2023年10月Googleコアアルゴリズムアップデート「October 2023 broad core update」発生のお知らせ

2023年10月Googleコアアルゴリズムアップデート「October 2023 broad core update」発生のお知らせ

8月に続き、追加でコアアルゴリズムアップデートがリリースされました。

【共有】Googleコアアルゴリズムアップデート2023.10発生のお知らせ
これは2023年の3回目のGoogleコアアップデートです。展開が完了するまでに最大2週間かかると予想されます。

【Google公式 Twitterでのお知らせ】
October 2023 core update:10月5日深夜開始
https://twitter.com/googlesearchc/status/1709960744635101650

【Google公式(Google Search Status Dashboard)】
https://status.search.google.com/products/rGHU1u87FJnkP6W2GwMi/history

【October 2023 broad core update(バリー・シュワルツ)】
https://searchengineland.com/google-releases-october-2023-broad-core-update-432935

前回2023年8月のコアアップデート(9月7日ロールアウト)に続いて
新たなコアアルゴリズムアップデートとなります。

8月コアアルゴリズムアップデートへの見解は以下です。※自社分析や各SEO会社の見解より
・検索意図へのアンサーが明確かつ簡潔にユーザーに情報を届けられているか
・低品質コンテンツへの対策
・一次情報の評価向上

また直近では下記のその他アップデートも発生しております。
・10/4 October 2023 spam update(スパムアップデート)https://developers.google.com/search/blog/2023/10/october-2023-spam-update
・9/14 September 2023 helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート) https://searchengineland.com/google-september-2023-helpful-content-is-now-done-rolling-out-432465

個人的には「検索意図へのアンサーが明確かつ簡潔にユーザーに情報を届けられているか」が特に重要と捉えています。
※簡潔なアンサー提示はGoogle関連で話題のSGE(AI回答生成)にも通じるところがあり、
ユーザーの検索意図へのアンサーを完結にわかりやすく提示できているか、というのは
Googleの検索面のチューニング内容を見ても、親和性のあるアルゴリズム調整だとの所感です。

とはいえ、コンテンツのアンサー提示傾向という一面だけで
すべての順位決定がなされているわけではないので、引き続き
内部構造、外部リンク、コンテンツ量の総合評価が
評価の基本的要素になっていることには変わりない認識です。

 

過去のコアアルゴリズムアップデートでは、以下のような傾向があり、2週間ほどは状況整理で静観が推奨です。
・深夜にリリースされ午前中から少しづつ順位が動きはじめる
・数日はかなり大きく動くが、やや落ち着いた頃に再度調整のアップデートが入る。その際、一部サイトで検索順位が大きく変動

今回も、数日間は検索結果が大きく変わることがあるかと思います。

何かご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご相談ください。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

—–
参考1:独自性情報の重要性について
2022年末にはGoogleが公開している「検索品質評価ガイドライン」に
かねてから記載されていたE-A-T(Expertise:専門性・Authoritativeness:権威性・Trustworthiness:信頼性)に
「Experience:経験、体験」が追加されE-E-A-Tに更新されております。

・2022 年 12 月 15 日(木曜日):品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加 | Google 検索セントラル ブログ
https://developers.google.com/search/blog/2022/12/google-raters-guidelines-e-e-a-t?hl=ja

また2022年12月5日-2023年1月12日にかけてリリースされた「Helpful Content Update」にて
「オリジナルで役に立つコンテンツを高く評価する」アップデートが
2023年9月14日-2023年9月27日にかけて改めてリリースされています。

独自性の情報を持って、所有するコンテンツに対し
自社なりの知見・意見・体験・経験・関係社・ステークホルダーを落とし込んだものが
より価値的に評価されていくのではないかと推察しております。

—–
参考2:AI作成コンテンツ
AI作成コンテンツをSEOに活用できないかとの相談をよく受けますが、以下状況と見解です。
・評価され順位獲得できている事例も目にはします。ただし、企業サイトではなくアフィサイトが中心。
・企業サイトでも同様にAI作成コンテンツを掲載すれば順位獲得は可能
・ただし、そのままアップできる品質ではない為、精査チェックの人力での対応が必要とはなる
・Google関係者はAI作成コンテンツに対しては、問題視しないと発言している。あくまでユーザーの為になるコンテンツであればよいと。
AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス
https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja
・よって、AI生成にてコンテンツ量産は実施可能であれば試験的にでも実施推奨、
順位獲得したAI記事に関しては追って「Experience:経験、体験」要素を追加し順位安定を図ることもセットで推奨。

—–
参考3:SGEについて(Google検索結果画面の上部に生成AIによる回答)
SGEの正式名称は「Google Search Generative Experience」です。

SGEの試験運用が2023年8月30日より日本Googleでも開始されました。
試験運用は2024年2月までとSGE画面に記述されている為、下記方法にて試してみて
気になる点や懸念があれば、是非フィードバックをGoogleに送信しましょう。

【SGEの表示方法】
Search Labs
https://labs.google.com/search/login?is=so
からテストONにできます。

「現在、お使いのアカウントでは Search Labs はご利用いただけません」と表示され利用できません。
と表示される場合は、おそらく企業アカウントでアクセスしている為です。

試験運用のSGEは企業アカウントでの利用が不可です。「****@gmail.com」といったような個人Googleアカウントでのみ利用可能です。

※サポートURL
Google公式 Search Labs に登録する
https://support.google.com/websearch/answer/13551902?hl=ja

—–
補足:
・コアアルゴリズムアップデート
└年に数回ある大規模なアルゴリズム(検索順位決定ロジックの)調整
Googleの公式ガイダンス https://developers.google.com/search/updates/core-updates?hl=ja
・アルゴリズム調整
└Googleによる検索順位決定ロジックの調整。細かなものは数時間単位で実施されていると言われています
・YMYL(医療健康・金融の領域)が特に影響を大きく受けることが多い為、要観察

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

Web集客・制作・PRのご相談はこちらよりどうぞ

以下の内容でよろしければ、送信ボタンを押して下さい。

会社名
氏名
メールアドレス必須
電話番号
お問い合わせの種類
お問い合わせ内容

個人情報保護方針に同意の上、
送信ください

この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

LIGブログに掲載されました