転職して海外で働きたいと考えたとき、現地の転職事情や生活習慣などがわからないと不安になるものではないでしょうか。そのようなときサポートしてくれる存在が転職エージェントです。

この記事では、海外への転職でおすすめの転職エージェントを総合型と条件別に紹介します。そのほか利用のポイントなども解説していきます。海外への転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

【まずはチェック!!】求人数の多い大手転職サービスが人気!おすすめの求人数比較表!

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おすすめ リクルートエージェント doda マイナビAGENT リクナビNEXT パソナキャリア ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト マイナビ転職 エン転職 JACリクルートメント type
特色 全年代・全業界 全年代・全業界 全業界 全年代・全業界 ハイクラス・女性向け ハイクラス全年代・業界 ハイクラス・全年代 全年代・全業界 全年代・全業界 ハイクラス 全業界・首都圏
求人数 749,962件 259,701件 非公開 1,289,000件以上 49,928件 188,333件 560,415件 非公開 106,933件 24,706件 2,635件
求人の豊富さ
ポイント 非公開求人も多数 エージェント・サイト両方の利用が可能 地方の求人も充実 企業からのオファーあり オファーも受けられる 2種類のスカウトあり 登録するとスカウトが多数届く スカウトサービスあり 利用者の満足度が高い コンサルタントのサポートが手厚い とくにエンジニア、20代、女性の求人に強み

2025年11月17日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数

Contents

【総合型】海外への転職でおすすめの転職エージェント

まず、海外への転職でおすすめの転職エージェントのうち総合型のサービスをご紹介します。次の8つのサービスです。

  • リクルートエージェント
  • ランスタッド
  • JACリクルートメント
  • ビズリーチ
  • リクルートダイレクトスカウト
  • doda
  • ロバート・ウォルターズ
  • LHH転職エージェント

上記は国内の転職にも海外転職にも対応しています。その意味では利用しやすいタイプです。では、1つずつ見ていきましょう。

リクルートエージェントは海外も幅広いエリアに対応

「リクルートエージェント」は、求人数を豊富に持つ転職エージェントです。求人数、安定したサービス品質でまずは登録が必須のエージェントです。

まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバーしており、多くの選択肢の中から吟味することができます。

もちろん海外勤務の求人も検索可能。また、タイミングにもよりますが幅広いエリアの求人を保有。中国・東南アジア、アメリカなどはもちろんアフリカの求人もあります。

転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。  

リクルートエージェントのおすすめポイント
求人数が圧倒的に多い
海外求人も幅広いエリアに対応
業界に精通したアドバイザーが在籍

リクルートエージェントの基本データ

リクルートエージェント
求人数 求人数約100万件 ※求人数は企業が採用を予定している人数 2025年9月30日時点
提供サービス エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供
拠点 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡
URL https://www.r-agent.com/

口コミ・評判

口コミ・評判

アドバイザーの方がとても親切にしてくれて親身になって相談に乗ってくれました。また、サイトの検索方法も使いやすく見やすいのでよかったです。(引用元:みん評) 
担当してくれた方はとても親身になって相談にのってくれ、面接にあたっても私の欠点を的確に指摘してくれたのでありがたいアドバイスを受けることができました。 (引用元:みん評
外資転職する際に全く役に立たなかったエージェント3選
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
・パソナキャリア(引用元:X

リクルートエージェントに登録する

リクルートエージェントの口コミ・評判を読む

ランスタッドは外資系で海外にネットワークを保有

ランスタッド

「ランスタッド」は、オランダに本社のある総合人材サービスです。エージェントによる転職サポートのほか、人材派遣やアルバイトの紹介も行っています。

ランスタッド自体がオランダの会社ということもあり、外資系やグローバル人材の求人に強みがあります。エリア別の収益分布を見ると、ヨーロッパと北米の割合が高くなっています。欧米企業とのネットワークがあり、欧米の求人も豊富だと言えるでしょう。なお同社の日本国内のホームページでは、海外勤務の求人は90件ヒットします(2025年8月現在)。

またランスタッドのエージェントも外資系らしさがあり、外資系経験者には気楽さがあるでしょう。干渉され過ぎないサポートを希望するならぴったりだと言えます。 外資系は給与水準が高いのでハイクラス転職にもつながるでしょう。

ランスタッドのおすすめポイント
外資系やグローバル人材の求人に強い
干渉され過ぎないサポートが受けられる
ハイクラス転職にも強い

ランスタッドの基本データ

ランスタッド
求人数 公開求人13,500件(ハイクラス・エンジニア・キャリアチェンジ・グローバル人材の合計 2025年10月16日現在)
提供サービス 人材派遣、アルバイト
拠点 北海道・山形県・宮城県・福島県・栃木県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・東京都・新潟県・静岡県・愛知県・三重県・大阪府・京都府・兵庫県・広島県・香川県・愛媛県・福岡県・宮崎県・熊本県・鹿児島県
URL https://www.randstad.co.jp/

口コミ・評判

口コミ・評判

転職の際に大変お世話になりました。職歴を考慮したマッチングの見極め、”内定を得る” というゴールまで導くという意識が、他の転職エージェントに対し圧倒的に優れていると思います。(引用元:Google Map
スカウトを頂き、オファーレターまで繋げて頂きました。年収交渉も予想以上の額で大変感謝しています(引用元:Google Map)  
勝手にCVを応募する気もない会社に送られました。
その後の取り消しの対応も何度も催促してやっと返事があったりと本当にひどいものでした。(引用元:Google Map

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JACリクルートメントは海外にもグループ会社がある日系エージェント

「JACリクルートメント」は、数多くのハイクラス求人を紹介してくれるので30代以上の転職の強い味方となるエージェントです。また外資系やグローバル企業にも強いのも特徴です。

ロンドン発祥の日系エージェントで、世界中にグループ会社があります。所在地は、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナムの東南アジア、そのほかのアジアは韓国・インド、ヨーロッパはイギリス・ドイツ、そしてアメリカ合衆国です。

英語での履歴書作成や面接対策など、外資・グローバル企業向けの転職サポートも提供。初めての海外への転職でも安心要素となるでしょう。

ハイクラス・ミドルクラスの転職におけるオリコン顧客満足度調査は、2019年から連続で『第1位』を獲得しています。

JACリクルートメントのおすすめポイント
オリコン顧客満足度調査で2019年から連続第1位!
外資系やグローバル企業、ハイクラスに強い
英文の履歴書作成・面接対策などサポートも提供

JACリクルートメントの基本データ

JACリクルートメント
求人数 公開求人22,411(2025年10月16日現在)
提供サービス コンサルティング
拠点 東京・宮城・埼玉・神奈川・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡
URL https://www.jac-recruitment.jp/

口コミ・評判

口コミ・評判

転職で使った求人サイト(金融)
・JAC
担当の質が良く面接対策◎。海外多い(引用元:X
海外駐在前提で転職するならビズリーチかJACリクルートメントだよなぁ。回し者でもなく、広告でもないです。現地採用エージェントは待遇安い案件ばかり。。。(引用元:X
海外移住の実現性を高めるべく色々な転職サイトに登録をしているのだが、海外在住日本人の間で知名度のあるJAC使えない。(引用元:X

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ビズリーチは海外の求人も扱うスカウト型転職サイト

「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます

最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。

海外の求人も扱っており、中国・韓国・香港シンガポール・タイ・ベトナム・アメリカ・カナダ・ヨーロッパ・オーストラリアの求人を検索が可能。それぞれ3,000件前後ヒットしますが(2025年8月現在)、「勤務地問わず」の案件も含まれているので注意してください。 

その他の特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。「プラチナスカウト」経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。

ビズリーチのおすすめポイント
ハイクラス求人の多いスカウト型の転職サイト
海外の求人も扱っており、検索可能
ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられる

ビズリーチの基本データ

ビズリーチ
求人数 公開求人185,792件(2025年10月16日現在)
提供サービス スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ)
拠点 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島
URL https://www.bizreach.jp/

口コミ・評判

口コミ・評判

登録して直ぐに、他のリクルート企業を通して自分なりに大満足を通り越すレベルの企業とのお話しを頂き、とんとん拍子で話しが進み海外勤務が決まりました。(引用元:X
以前はビズリーチに登録して、英語・中国語がビジネスクラスと記載していたら、海外からオファーがありました🤣(引用元:X
いい加減な求人を平気で送ってくるし、失礼すぎる対応で悪質。また登録業者の質も悪く、cmに騙されてはいけない。(引用元:Google Map

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リクルートダイレクトスカウトは日系大手グローバル企業向け

「リクルートダイレクトスカウト」は、ハハイクラス求人が多数のスカウト型の転職サイトです。厳密には転職エージェントではありませんが、登録内容をもとに、企業やエージェントからスカウトが来るスタイルです。

「海外勤務」で検索すると、2025年8月現在1,000件以上の求人がヒットします。ヒットする企業の多くは日系のグローバル企業。本社は日本ですが、海外勤務ができる可能性があります。日系の大手企業で海外勤務をしたい場合は登録してみるとよいでしょう。

ハイクラスの求人も多数で、ミドルやハイクラス希望の人向けのサービスです。登録すると、企業からのダイレクトスカウトやエージェントからのスカウトが届きます。数も多く、レジュメ登録1ヶ月の平均スカウト受信数は23通となっています。

リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
ハイクラス求人が多数のスカウト型の転職サイト
日系の大手グローバル企業がヒットする
登録内容をもとに企業やエージェントからスカウトが来る

リクルートダイレクトスカウトの基本データ

リクルートダイレクトスカウト
求人数

公開求人553,022件(2025年10月16日現在)

提供サービス スカウトサービス、求人おすすめ機能、スカウトおすすめ機能、チャット
拠点 北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・愛知・静岡・大阪・兵庫・京都・広島・岡山・福岡
URL https://directscout.recruit.co.jp/

口コミ・評判

口コミ・評判

リクルートダイレクトスカウト入れたんだけど、今すぐ面談やって転職活動したい〜。めっちゃ好条件のところがあるううううう!!! (引用元:X
リクルートダイレクトスカウトも結構会社からスカウト来て面白かったです。市場価値が少し分かってスカウト系も良いですよね(引用元:X
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト…確かにオファーが来るは来るけど、50になるおじさんはさほどではないし、年収も下がりかねない。ところが、外資の英語で面談した会社からだとわんさかオファーが来るし、年収も相当なアップ。紹介先ももちろん外資。
うーむ🤔(引用元:X

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dodaは海外勤務のさまざまな職種の求人を保有

「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。

dodaも求人数が多く、自分の希望に合った企業に出会える可能性が高まります。「海外勤務」で検索すると、2025年8月現在約1,000件ヒットします。職種もさまざまで、希望に合う友人が見つかりやすいでしょう。さらに非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。

また転職サイトと転職エージェントの一体型で、エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。そして転職サイトとして、自力で検索して自力で応募することも可能です。使い方の自由度が高いのもおすすめポイントと言えるでしょう。

dodaのおすすめポイント
非公開求人も好条件多数
さまざまな職種の海外勤務の求人あり
転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い

dodaの基本データ

doda
求人数 公開求人256,981件/非公開求人24,130件(2025年10月16日現在)
提供サービス スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断
拠点 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島
URL https://doda.jp/consultant/

口コミ・評判

口コミ・評判

doda‼️海外勤務求人がいっぱいある✨(引用元:X) 

doda から英語のメールが来て怪しかったので、思わずログインして確認してしまった。本物だった。doda って外資のエージェントもいるんやね(引用元:X

海外在住だとDodaの日本国内向けでエージェントサービスご利用前提の求人にはご応募頂くことができないそうなので皆さん気を付けましょう。最初から応募出来る求人だけ表示するようにしていて欲しかったな。(引用元:X

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ロバート・ウォルターズは使用言語で求人検索できる

「ロバート・ウォルターズ」はロンドンで設立された人材紹介会社で、世界31か所に拠点があります。日本でも20年以上の歴史を持つエージェントです。

外資系企業や日系グローバル企業を中心に、ベンチャー企業や中小企業でも英語力を活かせるような企業の求人を扱っているのが強みとなっています。英語力は必須ですが、仕事で使用する言語で求人を検索できます。英語以外の言語を使って働きたい人も求人をチェックしやすいでしょう。業種の幅が広いのも特長です。しかし保有している求人を見ると、どちらかというと海外勤務希望者より国内の外資系やグローバル企業希望者向けかもしれません。

なお在籍しているキャリアコンサルタントは大多数がバイリンガルで、日本語を母国語としていない人が多くいます。サービスを利用する場合はビジネスレベルの英語力が必須です。

ロバート・ウォルターズのおすすめポイント
20年以上の歴史・実績あり
英語のほか、使用言語で求人を検索できる
企業規模や業種など求人の幅が広い

ロバート・ウォルターズの基本データ

ロバート・ウォルターズ
求人数 公開求人1,973(2025年10月16日現在)
提供サービス 英文履歴書メーカー、給与調査、キャリア相談
拠点 東京・大阪
URL https://www.robertwalters.co.jp/

口コミ・評判

口コミ・評判

やはり日系大手エージェントにはないポジションを多数保有されていますので、外資やグローバルカンパニーを視野に入れている方はまずは登録される事を強くオススメします。(引用元:Google Map
英語面接のためのサポートも大変丁寧で、想定質問の壁打ちだけでなく、英語面接が不安な私に対して、英語話者の上長様との電話MTGまで調整してくださりました。。(引用元:Google Map
案件とコンサルタントにハマれば日系大手エージェント以上の手厚い対応をしてもらえる。そうじゃない場合は放置も多々あり(募集企業側が放置してるのかも知れない)。。(引用元:Google Map) 

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LHH転職エージェントは職種・エリアとも幅広い海外勤務の求人を保有

「LHH転職エージェント」は、スイスに本部を置く総合人材サービス企業のアデコグループによる転職エージェントサービスです。外資系企業とのネットワークも強固で求人も多数。在籍コンサルタントも多国籍なので外資系勤務や海外転勤に強みがあります。勤務地を「海外」にして求人検索すると、約100件ヒットします(2025年8月現在)。大学や建設系、エンジニアなど求人の職種・業種が幅広いのも特長。エリアもさまざまです。

コンサルタントは職種別の担当制で、そこから産業・業界ごとのチームに細分化する体制となっているのが特徴的です。コンサルタントは企業と求職者両方を担当します。コンサルタントのカウンセリングやサポートがていねいというのも高く評価されている点です。

 ハイクラス求人にも強みがあるので、海外勤務で年収アップしたい人に向いています。

LHH転職エージェントのおすすめポイント
海外求人の幅が広い
産業・業界ごとのチームに細分化する体制で手厚いサポート
ハイクラス求人も多い

LHH転職エージェントの基本データ

LHH転職エージェント
求人数 公開求人14,241件/非公開求人 54,481件(2025年10月16日現在)
提供サービス 提出書類・面接のアドバイス、応募・推薦手続き、面接日程調整、条件交渉や退職アドバイス
拠点 東京・大阪・名古屋
URL https://jp.lhh.com/

口コミ・評判

口コミ・評判

LHH転職エージェントの担当さんが感じよくてしっかりサポートしてくれたなぁ。(引用元:X
面談時に市況の説明があり、30代40代など世代毎に強い担当がつくのがポイント。(引用元:X
上っ面の会話だけして親身になって相談に乗る気もゼロ。登録したって全く案件なんて紹介もしないし、アドバイスもしてきません。(引用元:Google Map) 

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【海外転職・外資系特化型】海外への転職でおすすめの転職エージェント・転職サイト

続いて、海外への転職でおすすめの転職エージェントを、地域など条件別にご紹介します。以下の条件に分けてまとめます。

  • dodaグローバル
  • パソナグローバル
  • RGF HR Agent
  • マイナビ転職グローバル
  • マイケル・ペイジ
  • エンワールド

国内大手の人材サービス会社が提供しているサービスがほとんどなので、こちらも利用しやすいでしょう。では、順に見ていきます

dodaグローバルはグローバル専門のアドバイザーが対応

「dodaグローバル」は、国内人材サービス大手パーソルキャリア株式会社による人材サービス「doda」の海外転職特化型エージェントです。

グローバル専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門的なサポートが受けられます。海外求人や日本国内のグローバル求人を約5,000件以上保有。応募書類や面接対策のサポートが受けられるのはもちろん、海外転職のための英文のサポートにも対応しています。

dodaグローバルのおすすめポイント
グローバル専門のキャリアアドバイザーが在籍
海外求人や日本国内のグローバル求人を約5,000件以上保有
海外転職のための英文のサポートにも対応

基本データ

dodaグローバル
公開求人数 550件(2025年10月16日現在)
提供サービス キャリア提案、求人紹介、英文履歴書、英語面接対策
海外拠点 シンガポール・香港・韓国・台湾・中国・マレーシア・フィリピン・オーストラリア・インド
URL https://doda.jp/global/

実績例

  • 上下水道事業におけるドバイ拠点所長(50代男性)
  • マレーシア会計コンサルタント(30代女性)

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パソナグローバルは帰国後のキャリアも見据えたサポートを提供

「パソナグローバル」は、人材サービス大手のパソナグループによる海外転職特化型の転職エージェントです。アジアと北米10か国以上に拠点を展開しており、それぞれの地域でサポートを提供しています。

国際経験豊かなコンサルタントのサポートを受けることができ、帰国後も見据えたキャリアカウンセリングにも対応。海外生活やビザ取得など転職以外の相談も受け付けています。

パソナグローバルのおすすめポイント
国際経験豊かなコンサルタントのサポートを受けられる
帰国後も見据えたキャリアカウンセリングに対応
海外生活やビザ取得などの相談も可能

基本データ

パソナグローバル
公開求人数 106件(2025年10月16日現在)
提供サービス 求人案内、履歴書・職務経歴書のアドバイス、面接日程調整、年収・条件の交渉、入社日調整、入社後の相談
海外拠点 中国・韓国・香港・台湾・タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド・カナダ・アメリカ合衆国
URL https://www.pasona-global.com/

実績例

  • インドの日系商社ジャパンデスク(30代女性)
  • グローバルエンジニア(20代男性)

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RGF HR Agentは日本語可の求人が多いなど未経験でも利用しやすい

「RGF HR Agent」は、人材サービス最大手のリクルートグループによる海外転職特化型の転職エージェントです。海外生活の経験や外資系での就労経験がない方でも利用しやすいのがメリットです。

アジアなど現地在住の日本人コンサルタントが転職をサポートしてくれます。日本語可の求人が多いのが特徴。働きやすい環境への転職が可能です。公式LINEアカウントで情報提供も行っています。

RGF HR Agentのおすすめポイント
海外生活の経験や外資系での就労経験がない方でも利用しやすい
現地在住の日本人コンサルタントが転職をサポート
日本語可の求人が多い

基本データ

RGF HR Agent
公開求人数 非公開
提供サービス 面接練習や現地情報、キャリアカウンセリング、日程調整、企業様への要望伝達・条件交渉
海外拠点 シンガポール・ベトナム・インドネシア・タイ・中国・インド・香港
URL https://www.rgf-hragent.asia/

実績例

  • インドネシアコンサルティング会社窓口アシスタント(20代女性)
  • ベトナム金融関連財務(30代男性)

RGF HR Agentに登録する

マイナビ転職グローバルはグローバル求人に自由に応募可能

「マイナビ転職グローバル」は、人材サービス大手マイナビによるグローバル求人の転職サイトです。

転職サイトなので自由に検索・応募ができますが、それだけでなくアジアでの転職は現地の人材サービス会社によるエージェントのサポートもあります。

求人はアジアが最多ですが、北米・中南米・ヨーロッパ・オセアニア・中近東・アフリカも保有しています。特に求人を見つけづらい中近東やアフリカでの仕事を探している場合は要チェックだと言えるでしょう。

マイナビ転職グローバルのおすすめポイント
転職サイトなので自由に検索・応募ができる
ジアでの転職はエージェントのサポートもあり
中近東やアフリカでの仕事を探している場合の強い味方

基本データ

マイナビ転職グローバル
公開求人数 非公開
提供サービス エージェントサポート(アジアのみ)
運営会社の現地法人など アメリカ・韓国・インド・台湾
URL https://tenshoku.mynavi.jp/global/

実績例

  • 韓国ノンバーバル(非言語)公演企画会社の海外マーケティング(30代女性)
  • ベトナムクリニックで看護業務と現地スタッフのマネージメント(40代女性)

マイナビ転職グローバルに登録する

マイケル・ペイジはロンドン創業でハイクラス求人にも強みあり

「マイケル・ペイジ」はロンドンで創業、現在36か国に141支店を展開する人材紹介サービスです。日本オフィスは2001年に設立されました。外資系のエージェントなので国内外のグローバル企業とのパイプがあり、海外転職にも適しています。ハイクラス求人が多いのも特徴です。

スタッフは日本人・外国人両方が在籍。国際感覚のあるコンサルタントによるサポートを受けることができます。もちろん英語の履歴書添削や面接対策にも対応しています。総じてサポートも親身かつ的確という声が多く、満足度が高くなっています。

マイケル・ペイジのおすすめポイント
ハイクラス求人が多い
スタッフは日本人・外国人両方が在籍
英語の履歴書添削や面接対策にも対応

基本データ

マイケル・ペイジ
公開求人数 440件(勤務地が「海外」の求人 2025年10月16日現在)
提供サービス 書類作成サポート、面接対策
海外拠点 北米・南米・ヨーロッパ・中近東・アジア各国
URL https://www.michaelpage.co.jp/

マイケル・ペイジに登録する

エンワールドは国内勤務のグローバル企業への転職向け

「エンワールド」は、外資系・日系グローバル企業のハイクラス転職特化型の転職エージェントです。エン・ジャパンのグループ企業による運営で、安心感があります。

また入社をゴールとせず入社後の活躍を実現するため、企業と応募者のマッチングを重視しています。27もの国籍にまたがるコンサルタントがチームでサポート、マッチ度の高い求人を提案してくれます。

サポートもきめ細かくていねいと評判です。ただし外資系や国内グローバル企業の特化型ではあるものの、海外勤務の求人ばかりとは限りません。どちらかというと国内勤務向きと言えるでしょう。

エンワールドのおすすめポイント
企業と応募者のマッチングを重視
27もの国籍にまたがるコンサルタントがチームでサポート
サポートもきめ細かくていねいと評判

基本データ

エンワールド
公開求人数 1,302件(2025年10月16日現在)
提供サービス 求人提案
海外グループ会社 インド・ベトナム
URL https://www.enworld.com/

実績例

  • グローバル通販企業財務部長(50代男性)

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エンワールドの口コミ・評判を読む

【東アジア・東南アジア】海外への転職でおすすめの転職エージェント/転職サイト

中国・韓国・台湾などをはじめとした東アジア、タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンほかの東南アジアの国々への転職でおすすめの転職エージェント/転職サイトは以下の4つです。

  • JACリクルートメント
  • REERACOEN
  • RGF HR Agent
  • カモメ中国転職+アジア

順に見ていきましょう。

JACリクルートメントは東南アジアに多数のグループ会社あり

「JACリクルートメント」は、外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強いのが特徴の転職エージェントです。

ロンドン発祥の日系エージェントで、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナムと東南アジアに多数のグループ会社があり、現地の情報が入手しやすくなっていますそのほか韓国・インドにもグループ会社があります。

外資・グローバル企業向けの転職サポートとして、英語での履歴書作成や面接対策なども提供。初めての海外への転職でも安心して利用できるでしょう。

のおすすめポイント
外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強い
英語での履歴書作成や面接対策なども提供
初めての海外への転職でも安心して利用できる

基本データ

JACリクルートメント
公開求人数 249件(2025年10月16日現在勤務地海外)
提供サービス コンサルティング
アジア拠点 ベトナム・インド・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア・韓国
URL https://www.jac-recruitment.jp/

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JACリクルートメントの口コミ・評判を読む

REERACOENはアジア特化型で3,000人以上のサポート実績あり

「REERACOEN」は、アジアの転職支援に特化した転職エージェントサービスです。運用元の株式会社リーラコーエンジャパンは、日本人の海外転職、外国人の日本での転職などグローバルな人材サービスを提供しています。

海外経験豊富なキャリアコンサルタントが1人ひとりの希望や経験に合わせた転職をサポート。その結果、累計3,000名以上の日本人の海外転職を実現した実績があります。渡航やビザ取得の相談にも乗ってくれるので安心できるでしょう。

REERACOENのおすすめポイント
海外経験豊富なキャリアコンサルタントがサポート
累計3,000名以上の日本人の海外転職を実現した実績あり
渡航やビザ取得の相談にも乗ってくれる

基本データ

REERACOEN
公開求人数 非公開
提供サービス 求人紹介・応募/面接対策・履歴書添削・面接日程調整・渡航や現地生活に関するご相談、ビザ取得サポート
アジア拠点 シンガポール・タイ・マレーシア・台湾・ベトナム
URL https://career.abroaders.jp/lp

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RGF HR Agentはアジア求人に特化したリクルート社のエージェント

「RGF HR Agent」は人材サービス最大手のリクルートグループの海外求人・アジア求人に特化した転職エージェントです。海外生活の経験や外資系での就労経験がない方でも利用しやすいのがメリットです。

アジアなど現地の日本人スタッフが対応してくれます。日本語可の求人が多いのが特徴。働きやすい環境への転職が可能です。公式LINEアカウントで情報提供も行っています。

RGF HR Agentのおすすめポイント
海外生活の経験や外資系での就労経験がない方でも利用しやすい
現地在住の日本人コンサルタントが転職をサポート
日本語可の求人が多い

基本情報

RGF HR Agent
公開求人数 非公開
提供サービス 面接練習、現地情報の提供、キャリアカウンセリング、日程調整、企業への要望伝達・条件交渉
海外拠点 シンガポール・ベトナム・インドネシア・タイ・中国・インド・香港
URL https://www.rgf-hragent.asia/

RGF HR Agentに登録する

カモメ中国転職+アジアは海外在住でも利用できるアジア求人特化のサイト

「カモメ中国転職+アジア」は、中国を中心に台湾や香港、東南アジアやインドまでのエリアをカバーしている転職サイトです。ユーザーの60%が日本在住とのことで、半数近くの人が海外在住で利用しています。

運営会社が中国にあり、中国の転職にとくに強いのが特徴です。そのほかの求人が多い国としては、タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア・インド・フィリピンなどが挙げられます。スカウトサービスもあるので、思いもよらなかった適職に出会える可能性もあります。

カモメ中国転職+アジアのおすすめポイント
中国の転職にとくに強い
台湾や香港、東南アジアやインドまでのエリアをカバー
スカウトサービスがある

基本データ

カモメ中国転職+アジア
公開求人数 702件(2025年10月16日現在)
海外拠点 中国
URL https://kamome.cn/

カモメ中国転職+アジアに登録する

【アメリカ】海外への転職でおすすめの転職エージェント

続いてアメリカへの転職におすすめのエージェントをご紹介します。

  • QUICK USA
  • リクルートエージェント
  • JACリクルートメント

    順に見ていきましょう。

    QUICK USAはアメリカ合衆国特化型で全米の転職に対応

    「QUICK USA」はアメリカ合衆国での転職に特化した転職エージェントで、アメリカ合衆国とメキシコに計9か所の拠点があります。日本の東証プライム市場上場企業である株式会社クイックの米国法人が運営しています。

    求人は全米が対象なので働きたいエリアがある場合も効率よくチェックすることが可能です。また登録は、E-mailで英文履歴書(レジュメ)を送付するだけのエクスプレス登録があり、忙しい人にもおすすめです。

    QUICK USAのおすすめポイント
    アメリカ合衆国での転職に特化
    求人は全米が対象のため効率よくチェックできる
    E-mailで英文履歴書を送付するだけのエクスプレス登録がある

    基本データ

    QUICK USA
    公開求人数 406件(2025年10月16日現在)
    提供サービス 英文履歴書添削、面接アドバイス、面接の設定、年収交渉
    アメリカ拠点 ニューヨーク・ロサンゼルス・オレンジカウンティ・ダラス・シカゴ・アトランタ・デトロイト・アグアスカリエンテス(メキシコ)・ケレタロ(メキシコ)
    URL https://www.919usa.com/

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    リクルートエージェントはアメリカ求人も保有の総合型最大手

    「リクルートエージェント」は、求人数を豊富に持つ転職エージェントです。圧倒的な求人数と安定したサービス品質で、国内の転職では定番の転職エージェントです。

    もちろんアメリカ勤務の求人も検索可能で、2025年10月現在公開されているのは26件です。

    優れているのは求人の数だけではなく、転職成功の実績が多いのもメリットと言えるでしょう。

    リクルートエージェントのおすすめポイント
    求人数を豊富に持っている
    アメリカ勤務の求人も検索可能
    転職成功の実績が多い

    基本データ

    リクルートエージェント
    公開求人数 20件(勤務地「北米」のヒット数 2025年10月16日現在)
    提供サービス 提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供
    海外拠点 なし
    URL https://www.r-agent.com/

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    リクルートエージェントの口コミ・評判を読む

    JACリクルートメントはアメリカ拠点のヘッドハンターが在籍

    「JACリクルートメント」は、外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強いのが特徴の転職エージェントで、アメリカにも拠点があります。海外に拠点を置くヘッドハンターも在籍しており、海外の求人のスカウトが受けられる可能性も。

    エージェントとしては英文の履歴書作成や面接対策のサポートも提供しています。グローバル企業向けの転職サポートが受けられるので、初めての海外への転職でも安心してチャレンジできるでしょう。

    JACリクルートメントのおすすめポイント
    外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強い
    英文の履歴書作成や面接対策のサポートを提供
    グローバル企業向けの転職サポートが受けられる

    基本データ

    JACリクルートメント
    公開求人数 249件(勤務地「海外」のヒット数 2025年10月16日現在)
    提供サービス コンサルティング
    アメリカ拠点 ニューヨーク
    URL https://www.jac-recruitment.jp/

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    【オセアニア】海外への転職でおすすめの転職エージェント/転職サイト

    次に、オーストラリアやニュージーランドなどオセアニアで働きたい人におすすめの転職エージェント/転職サイトです。

    • ビズリーチ
    • マイナビ転職グローバル

      それぞれについて見ていきます。

      ビズリーチはハイクラス×スカウト型でオセアニアの求人も保有

      「ビズリーチ」はハイクラス求人の多いスカウト型の転職サイトです。マネージャー以上の求人を探している方なら登録するのがおすすめです。オセアニアの案件も保有していますが、検索結果には「勤務地問わず」の案件も含まれています。ご注意を。

      大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点が挙げられます。「プラチナスカウト」経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。

      ビズリーチのおすすめポイント
      マネージャー以上の求人を探している方におすすめ
      登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く
      「プラチナスカウト」経由での採用は全体の約70%

      基本データ

      ビズリーチ
      公開求人数 3,182件(勤務地「オーストラリア・勤務地問わず」のヒット数 2025年10月16日現在)
      提供サービス スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ)
      海外拠点 なし(国内:東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島)
      URL https://www.bizreach.jp/

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      マイナビ転職グローバルはオセアニア求人にも自由に応募できる転職サイト

      「マイナビ転職グローバル」は、人材サービス大手マイナビによる転職サイト「マイナビ転職」のグローバル求人専門ページです。転職サイトなので自由に応募することができます。

      オーストラリア・ニュージーランドに加えてそのほかのオセアニアの求人も扱っています。オセアニアに絞って検索することもできるので、効率よく求人をチェックできるでしょう。

      マイナビ転職グローバルのおすすめポイント
      転職サイトなので自由に応募できる
      オセアニアに絞って検索することができる
      効率よく求人をチェックすることができる

      基本データ

      マイナビ転職グローバル
      公開求人数 非公開
      提供サービス エージェントサポート(アジアのみ)
      運営会社の現地法人など アメリカ・韓国・インド・台湾
      URL https://tenshoku.mynavi.jp/global/

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      【ヨーロッパ】海外への転職でおすすめの転職エージェント

      ヨーロッパで働きたい人におすすめの転職エージェントは次の3つです。

      • JACリクルートメント
      • ランスタッド
      • LHH転職エージェント

        順に見ていきましょう。

        JACリクルートメントは英・独に拠点あり、英語に関するサポートも提供

        「JACリクルートメント」は外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強いのが特徴の転職エージェントで、イギリスとドイツに拠点があります。海外に拠点を置くヘッドハンターも在籍しており、海外の求人のスカウトも期待できます。

        エージェントとしては英語の履歴書作成や面接対策などのサポートも提供しています。グローバル企業向けの転職サポートに対応しているので、初めての海外への転職でも安心して利用できるでしょう。

        JACリクルートメントのおすすめポイント
        外資系やグローバル企業、ハイクラスの求人に強い
        英文の履歴書作成や面接対策のサポートを提供
        グローバル企業向けの転職サポートが受けられる

        基本データ

        JACリクルートメント
        公開求人数 249件(2025年10月16日現在勤務地海外)
        提供サービス コンサルティング
        ヨーロッパ拠点 イギリス、ドイツ
        URL https://www.jac-recruitment.jp

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        ランスタッドはオランダ発でヨーロッパへの転職成功が期待できる

        ランスタッド

        「ランスタッド」はオランダ発の転職エージェントで、ヨーロッパに多数の拠点があります。ランスタッド自体がオランダ発の外資系なので、外資系やグローバル人材の求人に強いのが特徴です。収益の分布はヨーロッパと北米の割合が高くなっており、欧米企業との太いパイプがありヨーロッパへの転職もしやすいと期待できます。

        またランスタッドのエージェントも外資系らしさがあり、外資系経験者には気楽さがあるでしょう。干渉され過ぎないサポートを希望するならぴったりだと言えます。

        外資系は給与水準が高いのでハイクラス転職にもつながるでしょう。

        ランスタッドのおすすめポイント
        外資系やグローバル人材の求人に強い
        欧米企業との太いパイプがありヨーロッパへの転職もしやすい
        干渉され過ぎないサポートを希望するならぴったり

        基本データ

        ランスタッド
        公開求人数

        90件(勤務地海外のヒット合計 2025年10月16日現在)

        提供サービス 人材派遣、アルバイト
        ヨーロッパ拠点 オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・フランス・ドイツ・ギリシャ・イタリア・ポーランド・ポルトガル・スペイン・スウェーデン・スイス・イギリス・アンドラ・チェコ共和国・ルーマニア・マルタ・オーストリア・モナコ
        URL https://www.randstad.co.jp/

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        ランスタッドの口コミ・評判を読む

        LHH転職エージェントは海外転職で年収アップしたい人におすすめ

        LHH転職エージェント」はスイスに本社のあるアデコグループの転職エージェントで、ヨーロッパに広がる同グループのネットワークが期待できます

        コンサルタントは職種別の担当制となっており、そこから産業・業界ごとのチームに細分化する体制が敷かれています。特徴的だと言えるでしょう。なおコンサルタントは企業と求職者の両方を担当。コンサルタントのカウンセリングやサポートがていねいというのも高く評価されている点です。

        ハイクラス求人にも強みがあるので、海外勤務で年収アップしたい人に向いています。

        LHH転職エージェントのおすすめポイント
        コンサルタントは職種別の担当制
        コンサルタントのカウンセリングやサポートがていねい
        海外勤務で年収アップしたい人に向いている

        基本データ

        LHH転職エージェント
        公開求人数 124件(勤務地海外のヒット数 2025年10月3日現在)
        提供サービス 提出書類・面接のアドバイス、応募・推薦手続き、面接日程調整、条件交渉や退職アドバイス
        海外拠点 西欧、東欧、北欧に27拠点(アデコグループ)
        URL https://jp.lhh.com/

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        【エンジニア/IT】海外への転職でおすすめの転職エージェント/転職サイト

        続いて、エンジニア/IT系の海外転職におすすめの転職エージェント/転職サイトをご紹介します。以下の3つのサービスです。

        • ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)
        • LHH転職エージェント
        • レバテックキャリア

        1つずつ見ていきましょう。

        ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)はアジアの転職に強くIT系求人もあり

        「ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)」は、東南アジアを中心とした日本人向けの海外求人・海外就職サイトです。運用はアジアを中心に人材サービスを展開する株式会社リーラコーエンジャパンです。

        「IT・WEB・ゲーム」で検索可能。もちろん求人も保有しています。転職サイトなので自分で応募する/しないを決められます。アジアでIT系転職を希望するなら登録する価値があるでしょう。

        ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)のおすすめポイント
        「IT・WEB・ゲーム」で検索可能
        転職サイトなので自分で応募する/しないを決められる
        アジアでIT系転職を希望するなら登録の価値あり

        基本データ

        ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)
        公開求人数 92件(2025年10月16日現在業界「IT・WEB・ゲーム」)
        海外拠点 シンガポール・タイ・マレーシア・台湾・ベトナム
        URL https://career.abroaders.jp/

        ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)に登録する

        LHH転職エージェントはグローバル企業に強く海外勤務のIT求人もあり

        「LHH転職エージェント」はスイスに本社のあるアデコグループの転職エージェントです。外資系やグローバル企業の転職に強みがあり、さまざまな職種の求人を保有しています。勤務地「海外」×職種「IT」で検索しても求人がヒットします。さらに非公開求人もあるので、登録してみるとよいでしょう。

        コンサルタントは職種別の担当制で、そこから産業・業界ごとのチームに細分化する体制となっているのが特徴的です。コンサルタントは企業と求職者の両方を担当します。コンサルタントのカウンセリングやサポートがていねいというのも高く評価されている点です。

        ハイクラス求人にも強みがあるので、海外勤務で年収アップしたい人に向いています。

        LHH転職エージェントのおすすめポイント
        コンサルタントは職種別の担当制
        コンサルタントのカウンセリングやサポートがていねい
        海外勤務で年収アップしたい人に向いている

        基本データ

        LHH転職エージェント
        公開求人数 12件(2025年10月16日現在勤務地「海外」×職種「IT」)
        提供サービス 提出書類・面接のアドバイス、応募・推薦手続き、面接日程調整、条件交渉や退職アドバイス
        海外拠点 西欧、東欧、北欧に27拠点(アデコグループ)
        URL https://jp.lhh.com/

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        レバテックキャリアはIT特化型でグローバル展開の求人も保有

        「レバテックキャリア」は、IT・Web業界のエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。運営元のレバテック株式会社は、自社でもシステムエンジニアリング事業を行っています。

        「外資系」「グローバル展開」で検索できるので、効率よく求人チェックができるでしょう。第二新卒の初めての転職からキャリアアップまでIT関連の転職に広く対応しており、マッチングの精度が高いのが特徴。内定率も高く、希望企業への転職成功率は96%と非常に高い水準です。また5人に4人が年収UPを実現しています。

        レバテックキャリアのおすすめポイント
        「外資系」「グローバル展開」で検索できる
        IT関連の転職に広く対応しており、マッチングの精度が高い
        希望企業への転職成功率は96%と非常に高い水準

        基本データ

        レバテックキャリア
        公開求人数 2,127件(2025年10月16日現在「グローバル展開」)
        提供サービス 求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉・入社日調整
        海外拠点 なし(国内:東京・名古屋・大阪・福岡)
        URL https://career.levtech.jp/

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        レバテックキャリアの口コミ・評判を読む

        【未経験】海外への転職でおすすめの転職エージェント

        続いて、海外勤務未経験から海外転職を希望する方におすすめの転職エージェントです。以下の3つをご紹介します。

        • RGF HR Agent
        • マイナビ転職グローバル
        • GJJ海外就職デスク

        順に見ていきましょう。

        RGF HR Agentは現地の日本人がサポート、日本語可の求人も多い

        「RGF HR Agent」は海外転職に特化した転職エージェントです。人材サービス最大手のリクルートグループが提供しています。

        アジアなど現地在住の日本人コンサルタントが転職をサポートしてくれます。日本語可の求人が多いのが特徴。海外未経験でも安心して応募できるでしょう。公式LINEアカウントで情報提供も行っています。

        RGF HR Agentのおすすめポイント
        現地在住の日本人コンサルタントが転職をサポート
        日本語可の求人が多い
        海外未経験でも安心して応募できる

        基本データ

        RGF HR Agent
        公開求人数 非公開
        提供サービス 面接練習や現地情報、キャリアカウンセリング、日程調整、企業様への要望伝達・条件交渉
        海外拠点 シンガポール・ベトナム・インドネシア・タイ・中国・インド・香港
        URL https://www.rgf-hragent.asia/

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        マイナビ転職グローバルは日系企業の語学力不問の求人が多い

        「マイナビ転職グローバル」は、人材サービス大手マイナビによるグローバル求人の転職サイトです。

        転職サイトなので自由に検索・応募ができますが、それだけでなくアジアでの転職は現地の人材サービス会社の協力によるエージェントのサポートもあります。日系企業の求人も多く、条件面でも語学力不問のケースが少なくありません。海外経験がなくても安心です。

        求人はアジアが最多ですが、北米・中南米、ヨーロッパ、オセアニア、中近東・アフリカも保有しています。

        マイナビ転職グローバルのおすすめポイント
        転職サイトなので自由に応募できる
        日系企業の求人が多く、海外経験がなくても安心
        求人はアジアが最多

        基本データ

        マイナビ転職グローバル
        公開求人数 非公開
        提供サービス エージェントサポート(アジアのみ)
        運営会社の現地法人など アメリカ・韓国・インド・台湾
        URL https://tenshoku.mynavi.jp/global/

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        GJJ海外就職デスクは未経験者向けカウンセリング・セミナーが充実

        「GJJ海外就職デスク」は、海外就職支援のポータルサイトです。アジア各国在住のコンサルタントが多数在籍しており、最新の情報をもとにしたサポートが受けられます。

        進め方がわからない人向けに、「海外就職カウンセリング」「はじめての海外就職セミナー」を実施。初めての海外転職でも感覚をつかみながら進めることができます。海外の転職エージェント多数と提携しているのも安心です。有料の「キャリアサポートプラン」(30万円、無期限)はさらに充実したサポートを受けることが可能です。

        保有求人は東南アジア圏・中国圏が多くなっていますが、北米・南米やヨーロッパ、中東の求人も保有。北米のパートナー企業もあります。

        GJJ海外就職デスクのおすすめポイント
        アジア各国在住のコンサルタントが多数在籍
        「海外就職カウンセリング」「はじめての海外就職セミナー」を実施
        海外の転職エージェント多数と提携しているのも安心

        基本データ

        GJJ海外就職デスク
        公開求人数 9,594件(2025年10月16日現在)
        提供サービス エージェントサービス・カウンセリング・セミナー
        URL https://www.kaigai-shushoku.com/

        GJJ海外就職デスクに登録する

        【ハイクラス】海外への転職でおすすめの転職エージェント

        海外のハイクラス転職におすすめのエージェントをご紹介します。次の3つです。

        • ビズリーチ
        • JACリクルートメント
        • Samurai Job

          順に見ていきます。

          ビズリーチはもともとハイクラスに強いスカウト型サイト

          ビズリーチ」はもともとハイクラス求人に強みがあり、マネージャー以上のハイクラス求人を希望している人におすすめです。

          海外勤務の求人も同様に強みがあり、中国・韓国・香港シンガポール・タイ・ベトナム・アメリカ・カナダ・ヨーロッパ・オーストラリアの求人を検索が可能です。

          大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。「プラチナスカウト」経由での採用は全体の約70%。届いたら採用される可能性が高いと言えるでしょう。企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。

          ビズリーチのおすすめポイント
          マネージャー以上の求人を探している方におすすめ
          登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く
          「プラチナスカウト」経由での採用は全体の約70%

          基本データ

          ビズリーチ
          公開求人数 185,816件(2025年10月16日現在)
          提供サービス スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ)
          海外拠点 なし(国内:東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島)
          URL https://www.bizreach.jp/

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          ビズリーチの口コミ・評判を読む

          JACリクルートメントは世界にグループ会社がありハイクラス転職に強い

          JACリクルートメント」も国内求人をふくめてハイクラスに強みがあるエージェントで、年収アップの事例も多数あります

          ロンドン発祥の日系エージェントで、東南アジアを中心にアジア、ヨーロッパ、そしてアメリカ合衆国など世界中にグループ会社が広がっています。

          英語での履歴書作成や面接対策など、外資・グローバル企業向けの転職サポートも提供。ハイクラス転職のハードルを超えるためのアドバイスが得られます。

          ハイクラス・ミドルクラスの転職におけるオリコン顧客満足度調査は、2019年から連続で『第1位』を獲得しています。

          JACリクルートメントのおすすめポイント
          オリコン顧客満足度調査で2019年から連続第1位!
          外資系やグローバル企業、ハイクラスに強い
          英文の履歴書作成・面接対策などサポートも提供

          基本データ

          JACリクルートメント
          公開求人数 249件(2025年10月16日現在勤務地海外)
          提供サービス コンサルティング
          ヨーロッパ拠点 イギリス、ドイツ
          URL https://www.jac-recruitment.jp

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          JACリクルートメントの口コミ・評判を読む

          Samurai Jobはグローバル・外資系・ハイクラスに特化、管理職などの求人を取り扱い

          Samurai Job」はグローバル・外資系・ハイクラスに特化した転職支援サービスで、管理職などハイクラス求人を多数取り扱っています。運営しているムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社は、グローバル領域におけるヒト・モノ・カネ・情報のアレンジを行っています。

          ハイクラスの求人を保有しているだけでなく、JACリクルートメントのコンサルティングサービスを利用可能。安定したクオリティのサポートが得られます。

          Samurai Jobのおすすめポイント
          管理職などハイクラス求人を多数取り扱っている
          JACリクルートメントのコンサルティングサービスを利用可能
          安定したクオリティのサポートが得られる

          基本データ

          Samurai Job
          公開求人数 非公開
          提供サービス コンサルティング
          URL https://www.samuraijob.com/

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          現地法人と海外駐在

          海外で働く場合「現地法人」と「海外駐在」の2種類があり、それぞれの違いを理解しておく必要があります。

          現地法人は現地の企業に直接採用される形です。待遇は現地の基準になります。国によっては額面は日本より低くなることもありますが、現地の物価を考えると必ずしも給与が安いとは限りません。語学力が求められないこともあります。

          海外駐在は日本の企業で採用されて海外で働く形です。待遇は日本基準です。移住など会社負担も期待できる反面、勤務先の国が選べない場合がある、求められるスキル・経験が高い傾向があるなどのデメリットもあります。

          後ほど解説しますが、両者の違いは年金や健康保険にも関係します。

          どちらの雇用形態にするかはいろいろな面から検討した方がよいでしょう。

          海外への転職で転職エージェントを利用するメリット

          海外への転職では、転職エージェントを利用するのがおすすめです。利用するメリットについて解説しましょう。以下の点が挙げられます。

          • 希望に合う/近い求人を紹介してもらえる
          • 海外転職のキャリアプランを提案してもらえる
          • 海外転職向けのサポートが受けられる
          • 現地の転職事情や生活・文化の情報を教えてもらえる

          1つずつ見ていきましょう。

          希望に合う/近い求人を紹介してもらえる

          まず、希望に合う求人、希望に近い求人を紹介してもらえることが挙げられます。現地の事情など把握したアドバイザーが対応してくれるのが一般的で、最新の情報のほか転職活動や採用までの習慣についての知識をもとに提案してくれるでしょう。

          場合によっては非公開求人を紹介してくれることもあります。非公開求人は、一般に条件のよい案件が多くなっています。

          転職サイトなどを通じて自力で探す場合には知りえない求人で、

          チャンスを広げることが可能です。

          海外転職のキャリアプランを提案してもらえる

          また、海外転職のキャリアプランを提案してくれるのもメリットだと言えます。海外転職に限らずキャリアプランを提案してくれることはありますが、とくに初めての海外転職の場合は将来への不安を感じることもあるでしょう。海外赴任に向けたキャリアの積み方、現地の経験を将来的にどのように活かせるかなどを転職活動時に説明してくれます。

          納得いくキャリアプランがあれば、不安が解消されて転職活動のブレをなくすことができます。

          海外転職向けのサポートが受けられる

          求人紹介やキャリアプランもサポートの一部ではありますが、そのほかにも海外への転職活動向けのサポートが受けられるのも大きなメリットです。

          具体的には、英文での書類作成・面接対策が挙げられます。転職を成功させるのに直接役立つアドバイスを受けることが可能です。そのほか面接などのスケジュール調整、条件交渉も受けられます。海外の企業は、場合によっては時差があったり習慣などが日系と異なったりします。

          個人で交渉・調整するのは難しい面もあるでしょう。

          しかしエージェントを利用すればすべて代行してくれます。

          現地の転職事情や生活・文化の情報を教えてもらえる

          現地の転職事情や生活・文化の情報を教えてもらえることもメリットです。海外で働く場合、勤務先だけでなく海外生活も大きなチャレンジになります。

          そこで仕事についても生活についても、現地の情報が得られるのは安心感につながるでしょう。初めての土地ならなおさらです。移住した場合の生活をイメージしやすくなり、移住してからのギャップを減らすことができます。現地に拠点があれば最新情報も入手できます。

          海外への転職で転職エージェントを利用するデメリット

          続いて、逆に海外への転職で転職エージェントを利用するデメリットについてまとめます。以下の点が挙げられます。

          • 必ず求人を紹介してもらえるとは限らない
          • 国内の求人紹介は受けられないこともある
          • 担当者は担当国以外の国にはくわしくない傾向がある
          • 海外在住の場合は利用できないエージェントもある

          1つずつ見ていきましょう。

          必ず求人を紹介してもらえるとは限らない

          まず、必ず求人を紹介してもらえるとは限りません。海外の求人では即戦力としての経歴や実績が求められることも少なくなく、語学力やマネジメント能力などのスキルも必要です。企業が求める条件にスキルや実績が届いていないと評価された場合、求人を紹介してもらえないこともあり得ます。英語力、現地の言語の能力、あるいは突出した仕事上のスキルなどが必要です。

          さらに、希望する条件の求人が希望する国・地域にない場合ももちろん求人紹介は不可能です。

          国内の求人紹介は受けられないこともある

          また、国内の求人紹介は受けられないこともあります。海外特化型のエージェントでは、国内の求人を扱っていません。そのため国内・海外の両方を視野に入れている場合は、国内の求人は紹介してもらえないことになります。

          国内の求人も併せて検討したい場合は、海外特化型ではなく大手総合型の転職エージェントで

          グローバル向け求人を探した方がよいでしょう。

          担当者は担当国以外の国にはくわしくない傾向がある

          さらに、エージェントの担当者は担当国以外の国にはくわしくない傾向があります。職種ありきでエリアが明確でない場合などは、いろいろなエリアについて質問しても知識が足りないと感じるかもしれません。具体的には、転職にかかわる慣習、現地の治安や文化、ビザ習得などについて質問に答えてもらえないケースがありえます。

          複数の国に拠点や提携先があるエージェントなら、比較的対応してもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

          海外在住の場合は利用できないエージェントもある

          海外に在住していて日本国内の転職エージェントを利用したい場合、利用できないこともあります。これは、職業安定法により届け出の内容に応じてサービスを提供できる範囲が決まっているためです。多くの転職エージェントが国内在住者にしか職業を紹介できません。

          海外在住でも利用できるエージェントは、ビズリーチ、パソナグローバルなどです。そのほかのエージェントは、日本に入国した後に登録すればサービスを利用することができます。

          海外転職向け転職エージェントを選ぶポイント

          次に、海外転職向けの転職エージェントを選ぶ時のポイントを解説します。以下の4つの点が挙げられます。

          海外転職向け転職エージェントを選ぶポイント
          • 希望する国・地域の求人が多い
          • 希望する地域に拠点がある
          • ビザ取得などサポートが充実している
          • 海外転職が初めてなら転職エージェントを利用する

          1つずつ見ていきましょう。

          希望する国・地域の求人が多い

          まず、希望する国や地域の求人が多いエージェントを選びましょう。当然ではありますが、希望する国の求人が多いほど選択肢も多くなります。その結果、納得できる転職ができる可能性が高まります。

          同じ地域でもメインで取り扱っている国が異なることもあります。たとえば同じアジアでも、中国の求人が多くても韓国の求人が少ないといったケースです。

          希望する国がはっきりしている場合は

          国単位で確認しましょう。

          希望する地域に拠点がある

          また希望する地域や、できれば国に拠点があるかどうかもチェックしましょう。拠点があると、情報も入りやすい、求人の数が多くなりやすい、企業とのやり取りがスムーズになるなど、サポートの精度が高まります。

          日本にしか拠点がない場合、海外駐在の求人はあっても現地法人の求人がないこともあり得ます。求人の数が少なくなり、じゅうぶんな数の中から選ぶことができなくなってしまうでしょう。

          なお自社の拠点がなかったとしても、現地の人材サービスと提携しているケースもあります。現地とつながりがあるのなら、スムーズな転職活動がしやすくなると期待できます。問い合わせてみるのがおすすめです。

          ビザ取得などサポートが充実している

          ビザ取得などサポートが充実しているエージェントの方が安心して利用できます。

          とくに、海外転職だからこそ必要となるような

          固有の事項へのサポートが充実しているほどおすすめです。

          語学に堪能なら別ですが、日本語が話せるスタッフや日本人スタッフが日本語対応していると安心かもしれません。とくに初めての海外転職の場合は不安が少なくなるでしょう。 そのほか具体的なサポート例としては、ビザ取得、移住前の情報提供、英文での書類作成、面接対策などが挙げられます。

          海外転職が初めてなら転職エージェントを利用する

          そもそもの話になりますが、海外への転職が初めてなら転職エージェントを利用しましょう。これまで解説した通り、転職エージェントはサポートを受けることができます。仕事を探す方法には転職サイトもありますが、転職サイトは相手との調整や交渉もふくめすべて自力でやる必要があります。

          初めてで転職や勤務先の国の事情がわかっていない場合は、サポートが受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

          海外転職で転職エージェントを最大限に活用する方法

          次に、海外転職で転職エージェントを最大限に活用する方法について解説します。以下の方法があります。

          海外転職で転職エージェントを最大限に活用する方法
          • 複数のエージェントを利用していると伝える
          • スキルや経験は事実を伝える
          • 希望条件を明確に伝える
          • レスポンスは早めに返す
          • 相性の悪い担当者は交代してもらう
          • 意思決定は自分が行う
          • 面接後はフィードバックをもらう

          1つずつ見ていきましょう。

          複数のエージェントを利用していると伝える

          まず、エージェントには複数のエージェントを利用していると伝えましょう。転職エージェントは、自社の紹介が入社につながると企業から報酬を受け取るビジネスモデルです。自社で転職してもらって報酬を得るために、手厚いサポートが受けられる可能性が高まります。

          スキルや経験は事実を伝える

          またスキルや経験は事実を伝えましょう。ウソをつくと信頼関係が崩れるだけでなく、場合によっては利用停止になる可能性があります。そればかりか内定・入社後の場合は、訴訟のリスクすらゼロではありません。

          スキルや経験は率直に伝えて、どのようにアピールするとよいかアドバイスをもらうのがまっとうな方法で転職を成功させる王道です。

          希望条件を明確に伝える

          またエージェントには希望の条件を明確に伝えることも大切です。勤務地・職種・希望年収、そのほか活かしたいスキルなどが挙げられます。あらかじめ希望をしっかり決めておくと支援しやすくなります。サポートもスムーズになるでしょう。

          ただし勤務地などまだ希望がはっきりしていない場合は、

          相談しながら詰めていくのもおすすめです。

          まだ明確ではない場合は、明確でないと伝えてアドバイスを受けながら考えをまとめていきましょう。

          レスポンスは早めに返す

          またエージェントの担当者とのやり取りでは、レスポンスは早めに返すのがおすすめです。仕事ができる人だと担当者に思ってもらえるためです。その結果、優先的に求人を紹介したり企業に推薦したりしてもらえる可能性が高まるでしょう。

          また転職活動の実務上でもスピーディーに進みやすくなります。逆に担当者の返信が遅く感じることもあるかもしれません。しかし転職活動期間だけと割り切って、自分の側は早めの返信を心がけましょう

          相性の悪い担当者は交代してもらう

          また、相性の悪い担当者は交代してもらうようにしましょう。担当者に悪いと思いがちですが、そのようなことはありません。気にする必要もありません。自分の転職を成功させることを最優先に考えましょう。

          ただし、不満を感じる点のすべてが担当者のせいとは限りません。たとえば、アドバイスがない/的外れ、強引などは担当者の欠点だと言えます。しかし求人を紹介してもらえないといったことは担当者が原因とは限りません。タイミングや条件によっては提案できる求人がなく、紹介数が少ない、希望とズレている、そもそも紹介してもらえないなどの可能性もあります。

          意思決定は自分が行う

          さらに意思決定は自分が行うという気持ちで転職活動を進めましょう。担当者の意見に流されると、失敗したり後悔したりしがちです。コンサルタントの中には、強引に応募や内定受諾を勧めてくる人もいます。しかし押し切られるべきではありません。

          転職エージェントはアドバイスを与えたり選択肢を示したりする存在であり、求職者を操るべき存在ではありません。

          自分で自分の決定に責任を持つつもりで、

          エージェントの都合に振り回されないよう注意しましょう。

          面接後はフィードバックをもらう

          また面接後はフィードバックをもらうように担当者に頼むこともエージェントならではのポイントです。企業が評価してくれたポイント、懸念を感じたポイントを企業に確認してもらいましょう。強調すべき点、改善すべき点がわかり、それ以降の転職活動に役立つためです。

          とくに海外転職の場合、日本と感覚が違う場合もあります。フィードバックをもらうことで、修正・調整がしやすくなるでしょう。

          海外転職のメリット

          次に、海外転職のメリットを確認しましょう。以下の点が挙げられます。

          • 海外に移住できる
          • 語学力が身につく
          • その後の転職で年収アップしやすい

          1つずつ見ていきます。

          海外に移住できる

          まず、海外転職に伴って海外に移住できる点が挙げられます。海外転職は、海外で生活したい、海外に住みたいという気持ちがメインではないでしょうか。海外転職により海外での生活が可能になります。

          新しい環境で日本とは違う経験をすることができます。さらに適応力、自己管理能力、コミュニケーション能力などを鍛えることも可能です。

          語学力が身につく

          さらに語学力が身につくこともメリットです。英語や現地の言語を使わざるを得ない環境に身を置くことで、語学力が向上するでしょう。その結果、生きたコミュニケーションが可能になります。

          もちろん今スキルがある人は、それを活かしつつさらにレベルアップすることが可能です。

          ただし当然ですが、自分からコミュニケーションのために

          外国語を使っていくという姿勢が求められます。

          その後の転職で年収アップしやすい

          さらに、海外転職を経験するとその後の転職で年収アップしやすくなります。海外就業経験は、転職活動する際にプラス評価されるためです。

          適応力、異文化の中でのマネジメント経験、コミュニケーション能力などが期待・評価されます。その結果採用の条件がよくなるほか、もちろん経験を活かせる職場なら転職しやすさもアップするでしょう。

          海外転職で理解しておくべきこと

          最後に、海外転職で理解しておくべきことについてまとめます。以下の点があります。

          • 求められる語学力は国・地域・求人による
          • 年齢制限はないがミドル以上はマネジメントスキルが必須となる
          • 医療制度・年金制度などの違いを理解する
          • 必要な費用はケースバイケースである
          • 国によっては収入の額面が下がる
          • 働き方のペースが日本と異なる場合もある

          順に見ていきましょう。

          求められる語学力は国・地域・求人による

          海外勤務・海外生活というとどのぐらい語学力が必要か気になるところですが、一概には言えません。国・地域、そのほか求人によっても事情が変わります。

          北米やオセアニアなど英語圏では英語力が必須です。とくに現地企業との商談などやり取りが発生する場合は、ビジネスレベルの英語力が必要です。

          アジア諸国でも英語が必要になることがありますが、英語力より現地の言語が求められる場合もあります。ただし職種が限られますが、語学力不要の求人もあります。そのような職場では現地の言語も英語も話せなくても問題ありません。

          ただし現地の言語が話せた方が現地スタッフと信頼関係を築きやすいのは事実です。

          相手の言語を話そうとするのは相手に対する敬意の表れだからです。

          年齢制限はないがミドル以上はマネジメントスキルが必須となる

          年齢制限を気にする人がいるかもしれませんが、年齢制限そのものはありません。ただし年齢を重ねるごとにマネジメント経験が求められます。日本での転職と同様です。

          ミドル以上の年代の場合は、海外転職の求人は管理職になると思ってよいでしょう。そのため、マネジメントスキルがないと転職は難しいと言えます。

          医療制度・年金制度などの違いを理解する

          生活面では、医療制度や年金制度が日本と異なります。国によって自己負担額など大きな違いがあるので注意しましょう。

          たとえば、アメリカで手術を受けると100万円かかると聞いたことがあるのではないでしょうか。手術の種類による面もありますが事実です。年金も、日系企業に転職して海外赴任するなら厚生年金に加入したままですが、現地法人への転職だと年金はありません

          「海外転出届」を出すと、国民健康保険・国民年金に加入しなくてもよくなります。

          ただし当然、一時帰国しても保険に入っていない状態になったり、

          将来もらえる年金額が減ったりします。違いを理解して方針を立てておきましょう。

          必要な費用はケースバイケース

          転職に必要となる費用は、ケースバイケースです。主な費用の種類を以下に挙げます。

          • 渡航費
          • 滞在費(面接など)
          • 引っ越し代
          • 家賃・物件の契約手数料
          • ビザなどの取得費
          • 生活費

          渡航先が遠ければ渡航費も余計にかかりますし、近場なら安くて済みます。引っ越し代も荷物の量によります。日系企業の海外駐在なら、入社のための渡航費や引っ越し代などは会社が費用負担してくれることがあるかもしれません。

          面接のための渡航費や滞在費がかかった場合、ビザ取得費用や生活費などは自己負担のことが少なくないでしょう。

          国によっては収入の額面が下がる

          現地法人の現地採用の場合、給与の額面だけ見ると日本国内での収入より額面が下がることもあります。その場合、収入自体は目減りすることになります。

          ただしその額面はその国の物価や給与の水準に合わせた金額です。その国で生活する分には、物価も安いので問題はないケースがほとんどです。また経験を積めば、さらにグローバル人材としてキャリアアップと年収アップを目指すこともできます。

          目先の金額だけでなく、ライフプラン・キャリアプランに合わせて検討する必要があります。

          働き方のペースが日本と異なる場合もある

          また、国によって働き方のペースが日本と異なる場合もあります。とくに欧米では、日本にいるときよりも短時間でより大きな結果を出したり高い生産性を保ったりすることが求められるでしょう。

          また逆に日本よりゆったりしたペースで働く場合もあり、日本に帰国して転職しようとするとペースに合わせづらくなるケースもあります。

          いずれにしても、やはりライフプランや

          キャリアプランと合わせて考える必要があります。

          海外未経験、英語が話せない人が海外転職するコツ

          次に、海外未経験、英語が話せない人が海外転職するコツについて解説します。以下の点が挙げられます。

          • まず一定の英語力(語学力)を身につける
          • 海外に拠点が多い日本の企業に転職する

          それぞれについて見ていきましょう。

          まず一定の英語力(語学力)を身につける

          まず一定の英語力(語学力)を身につけることがおすすめです。英語力があると、選べる求人の数が増えるためです。東南アジアならTOEC600点ぐらいでも採用される場合があります。そのままの語学力で語学力不問の求人を探すよりも、少しでもスキルアップしてから転職活動に移る方がおすすめです。

          日本語だけの場合、現地スタッフとのコミュニケーションが難しかったり、関係性構築にマイナスとなる場合もあります。現地の言語を知っていると実務上もメンタル面でも現地スタッフと関係性を築きやすくなるため、英語でなく現地の言語を身につけるのも採用・業務両方において有益です。

          海外に拠点が多い日本の企業に転職する

          海外に拠点が多い日本の企業に転職するという方法もあります。英語が話せない場合は、日系企業の海外拠点で働くのがおすすめです。語学力が問われないこともあるためです。また一般に待遇がよいという傾向もあります。

          効率よく探すには、希望する分野の日系企業が多い国を調べて

          その国の求人を探すとよいでしょう。

          年代別に見た海外転職のポイント

          続いて、年代別に見た海外転職のポイントをまとめます。以下の年代に分けて解説します。

          • 20代
          • 30代
          • 40代
          • 50代

          順に見ていきましょう。

          20代の海外転職のポイント

          20代の海外転職では、目的をはっきりさせることが大切です。

          ワーキングホリデー利用もよいのですが、その場合も目的をはっきりさせることが第一です。目的がはっきりしていないと、何となくで終わってしまうためです。

          そのほか、正社員として働きたい場合は即戦力となれるスキルを身につける、現職のスキルを活かして転職することで可能性が高まります。海外転職では即戦力となることが求められるためです。

          確かに、20代では未経験でもポテンシャル採用があります。しかしその場合も、転職理由、すなわち目的を明確にしておきましょう。「なぜそれに未経験からチャレンジしたいのか」を説明できないと、採用の可能性が遠ざかるためです。

          また給与水準が高い国では、現地で無職になって転職活動すると生活費が日本より高いため生活が立ちいかなくなるリスクがあります。勢いで辞める可能性を低くするためにも目的が重要です。

          30代の海外転職のポイント

          30代の海外転職では、現職の経験を活かせる仕事探しとアピール、マネジメント経験の有無がポイントとなります。

          30代になると、募集職種の経験が求められる傾向があります。20代よりも審査が厳しく具体的になるためです。またリーダー候補としての採用も多いため、マネジメント経験が求められます。

          このように、30代で海外転職を希望する場合は、

          今あるスキルをどう活かすかを考えましょう。

          またマネジメント経験がない場合は求人選びがポイントとなります。職種に関しては、IT系、エンジニア職は安定した需要があります。

          40代の海外転職のポイント

          40代の海外転職のポイントとしては、以下の2点が挙げられます。

          • キャリアあるいは日本人としての強みが活かせる仕事選び
          • 英語など一定以上の語学力

          40代では、チームの報告など責任者としての業務が増えます。求められるマネジメントの範囲も広くなります。その際はそれに対応できるキャリアと、現地スタッフと直接やり取りできる語学力が必要です。

          あるいは日本語を使う仕事を探すという方法もあります。たとえば日本語教師、日本食レストラン、ツアーガイドなどです。

          50代の海外転職のポイント

          50代の海外転職では、即戦力としてのマネジメントスキルをアピールすることがポイントです。海外転職では、年齢より成果を中心に評価されることが少なくありません。そもそもアメリカのように法律により年齢が不利にならない国もあります。

          このようにスキルや専門知識が評価されるほか、

          言語力などのスキルもプラスに働くでしょう。

          これまでの経験の内容によっては、青年海外協力隊、国際NGOといった社会貢献の選択肢もあります。

          転職エージェント利用の流れ

          次に、転職エージェント利用の流れをまとめます。エージェントにより多少順序が前後することもありますが、以下の流れが基本です。

          転職エージェント利用の流れ
          1. 登録
          2. カウンセリング
          3. 求人紹介・応募
          4. 応募書類添削・面接対策
          5. 面接
          6. 内定・渡航準備
          7. 入社

          順に見ていきましょう。

          1. 登録

          初めに、公式ホームページから登録します。基本的に指定された入力事項を入力していくだけで問題ありません。

          海外転職のエージェントでも基本的に日本語で入力しますが、QUICK USAのように英文履歴書の登録が求められるサービスもあります。

          2. カウンセリング

          登録するとエージェントから連絡があり、日程調整のうえカウンセリングを行います。対面のほか、オンラインや電話に対応しているエージェントも珍しくありません。カウンセリングでは現在の状態や職歴、希望などをヒアリングします。

          海外特化型でも、外資系エージェントを除いては基本的に日本語に対応しています。職務経歴書や履歴書も用意しておくとスムーズです。

          3. 求人紹介・応募

          次に、カウンセリングの内容に応じて求人を紹介してもらえます。海外特化型の場合、求人の紹介は現地のコンサルタントからの場合もあります。すでに解説した通り、タイミングによっては求人がないこともありうるので理解しておきましょう。

          よいと思えるところがあったら応募します。紹介されたからといって応募しなければならないわけではありません。

          なおケースバイケースではありますが、海外転職では欠員補充の求人が多いため

          検討期間は国内の転職より短いと思っておいた方がよいでしょう。

          4. 応募書類添削・面接対策

          応募・選考に当たっては、サポートが受けられるのが一般的です。このサポートはエージェントを利用する最大のメリットの1つでもあります。

          職務経歴書・履歴書などは添削してもらえます。面接対策は模擬面接などでアドバイスを受けることが可能です。海外転職向けのエージェントでは、英文の履歴書や面接対策に対応している場合も少なくありません。

          5. 面接

          書類選考に通過すると面接に進みます。日程の調整も代行してもらえます。近年はオンライン面接の割合が非常に高くなっており、海外転職でも現地に行かずに面接が受けられるケースが増えています。

          6. 内定・渡航準備

          面接にパスすると内定です。面接の回数は企業によって異なりますが、海外転職では最終面接までオンライン面接のみというケースも増加中です。ただしもちろん企業により異なります。

          内定を受諾する場合は、条件の交渉や入社日の調整をエージェントが代行してくれます。

          ビザの取得などのアドバイスやサポートをしてくれるエージェントもあります。

          7. 入社

          在職したままでの転職活動だった場合、スムーズに退職するアドバイスもエージェントから受けられます。退職後、現地に渡航して入社という流れです。

          入社してからも相談に乗ってくれるエージェントもあります。

          海外転職と転職回数

          最後に、海外転職と転職回数について解説します。以下の側面からまとめます。

          • 転職回数が多いのは海外転職でマイナス?
          • 海外の転職回数・転職率の平均はどのぐらい?

          順に見ていきましょう。

          転職回数が多いのは海外転職でマイナス?

          転職回数が多くても、海外転職では必ずしもマイナスとなりません。欧米・アジアともに、日本より在職期間が短く転職回数が多い傾向があります。そのため回数自体は日本国内ほど気にされないのが一般的です。むしろ転職がステップアップとつながっているアメリカなどでは、プラスに評価される可能性もあります。

          ただし短期の離職・転職を繰り返している場合はマイナスになることもあります。

          理由をしっかり説明できるようにしておきましょう。

          海外の転職回数・転職率の平均はどのぐらい?

          ここでは2つの調査結果をご紹介します。

          ■「APAC 就業実態・成長意識調査(2019年)」パーソル総合研究所

          20~69歳の男女を対象に行った調査です。同調査によると、各国の平均継続勤務年数は以下の通りです。

          日本10.6 中国13.8 韓国8.2 台湾9.1 香港8.4 タイ8.6 フィリピン7.5 インドネシア9.4 マレーシア8.2 シンガポール7.9 ベトナム7.9 インド8.1 オーストラリア8.5 ニュージーランド7.3

          ■「Global Career Survey:アジアの「働く」を解析する」リクルートワークス研究所(2013年)

          男女20~39歳を対象に行った調査があります。同調査によると、各国の平均転職回数は以下の通りです。

          日本0.87 中国1.09 韓国0.99 タイ1.54 インドネシア1.64 マレーシア1.59 ベトナム1.19 インド1.23 アメリカ1.16

          2つの調査結果を見ると、確かに日本は同じ職場で長期間勤務する傾向がありますが、想像していたほどではないと感じるかもしれません。

          転職エージェントで海外転職を成功させよう

          海外に転職する場合は、転職エージェントのサポートが心強い味方となってくれます。エージェントを選ぶ際は自分の希望が叶えられそうなエージェントかどうか確認することがポイントです。

          この記事の内容を参考にして転職エージェントを活用し、納得できる海外転職を実現させてください。応援しています。