受動喫煙防止法とは?
「受動喫煙防止法」とは、望まない受動喫煙を防止することを目的として、平成30年7月25日に公布された「健康増進法の一部を改正する法律」の一部です。
受動喫煙防止対策が義務化され、多くの人が利用する施設の区分に応じて、一定の場所を除いて喫煙を禁止する、また施設等で講じるべき措置などについて定められています。
受動喫煙防止法(受動喫煙防止対策)のルールとは?
以前は、あくまでもマナーや努力義務となっていたものが、法律の改正によって明確なルールへと変更されました。
基本的な考え方
・望まない受動喫煙をなくす
・受動喫煙による健康影響が大きい子どもや患者などに特に配慮する
・施設の区分や場所ごとに対策を実施
改正後のポイント
・多くの施設において、屋内での原則禁煙
・20歳未満は従業員であっても喫煙エリアへの立入禁止
・屋内の喫煙には喫煙室の設置を行わなければならない
・喫煙室の出入口に喫煙室であることを示す標識掲示が義務付けられる
※禁煙エリアで喫煙した際に罰則(過料)が科されるなども追加されました。