SEO対策のメリットとデメリットは?【対策するべきなのか解説】

SEO対策のメリットとデメリットは?【対策するべきなのか解説】

SEO対策のメリット

多くの企業が、広告やSNSなどのWebマーケティングよりも、SEOにチャレンジしています。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略語です。日本語で、検索エンジン最適化という意味です。

GoogleやYahoo!のような検索エンジンからの集客を考えれば、SEO対策をして自社のWebサイトを検索結果に上位表示することは必要となってきます。

これらの検索エンジンは、検索窓にキーワードを入力して調べると、そのデータからユーザーが欲しい情報を判別し、検索結果ページに表示してくれます。それらの検索エンジンに上位表示するためにSEO対策をします。

インターネットの集客を考えるなら、自社のWebサイトが上位表示されていないといけません。

SEO対策には長所と短所があります。これから説明していきます。

SEO対策は他のWebマーケティングより有利

Webマーケティングにおける集客は、次の5つしかありません。

・広告

・ダイレクト

・リファラル

・SNS

・SEO

広告は、掲載料がかかります。支払うのをやめると、即座に掲載を止められてしまうので、

継続して支払い続ける必要があります。

URLやブックマークの入力によって、ユーザーが訪れるダイレクトは、対策が困難です。

他社のサイトからリンクで訪れるリファラルも同様です。

TwitterやInstagramのようなSNSは、SEOに比べると集客力が下回ります。

集客力の高さ

SEOは、他のWebマーケティングよりも集客力が高いです。

検索結果で1位に表示されたサイトを、約30%のユーザーがクリックするという報告があります。

ですから、例えば月に100,000回検索されたキーワードで1位表示すれば、月に約30,000アクセスを集めることができます。

他のWebマーケティングではできない、集客力です。

広告費がかからない

SEOは、広告費がかからないのが大きな魅力です。

リスティング広告は、1回クリックされるたびに広告費がかかってしまいます。
でも、SEOなら広告費は全くかかりません。

継続してコストを掛けずにやっていくなら、SEOがベストです。

潜在顧客や顕在顧客にもアプローチできる

SEO対策は集客力が高く、広告費もかかりません。潜在顧客にも顕在顧客にも両方アプローチできます。

潜在顧客にアプローチしてから、購入意欲を高めて顕在顧客に育てます。

そして、最後には購買してもらえるようにします。

潜在顧客に、リスティング広告でアプローチをかけると、損失になってしまいます。

例えば時計を販売したいのに「時計 選び方」といったキーワードでユーザーを集めても、購買にはつながらないからです。

どちらにもアプローチ出来る点は、SEOのメリットになります。

ライバル会社が多い業界では、顕在顧客は取り合いになってしまうため、潜在顧客にアプローチしていくタクティックスがあります。

ブランディング効果

継続的な集客が期待でき、ブランディング効果もあります。

SEOは、ユーザーの不安や悩みを解決できたらブランディング効果もあります。

検索した時に、自分の答えが見つかるなどしてWebサイトに対して、ユーザーから信頼されます。

①例えばお家のリフォームを検索すると上位表示されている企業

②検索しても、全く表示されない企業

①と②、どちらに任せるか、大体の方が①を選ぶはずです。

自社商品・サービスに関したキーワードで上位表示出来るようになれば、「この商品・サービスならこの企業」と認知してもらえるようになります。

商品・サービスについて複数のキーワードで上位表示するようになると、それだけユーザーに認知してもらえるようになり、ブランディング効果も高くなっていきます。

検索結果に上位表示されている間は、集客し続ける事ができます。

ユーザーの目に触れる機会が増えるので、自社について広く知ってもらう、集客増加が期待できます。

検索エンジンで自社で扱っているような商品・サービスと強く関連しているキーワードで検索したユーザーに、自社のWebサイトを知ってもらうことが目的です。

SEO対策は、質の高いユーザーを無料で集客することが出来るので、優れた手段だと言われています。

多くのユーザーは、購入する前にインターネットを使用して検索をかけてから、どこが安いか、送料無料か、その商品に詳しいか、地元で受けたいサービスを提供してくれるお店等を調べる傾向があります。
購入したいものがあったり、解決したいことがあるユーザーが検索しますので、そのニーズに合うような記事を読んでもらうことで高い効果が得られます。

AISAS(アイサス)略語、Attention(注意)ーInterest(関心)-Search(検索)ーAction(購買)-Share(情報共有)
ユーザーによる購買するまでを、説明するモデルとして”AISAS”と呼ばれるモデルが有る。
多くのユーザーは、このように購入する前に検索しています。
彼らは購買意欲の高い見込み客として希望が持てます。

中長期にアクセスを期待できる

SEOで結果が出ると、中長期に渡りホームページのアクセスを期待してもいいです。

検索上位の順位変更が起きる原因は以下の4つが挙げられます。

①Googleのアルゴリズムが変更される

②自社のホームページが原因

③一時的な順位の変化

④ライバル企業が自社よりも優れた情報を発信している

SNSや広告は、掲載を止めてしまうと集客力がなくなります。業者と契約して支払い続ける必要もありません。
①④についてですが、一度検索画面で1ページ目の上位に表示されてから、別のページに飛ばされるといった大きな変動はあまり起こりません。
いつもコツコツ対策を練って上位に上がった場合、1つのキーワードだけでなく、関連するキーワードでも上位表示されていますから、いきなりランクが下がるということはありません。
ただ、年に何度かGoogleが行う大型アップデートの時は、順位が激しく変わるかもしれません。
一時的に順位が大きく変動することもありますが、数日で持ち直せることが多いです。
ですから、Webスタッフは、対策を練るために自社サイトのアクセス解析を怠ってはいけません。

ユーザーからの厚い信頼が得られる

GoogleやYahoo!、その他SNSでもいいのですが、何かを検索していてヒットした企業をついつい信用してしまうと思います。

SEO対策をしっかり練っていないと上位表示されることは困難だと分かっているので、ちゃんとSEO対策して上位表示されていれば、信頼を得ることが出来ます。

ブランディング効果が得られます。SEO対策後、集客に成功していれば、ブランディング効果の向上に役立ちます。

自社の商品・サービスに対し、質の高いサービス、信頼できるサイト、企業と良いイメージを持ってもらえます。

リスティング広告よりも集客力が高い

検索ユーザーは、リスティング広告から約20%、GoogleやYahoo!のような自然検索からが約80%の割合で、サイトに訪れるとインターネット白書の調べて明らかになっています。

それに、自然検索で1位に表示されたら、約16%以上のユーザーがクリックしてくれると述べられています。

ですから、リスティング広告の約5パーセントの数値と比較しても、SEO対策の方が優れた手法と言えます。

リスティング広告のクリック数が少ない理由は、広告を嫌うユーザーが多く、回避されているようです。

SEO対策のデメリット

それでは、デメリットも解説していきます。

Googleのクローラー

Googleの検索エンジンのアルゴリズムによって検索順位は決定されます。
GoogleはWeb上にロボットをパトロールさせて、Webサイトのインフォメーションをオンラインデータベースに集めます。
このロボットはクローラーと呼ばれ、このクローラーがWebサイトを発見し、オンラインデータベースに収集するまでをインデックスといいます。
どんなに良質な記事やWebサイトを作成しても、このクローラーにインデックスしてもらえなければ、検索結果に上位表示されません。
ですから、SEO対策を開始するときの大切な点は、Googleのクローラーに、私のサイトは良質なコンテンツですよと分かってもらうことを考慮に入れます。
この点を押さえて、SEO対策を外部と内部対策の2つに分けて行っていきます。
外部対策は、他のサイトから良質なリンクを掲載してもらうことで、サイトの質を高めていきます。
良質なリンクとは、ちゃんとしたWebサイトやブログから、自分のサイトに向けられたリンクです。
外部対策は、他サイトからのリンクを収集する手段ですから、リンク数を自分で管理することはほぼ不可能です。
それとは反対に内部対策は、自分のサイト内で行うSEO対策です。
タグを使用してページを最適化したり、パンくずリストを作成するなどです。
それに、検索エンジンのクローラーも意識して作成していく必要があります。

SEOにかかる手間

SEO戦略の立案、SEO市場のリサーチ、内部構造の最適化案の設計、適切な実装といったことに加え、SEO施策を実装する上でのWeb上でのデザイン設計、またサイト評価を総合的に高める際のコンテンツマーケティングetc.といったようにSEO対策には一定のリソース捻出は必要です。

そこまで手をかけたとしても、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに評価されるまでに一般的には時間がかかり、即効性はありません。SEO対策の契約期間が最低半年からと打診するSEO会社も多いですが、それは初期施策の反映完了より、対象施策がGoogleに評価されるまで2-3ヶ月要すると考えている為です。

また、SEO対策は1ページにつき1テーマが基本となります。よってコンテンツ作成も狙うべきキーワード分だけ記事を用意する必要があり状況によっては年間100記事以上作成していくことも珍しくありません。

SEO分析ツールAhrefsによると、約200万個のキーワードで、10位以内に表示されているWebサイトの年齢を調べた結果、
「10位以内に表示されているサイトの年齢は2年以上」との話もあり、上位表示までに至るまでに一定の時間がかかっていることがわかります。
「1位に表示されているサイトの年齢は3年以上」という結果もあります。
Webサイトを開設してから、時間が経過したほうがドメインエイジ・ページエイジの考え方でアドバンテージがあります。
上記要素もあって、短期的に集客したい場合は、SEOは妥当ではありません。SEOは、中長期的なWebマーケティングに適しています。

アクセス数が想定できない

自社サイトが検索結果に上位表示されアクセス数増加に伴い
ひと月数件ほどの問い合わせが、上位表示されることによって数十件に増加することもあります。

反響増加については嬉しい事象ではありますが、問い合わせ対応の体制がとれていないと対応にもたつき、逆にネガティブな心象を持たれることもあります。
広告は掲載を止めることが出来ますが、SEO対策で上位表示されたなら、基本は流入が継続する為、
予定外のアクセスが集まった場合の対処法を、予め用意しておきましょう。

アルゴリズムのアップデート

ランキングを決めるルールの変更、アルゴリズムの更新が不定期に起こります。

更新が行われると、1位だったコンテンツが10位になったり、10位だったコンテンツが1位になるなどの変化が起こります。

1日で自社Webサイトの順位、集客率がかなり変化してしまいます。

結局SEO対策はやるべきなの?

SEO対策は、リスティング広告のように広告費がかからず、URLやブックマークよりも対策が練れます。
1位に検索上位表示されれば、ユーザーの約20%がクリックするとのデータもあります。
初期のSEOコンサルティング内容を実施後は、自社内で記事を作成していけば、外注コストを持たずして潜在顧客にアプローチし、の購買意欲を高めて顕在顧客に育てることも出来ます。
かつ、検索露出の中でのブランディングも培われ、自社サイトでユーザーの悩みを解決する中で自社ブランドへの信頼を得ることも出来ます。
上位表示されている企業をユーザーは信頼する傾向にあります。ユーザーに「この商品・サービスならこの企業」と認知してもらえるようにSEO対策をすすめましょう。

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

Web集客・制作・PRのご相談はこちらよりどうぞ

以下の内容でよろしければ、送信ボタンを押して下さい。

会社名
氏名
メールアドレス必須
電話番号
お問い合わせの種類
お問い合わせ内容

個人情報保護方針に同意の上、
送信ください

この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

LIGブログに掲載されました