

つまり、会社都合退職の場合は、求職申込みから約1か月程度で最初の給付金を受け取ることができます

障害を理由とした退職は給付制限の対象外

前述の通り、障害を理由とした退職の場合、自己都合退職であっても給付制限の対象外となる可能性が高いです。

具体的には、障害の悪化や障害に起因する健康問題により、現在の職務を継続することが困難になった場合、ハローワークで「正当な理由のある自己都合退職」として認定されることがあります。

この認定を受けるためには、離職票の離職理由が適切に記載されていることが重要です。

Point!
離職票には、事業主が記入する離職理由欄と、離職者本人が異議を申し立てることができる欄があります。
もし、離職票の離職理由が「一身上の都合」となっていても、実際には障害を理由とした退職であれば、ハローワークの窓口で事情を説明し、医師の診断書や障害者手帳を提示することで、正当な理由のある自己都合退職として認められる可能性があります。
認定されれば、待機期間7日間の後、給付制限なく失業保険を受給することができます。これが「障害者は失業保険がすぐもらえる」と言われる最も大きな理由です。

ただし、すべてのケースで認められるわけではないため、離職前や離職直後にハローワークに相談し、必要な書類や手続きについて確認しておくことをおすすめします。

障害者が受給できる失業保険の日数

障害者が就職困難者として認定された場合、受給できる日数が大幅に延びるという大きなメリットがあります。

年齢別・雇用保険加入期間別の給付日数一覧

就職困難者として認定された障害者の給付日数は、年齢雇用保険の加入期間によって決まります。

雇用保険の被保険者期間が1年未満の場合は、年齢に関係なく150日間の給付となります。

被保険者期間が1年以上5年未満の場合、45歳未満であれば300日間45歳以上であれば360日間の給付を受けられます。

就職困難者の場合、被保険者期間が1年以上あれば、年齢に応じて300日または360日という長期間の給付を受けることができます

失業保険でもらえる金額の計算方法

失業保険でもらえる金額がいくらになるのか、具体的な計算方法を見ていきましょう。

基本手当日額とは何か

失業保険で支給される金額は「基本手当日額」と呼ばれ、これが1日あたりの給付額となります。

基本手当日額は、離職前の賃金をもとに計算されます。「賃金日額」に、一定の「給付率」を掛けることで算出されます。

この基本手当日額に、認定された給付日数を掛けた金額が、受給できる失業保険の総額となります。

賃金日額の算出方法

賃金日額は、基本手当日額を計算するための基礎となる金額です。

賃金日額の計算方法は、離職前6か月間に支払われた賃金の総額を180で割ることで求められます。

ここでいう「賃金」には、基本給だけでなく、各種手当や賞与も含まれます。ただし、臨時に支払われた賃金や3か月を超える期間ごとに支払われる賞与は含まれません

たとえば
離職前6か月間の賃金総額が180万円だった場合、賃金日額は180万円÷180日=1万円となります。

賃金日額にも上限額があり、年齢区分によって異なります。

たとえば
29歳以下の場合、令和7年8月時点での上限額は1万4510円です。30歳以上45歳未満の場合は1万6110円が上限となります。

給付率の決まり方(50%〜80%)

基本手当日額は、賃金日額に給付率を掛けて計算されますが、この給付率は賃金日額に応じて50%から80%の範囲で変動します

給付率の基本的な考え方は、賃金が低かった方ほど高い給付率が適用され、賃金が高かった方ほど低い給付率が適用されるという仕組みです。これは、低所得者の生活保障を手厚くするための配慮です。

給付率の計算は複雑なため、ハローワークで自動的に計算されます。離職票を持参すれば、窓口で基本手当日額を教えてもらえますので、わざわざ自分で計算する必要はありません。

受給額の上限と下限

基本手当日額には、年齢区分に応じた上限額と下限額が設定されています。

令和7年8月時点での上限額は、

  • 30歳未満の場合は7255円
  • 30歳以上45歳未満は8055円
  • 45歳以上60歳未満は8870円
  • 60歳以上65歳未満は7623円

となっています。

下限額は、年齢に関係なく2411円です。

これらの金額は毎年8月に改定されるため、実際に受給する際には最新の金額を確認する必要があります。

失業保険を受給するための資格要件

失業保険を受給するためには、いくつかの資格要件を満たす必要があります。

離職前の雇用保険加入期間

失業保険を受給するための最も基本的な要件は、離職前に一定期間、雇用保険に加入していたことです。

原則として、離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上あることが必要です。ただし、特定受給資格者(会社都合退職者)や特定理由離職者の場合は、離職日以前の1年間に被保険者期間が通算6か月以上あれば受給資格が得られます。

障害を理由とした退職の場合、特定理由離職者として認定される可能性があり、その場合は6か月以上の被保険者期間で受給資格が得られます。

「就職の意思」と「就職能力」の証明

失業保険は、就職する意思と能力がある方を支援する制度です。そのため、単に仕事を辞めただけでは受給できず、積極的に就職活動を行っていることが求められます。

「就職の意思」とは、すぐにでも働きたいという気持ちがあることを指します。しばらく休養したい、旅行に行きたいといった理由で求職活動をしていない場合は、就職の意思がないと判断され、失業保険を受給できません

「就職能力」とは、心身ともに働ける状態にあることを指します。病気やケガで働けない状態の場合は、就職能力がないと判断されます。ただし、この場合は受給期間の延長申請ができる場合があります。

障害のある方の場合、障害があっても働く意思と能力があれば失業保険を受給できます。完全に働けない状態でなければ、障害に配慮された職場で働くことを前提に受給資格が認められます。

求職活動を行っていることの条件

失業保険を受給し続けるためには、定期的に求職活動を行い、その実績をハローワークに報告する必要があります。

原則として、4週間に1度の失業認定日までに、2回以上の求職活動実績が必要です。

初回の認定日については、雇用保険受給説明会への参加が1回分の実績としてカウントされるため、追加で1回の求職活動を行えば条件を満たします。

求職活動として認められるのは、

  • ハローワークでの職業相談や職業紹介
  • 求人への応募
  • 民間の職業紹介事業者での相談や紹介
  • 各種セミナーや講習会への参加

などです。

Point!
転職エージェントで応募や相談をしていれば求職活動となります。障害者特化型の転職エージェントとしてはdodaチャレンジ」「atGP」「障害者雇用バンク」などがあり、1人ひとりに合わせたサポートを提供しています。

インターネットでの求人検索や求人情報誌の閲覧だけでは、求職活動実績として認められませんので注意が必要です。

障害のある方の場合、

  • 障害者就業・生活支援センターでの相談
  • 、障害者向けの就職説明会への参加

なども求職活動実績として認められます。

求職活動を行わなかった場合、その期間の失業保険は支給されません。受給を継続するためには、確実に求職活動を行い、実績を作ることが重要です。

障害者手帳の有無と受給資格の関係

障害者手帳の有無は、失業保険の受給資格そのものには影響しません。手帳がなくても、基本的な受給条件を満たせば失業保険を受給できます。

ただし、就職困難者として認定され、長期間の給付を受けるためには、障害者手帳の提示が最も確実な方法です。

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳

のいずれかを持っていれば、ハローワークでの手続き時に提示することで、就職困難者として認定されやすくなります。

障害者手帳を持っていない場合でも、医師の診断書などにより障害があることが証明できれば、ハローワークの判断で就職困難者として認定される可能性があります。

また、手帳を申請中の場合は、申請中であることを伝えれば、暫定的に就職困難者として扱われることもあります。手帳が交付された時点で、正式に就職困難者としての給付日数が適用されます。

障害者手帳を持っている方は、失業保険の手続きをする際に必ず持参し、就職困難者の認定を受けるようにしましょう。

失業保険の申請に必要な書類

失業保険の申請には、いくつかの書類が必要です。事前に準備しておくとスムーズに手続きができます。

必要書類は以下の通りです。

まず、雇用保険被保険者離職票(1・2)が必要です。これは退職した会社から郵送されてくる書類で、雇用保険の加入期間や離職理由、離職前の賃金などが記載されています。通常、退職後10日前後で届きますが、届かない場合は会社に問い合わせましょう。

次に、個人番号確認書類として、

  • マイナンバーカード
  • 通知カード
  • 個人番号が記載された住民票

のいずれかが必要です。

身分証明書として、

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 官公署が発行した写真付きの資格証明書

などが必要です。

障害者手帳も身分証明書として使用できますし、就職困難者の認定にも使えるため、持っている方は必ず持参しましょう。

写真2枚(縦3センチメートル×横2.5センチメートル)も必要です。最近3か月以内に撮影した正面上半身のもので、マイナンバーカードや運転免許証の写真と同じサイズです。

本人名義の預金通帳またはキャッシュカードも必要です。失業保険の給付金は、指定した金融機関の口座に振り込まれます。インターネット専業銀行など、一部利用できない金融機関もあるため、事前に確認しましょう。

印鑑については、自治体やハローワークによって不要な場合もありますが、念のため持参すると安心です。

これらの書類を揃えて、最寄りのハローワークで手続きを行います。書類に不備があると手続きが遅れてしまうため、事前にしっかり確認しておきましょう。

失業保険受給の具体的な手続きステップ

失業保険を受給するための具体的な手続きステップを、順を追って説明します。

ステップ1:離職票の受け取りと内容確認

退職後、まずは会社から離職票が送られてくるのを待ちます。通常、退職後10日から2週間程度で自宅に郵送されます。

離職票が届いたら、記載内容を必ず確認しましょう。特に重要なのは、離職理由の記載です。

離職理由が実際の退職理由と異なる場合は、ハローワークで訂正を申し出ることができます

たとえば
障害の悪化により退職したにもかかわらず「自己都合」とだけ記載されている場合、給付制限の有無に影響するため、正確な理由を伝えることが重要です。

また、賃金額雇用保険の加入期間についても確認し、間違いがあれば早めに会社に連絡しましょう。

離職票が届かない場合は、会社に問い合わせます。それでも対応してもらえない場合は、ハローワークに相談すれば、ハローワークから会社に連絡してもらうことができます

ステップ2:ハローワークでの求職申込み

離職票が手元に届いたら、できるだけ早くハローワークに行き、求職申込みの手続きを行いましょう。この求職申込みをした日が、失業保険の受給手続きの起点となります。

ハローワークでは、まず求職申込書に記入します

  • 希望する職種
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 賃金などの就職希望条件

を記入します。障害のある方は、障害に配慮が必要な事項についても記入しましょう。

求職申込書の提出後、窓口で離職票や必要書類を提出し、失業保険の受給資格の確認を受けます。このとき、障害者手帳を持っている方は必ず提示し、就職困難者としての認定を受けましょう

窓口では、失業保険の制度説明や、今後の手続きの流れについて説明を受けます。不明な点があれば、この時点で質問しておくことが大切です。

手続きが完了すると、雇用保険受給資格者のしおりと、雇用保険受給説明会の日時が記載された書類を受け取ります。

この求職申込みをした日から7日間が待機期間となり、この期間は失業保険は支給されません

ステップ3:受給資格決定と待機期間

求職申込みをした日から7日間は、「待機期間」と呼ばれる期間です。

この期間は、本当に失業状態にあるかどうかを確認するための期間で、すべての受給者に共通して設けられています。待機期間中は、失業保険は一切支給されません

待機期間中に注意すべき点は、一切働いてはいけないということです。1日でもアルバイトや日雇いの仕事をすると、その日数分だけ待機期間が延長されてしまいます

また、待機期間中でも求職活動は行って構いません。むしろ、積極的に求職活動を始めることが推奨されます。

待機期間が満了すると、次に給付制限期間の有無が判定されます

会社都合退職や、障害を理由とした正当な理由のある自己都合退職の場合は、給付制限期間なく給付が開始されます。一方、正当な理由のない自己都合退職の場合は、待機期間満了後さらに2か月間の給付制限期間が設けられます。

待機期間は、失業保険受給の最初のステップとして、確実に経過する必要がある重要な期間です。

ステップ4:雇用保険受給説明会への出席

求職申込みから1〜3週間後に、雇用保険受給説明会が開催されます。所要時間は2時間程度です。この説明会への出席は必須であり、欠席すると失業保険を受給できなくなる可能性があります。

説明会に出席すると、雇用保険受給資格者証失業認定申告書を受け取ります。雇用保険受給資格者証には、

  • 受給資格
  • 給付日数
  • 基本手当日額

などが記載されており、失業保険受給の証明書となる重要な書類です。

また、最初の失業認定日がいつになるかも、この説明会で知らされます。通常、説明会から2〜3週間後が最初の失業認定日となります

説明会への出席は、1回分の求職活動実績としてカウントされるため、初回の失業認定日までに追加で1回の求職活動を行えば、認定を受けることができます。

ステップ5:失業認定日の設定

雇用保険受給説明会で、最初の失業認定日が設定されます。失業認定日とは、ハローワークで失業状態にあることを確認してもらう日のことです。

失業認定日は、原則として4週間に1度設定されます

この認定日にハローワークを訪れ、失業認定申告書を提出して、失業状態であることと求職活動を行っていることを申告します。

失業認定日は、基本的に変更できません。どうしても都合が悪い場合は、事前にハローワークに相談すれば、やむを得ない理由に限り変更が認められることもあります。

認定が完了すると、通常3〜5営業日後に、指定した金融機関の口座に失業保険が振り込まれます

ステップ6:求職活動実績の作成

失業保険を受給し続けるためには、定期的に求職活動を行い、その実績を作ることが必要です。

原則として、失業認定日までの4週間の間に、2回以上の求職活動実績が必要です。

Point!
初回の認定については、受給説明会への出席が1回分としてカウントされるため、追加で1回の求職活動を行えば条件を満たします。

求職活動として認められるのは、以下のような活動です。

  • ハローワークでの職業相談や職業紹介
  • 求人への応募(書類選考、面接を含む)
  • 民間の職業紹介事業者での職業相談や職業紹介
  • 公的機関や民間企業が実施する就職セミナーや職業訓練への参加
  • 再就職に資する各種国家試験や検定の受験

などです。

障害があり就職困難者に認定されていれば、期間中1回の求職活動でよいとされています。

ステップ7:失業認定と給付金の振込

失業認定日にハローワークを訪れ、失業認定申告書と雇用保険受給資格者証を提出します

具体的には
窓口では、求職活動の実績を確認し、失業状態が継続しているかどうかを確認されます。働いた日や収入があった場合は、正直に申告する必要があります。

認定が完了すると、認定された日数分の失業保険が支給されます。通常、認定日から3〜5営業日後に指定した金融機関の口座に振り込まれます。

失業認定を受けた後、次の失業認定日が設定されます。通常は4週間後となり、この日までに再び2回以上の求職活動実績を作る必要があります。

このサイクルを、給付日数が残っている限り、または就職が決まるまで繰り返すことになります。

就職が決まった場合は、その旨をハローワークに報告します

給付日数が一定以上残っている場合は、再就職手当などの一時金が支給される場合があります。

みんなが使っている転職サービス上位5選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】

実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位5サービスは以下です。

  • 1位|リクルートエージェント(821人)
  • 2位|doda(564人)
  • 3位|リクナビNEXT(389人)
  • 4位|マイナビ転職AGENT(312人)
  • 5位|ビズリーチ(288人)

転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日

1位|リクルートエージェント(利用回答数:821人) 圧倒的な求人数

「リクルートエージェント」は、求人数、安定したサービス品質で、まずは登録が必須のエージェントです。

まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。求人やサービスの質・量ともにトップクラスで転職エージェントとしては定番・王道のサービスです。

営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバー。総合型ながら条件ごとに特化したページもあり、使いやすいのも人気の理由です。

リクルートエージェントのおすすめポイント
求人数が圧倒的に多い
業界に精通したアドバイザーが在籍
条件ごとに特化したページがあり使いやすい

基本データ

リクルートエージェント
求人数 公開求人数:75万件以上 ※2025年12月2日時点
非公開求人数:35万件以上 ※2025年3月31日時点
提供サービス エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供
拠点 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡
URL https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントに登録する

リクルートエージェントの口コミ・評判を読む

2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能

「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。

dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。

また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。

dodaのおすすめポイント
非公開求人も好条件多数
転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応

基本データ

doda
求人数 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在)
提供サービス スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断
拠点 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島
URL https://doda.jp/consultant/

dodaに登録する

dodaの口コミ・評判を読む

3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ

「リクナビNEXT」は大定番の転職サイトで、サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。

エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。

ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。

そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。

リクナビNEXTのおすすめポイント
サイトが見やすく使いやすい
狭義の転職サイトでは最大級の求人数
多くの人が利用している定番の転職サイト

基本データ

リクナビNEXT
求人数 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在)
提供サービス オファー、気になるリスト、グッドポイント診断
URL https://next.rikunabi.com/

リクナビNEXTに登録する

リクナビNEXTの口コミ・評判を読む

4位|マイナビ転職AGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い

「マイナビ転職AGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。

とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。

履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。

マイナビ転職AGENTのおすすめポイント
20代・30代の求人が多い
地方の求人も充実
履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心

基本データ

マイナビ転職AGENT
公開求人数 非公開
提供サービス エージェントサービス
拠点 拠点情報はこちらをご確認ください
URL https://mynavi-agent.jp/

マイナビ転職AGENTに登録する

マイナビ転職AGENTの口コミ・評判を読む

5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる

「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます

最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。

もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。

基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。

ビズリーチのおすすめポイント
ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
有料プランなら制限なく求人に応募できる

基本データ

ビズリーチ
求人数 公開求人138,081件(2024年10月22日現在)
提供サービス スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ)
拠点 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島
URL https://www.bizreach.jp/

ビズリーチに登録する

ビズリーチの口コミ・評判を読む

2026年最新!イチ押しの転職エージェント5選

ここでは、2026年最新のおすすめ転職エージェント5社を厳選してご紹介します。

それぞれの強みや特徴を比較しながら、自分に合ったサービスを見つけ、理想のキャリアへの一歩を踏み出しましょう。

  • CAREER-X(キャリア・エックス)
  • マイナビクリエイター
  • LIG Agent
  • Tech-Go(テックゴー)
  • エンジニアファクトリー

CAREER-X(キャリア・エックス) 納得のいくキャリアづくりをサポート

「CAREER-X(キャリア・エックス)」は、20代、30代のハイクラス転職に特化した転職エージェントです。

最大の特徴は、納得のいくキャリアを歩むために目の前の転職活動に留まらず、その先のキャリアに伴走すること。キャリアコーチング実績は5,000人以上で、その経験で培ったノウハウをもとに求職者の強みや将来像に合った最適な選択肢をご提案します。

寄り添った面談で強みや挑戦したいことを引き出し、求職者の経験や希望にマッチした求人をご紹介。また、20代で年収700万や30代で経営幹部ポジションなど、ハイクラスの求人や非公開求人も多数保有しています。

また、書類作成と添削、面接対策を内定・入社まで徹底サポート。転職後もフォロー/振り返りを行っており、長期に渡ってキャリアづくりを支援してくれる強い味方です。

CAREER-X(キャリア・エックス)のおすすめポイント
ハイクラスの求人や非公開求人も多数保有
キャリアコーチング実績は5,000人以上
長期に渡ってキャリアづくりを支援

基本データ

CAREER-X(キャリア・エックス)
求人数 非公開
提供サービス 職務経歴書の作成と添削、面接対策、入社後フォロー
拠点 大阪・福岡
URL https://career-x.co.jp/

CAREER-X(キャリア・エックス)に登録する

マイナビクリエイター 専任のキャリアアドバイザーが直接サポート

「マイナビクリエイター」は、Web・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが個別カウンセリングを行い、求職者のスキルや経験、希望、適性に合った求人をご紹介します。

また、Web・ゲーム・IT業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しているのが強みの一つ。企業が求めるクオリティを把握しながら、正確なポートフォリオの作成を徹底サポートします。

さらに、書類添削や面接対策、企業とのやり取り代行も無料で行い、効率よく転職活動ができるよう支援。アドバイザーとのキャリアカウンセリング時間も十分にとれるよう心掛けており、求職者と真摯に向き合う対応力が魅力といえるでしょう。

マイナビクリエイターのおすすめポイント
Web・ゲーム・IT業界出身のキャリアアドバイザーが在籍
正確なポートフォリオの作成を徹底サポート
書類添削や面接対策、企業とのやり取り代行も無料で行う

基本データ

マイナビクリエイター
求人数 非公開
提供サービス 求人紹介、書類添削、面接日程の調整、面接対策、入社日の調整、条件面の交渉、入社日までのフォロー
拠点 要確認
URL https://mynavi-creator.jp

マイナビクリエイターに登録する

マイナビクリエイターの口コミ・評判を読む

LIG Agent 活躍の幅を広げる多種多様な求人多数

「LIG Agent」は、クリエイティブ業界で20年の実績を持つ「LIG」が運営するクリエイターのための転職エージェントです。クリエイティブ業界に特化しているからこそ、豊富な知識や最新トレンド、実践的な情報などを惜しみなく提供。

非公開求人を含む多様な業界・職種のクリエイティブ・IT分野の求人を多数保有!求職者の経験やスキル、キャリアステージ、希望の働き方に合った求人をご紹介します。

また、年間1,000名以上のキャリアサポート実績あり。ポートフォリオや職務経歴書の添削、面接対策から入社後のフォローまで一貫して転職活動を徹底的に支援します。

さらに、今後のキャリア設計も一緒に検討してご提案します。クリエイターがスキルと経験を最大限に活かし、理想のキャリアを築ける心強い味方になってくれるはずです。

LIG Agentのおすすめポイント
非公開求人を含む多様な業界・職種の求人を多数保有
年間1,000名以上のキャリアサポート実績あり
添削、面接対策から入社後のフォローまで一貫してサポート

基本データ

LIG Agent
求人数 678件(2026年2月17日現在)
提供サービス キャリア相談、求人紹介、面接対応、書類・ポートフォリオ添削、業界トレンド共有、イベント・セミナー実施
拠点 東京・広島・セブ・ベトナム
URL https://re-new.liginc.co.jp/

LIG Agentに登録する

Tech-Go(テックゴー) エンジニア経験を活かしキャリアアップを実現

「Tech-Go(テックゴー)」は、ITエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。

ITエンジニア向けの求人を10,000件以上保有。取り扱っている求人は幅広く、「Tech-Go(テックゴー)」だけの独占選考ルートや面接確約求人など、他にはない求人が多数揃っています。

また、現場を知り尽くしたエンジニア業界出身のアドバイザーが在籍しており、選考通過率をアップする書類添削や独自の面接対策など、転職活動を徹底サポートします。

さらに、年収アップを実現する交渉力も強みの一つ。エンジニアとしてキャリアアップを実現し、年収アップを目指している方におすすめの転職エージェントといえます。

Tech-Go(テックゴー)のおすすめポイント
ITエンジニア向けの求人を10,000件以上保有
現場を知り尽くしたエンジニア業界出身のアドバイザーが在籍
年収アップを実現する交渉力も強み

基本データ

Tech-Go(テックゴー)
求人数 非公開
提供サービス 求人紹介、キャリア相談、書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉
拠点 東京
URL https://tech-go.jp/

Tech-Go(テックゴー)に登録する

エンジニアファクトリー フリーランスエンジニアの強い味方!

「エンジニアファクトリー」は、18年以上の実績を誇るIT専門フリーランスの転職エージェントです。10,000件以上の求人を保有。会員登録をすれば非公開案件も見ることができ、あなたの経験やスキル、希望にぴったりな求人を見つけることが可能です。

また、年収と再受注率が業界トップクラス!確かな実績があるからこそ、フリーランスとして働いても安心感を得られます。もちろん正社員も対応可能なため、フリーエンジニアとして働いてきた方を、円滑に転職路線に切り替えることができます。

さらに、フリーランス向け福利厚生サービスを設けており、万が一のリスクに備えたサポートが充実している点も魅力の一つです。

エンジニアファクトリーのおすすめポイント
会員登録をすれば非公開求人を見ることができる
年収と再受注率が業界トップクラス
フリーランス向け福利厚生サービスが充実している

基本データ

エンジニアファクトリー
求人数 12,450件(2026年2月17日現在)
提供サービス 案件紹介、企業面談、企業との契約
拠点 東京・大阪
URL https://www.engineer-factory.com/

エンジニアファクトリーに登録する

まとめ:障害者の失業保険受給をスムーズに進めるために

本記事では、

  • 障害者が失業保険を受給する際の条件
  • 受給開始時期
  • 金額の計算方法
  • 具体的な手続き

について詳しく解説してきました。

障害者は「就職困難者」として認定されることで、一般の離職者よりも長い期間、失業保険を受給できるという大きなメリットがあります。最長で360日間約1年間にわたって給付を受けられるため、焦らずに自分に合った職場を探すことができます

「すぐもらえる」かどうかについては、離職理由によって異なります。障害を理由とした退職の場合、自己都合退職であっても給付制限が免除される可能性が高く、待機期間7日間の後、約1か月で最初の給付を受けられます。会社都合退職の場合も同様です。

手続きや制度について不明な点がある場合は、ハローワークの窓口で遠慮なく相談しましょう。障害者専門窓口や就職支援サービスも積極的に活用し、自分に合った方法で就職活動を進めていくことをおすすめします。

【チェック!】求人数が豊富な大手転職サービス比較表!