中古ドメインのメリット・デメリット【新規ドメインとの違いは?】

中古ドメインのメリット・デメリット【新規ドメインとの違いは?】

中古ドメインとは

中古ドメインとは、過去に第三者が使用していたドメインのことです。ドメインは、webサイト1つに1つ割り当てられるインターネット上の住所とも言われるものです。中古ドメインは、過去に他のwebサイトで使用されていたドメインで価値があるのかなど割れることがありますが実際は、中古ドメインの威力は大きく、人気のドメインになるといくら払ってでも欲しいという方もいます。

 

新規ドメインと中古ドメイン

ドメインには、新規ドメインと中古ドメインの2つがあります。新規ドメインは、過去に運営履歴がない初めて作られた状態のドメインでドメインを取得した際にはほとんどが新規ドメインになります。中古ドメインは、オールドドメインとも呼ばれており、過去に他の人が利用していた履歴のあるドメインで失効や譲渡、売却によって新たな運営者へ引き継がれるドメインになります。

中古ドメインのメリット

中古ドメインのメリットは、

・良い評価を引き継げる

・検索結果にすぐ表示されやすくなる

1つずつ詳しく解説していきます。

 

良い評価を引き継げる

中古ドメインを使用することで過去に中古ドメインが受けていた良い評価もそのまま引き継ぐことができます。良い評価を受けていることでその後のサイト運営をスムーズに進めることができます。

 

検索結果にすぐ表示されやすくなる

中古ドメインを使用することで作成したコンテンツがすぐに検索結果に表示されやすくなります。Googleにはエイジングフィルタという機能があります。この機能は、新規ドメインで作成されたサイトやコンテンツが詐欺サイトではないかの確認をする機能で、エイジングフィルタが動いている時には公開したコンテンツが検索エンジンに登録されるまでに時間がかかってしまいます。中古ドメインを使用することでエイジングフィルタの期間が過ぎているので検索結果の表示や登録が行われやすくなり、その分早くサイトへの流入に期待ができます。また、新規ドメインでは長期間待ってから流入やコンテンツの質を確認することになるので時間的なコストも大きくなってしまいます。しかし、中古ドメインならすぐにコンテンツの質を確かめることができるようになります。

 

中古ドメインのデメリット

中古ドメインのデメリットは、

・値段が高くなる

・悪い評価も引き継いでしまう

1つずつ詳しく解説していきます。

 

値段が高くなる

中古ドメインは、新規ドメインよりも値段が高くなります。新規ドメインなら高くても3000円ほどで購入することができますが中古ドメインは安くても5000円ほどで高くなると十万円以上するものがあります。ただ、高いドメインを購入したからといって検索上位に表示されるとは限りません。高いドメインを購入してもコンテンツがよくないものだと無駄になってしまうので注意しましょう。

 

悪い評価も引き継いでしまう

購入した中古ドメインが過去に検索エンジンからペナルティを受けたことのあるドメインだった場合、その評価も同時に受け継がれてしまいます。ドメインの運用期間が長く、良質な被リンクを多数ある状態でもペナルティを受けたことのあるドメインはその効果が期待できません。ペナルティを受けたことがあるかは確認する必要があるので中古ドメインには知識が必要になります。

 

新規ドメインのメリット

続いて新規ドメインのメリットですが

・安い

・悪い評価がない状態でスタート

1つずつ詳しく解説していきます。

 

安い

新規ドメインでは、新しいドメインを取得するので運用履歴や評価がなく、安い価格で購入することができます。その分、0からドメインを育てていく必要がありますがwebサイトの初期費用を抑えることができます。

 

悪い評価がない状態でスタート

中古ドメインでは、悪い評価も引き継いでしまうことになりますが新規ドメインでは新しくドメインを取得するので悪い評価がない状態でwebサイト運営をスタートすることができます。

 

新規ドメインのデメリット

続いて新規ドメインのデメリットですが

・検索結果に表示されるまで時間がかかる

・検索上位を狙うのが難しい

1つずつ詳しく解説していきます。

 

検索結果に表示されるまで時間がかかる

新規ドメインでは、評価が何もない状態からスタートするのでクローラーの巡回速度も少なくなります。そのため、コンテンツを公開してもすぐにインデックスに登録されず、時間がかかってしまうという傾向になります。そのため、頻繁に更新を行い、ストックが増えるまでアクセス数が伸びづらいことが多いです。何よりもコンテンツを継続的に増やすことが新規ドメインでは大切です。

 

検索上位を狙うのが難しい

中古ドメインでは、ドメインパワーがありますが新規ドメインではドメインパワーが低い状態でスタートします。そのため、検索上位を獲得するには時間がかかってしまいます。検索結果に表示されるまで時間がかかるのと同様に継続的にコンテンツを公開し、地道にドメインパワーを高めることが重要です。

 

中古ドメインの選び方

中古ドメインの選び方ですが、

・被リンクの質と量

・サイトとの関係性

・ドメインパワー

・ブラックリストをチェック

・サテライトサイトなら安めのドメイン

・メインサイトなら高額で同じジャンルのドメイン

1つずつ詳しく解説していきます。

 

被リンクの質と量

中古ドメインを選択する時には被リンクの質と量に注目しましょう。被リンクは、別のサイトから参考にされたり、協力サイトとしてお互いのサイトの質を高めるために貼ることがあります。Wikipediaや超大型サイト、市区町村や大学のHPなどからの被リンクは高く評価されることが多いです。ページ内容から必要十分な被リンクが質の良いリンクとして認識されるため、中古ドメインを購入する時にはどのようなページから被リンクがあるかを確認し、公的機関からの被リンクがあるドメインほど値段が高くなります。反対にアダルトサイトの運用履歴がある中古ドメインは避けるのがよいです。運用履歴からのペナルティを回避するという理由もありますが自然な被リンクを持っている中古ドメインが少なく、中古ドメインから期待できる効果が大きくありません。また、アダルト系のwebサイトはレンタルサーバーが運営を禁止しているところもあるので注意しましょう。

 

サイトとの関係性

中古ドメインだけでなく、新規ドメインを選択する際にも注意する点ですがサイトの内容とドメインの名前が同じようなものが望ましいです。サイトとの関連性の強いドメインならサイトのイメージの構築にも役立ちます。逆に意味のない文字列だと検索エンジンから悪質なサイトと見なされてしまい、ペナルティを受けてしまうこともあるのでなるべく意味があるドメインもしくは、サイトのジャンルと関係性の強いドメインを選択するようにしましょう。

 

ドメインパワー

中古ドメインを選択する時に一番注目したいのがドメインパワーです。ドメインパワーは、ドメインの信頼性や強さを表す数値でドメインパワーが高くなるほど検索結果の上位に表示されやすくなります。ドメインパワーは、販売サービスごとに呼び方が違い、算出方法、計算方法も変わっています。

・お名前ドットコム:ドメインオーソリティ(DA)

・中古ドメイン販売屋さん:ラッコランク(RR)

・アクセス中古ドメイン:パワーランク

中古ドメインを購入するならドメインパワーの大きいドメインがおすすめですがドメインパワーが大きくなると同時に値段も高額になってしまうのでお財布に相談しましょう。

 

ブラックリストをチェック

中古ドメインは、過去にペナルティを受けている可能性があります。ペナルティを受けていないにしても警告を受けたりしていると中古ドメインで新しいサイトを運営しても検索エンジンから問題のあるサイトと見なされてしまいペナルティの対象となってしまうこともあります。ペナルティを受けたなどのブラックリスト履歴がある中古ドメインを選択するのはだめです。中古ドメイン販売サービスでは基本的にブラックリストに入ったことがないかを確認しているので中古ドメイン販売サービスで販売しているものは問題ないと思われます。

 

サテライトサイトなら安めのドメイン

メインサイトへの被リンクを増やすことが目的のサテライトサイトならそこまで高額なドメインである必要はありません。サテライトサイトを自作し、メインサイトにリンクを繋げるという手法は、サイトの評価を高めるために行う外部施策の1つです。サテライトサイト自体もGoogleからの評価が高い方がリンクの質も高く評価されるので中古ドメインを利用することが効果的になります。しかし、中古ドメインの高額なものを購入する必要はありません。比較的安い中古ドメインを購入し、サテライトサイトをしっかりと運営することで検索上位を獲得できるコンテンツを作成することができます。ただ、サテライトサイト用の中古ドメインを選択する際にはIP分散だけは確認しましょう。IP分散されていない被リンクを抱えている中古ドメインの場合は、ペナルティを受けてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

メインサイトなら高額で同じジャンルのドメイン

メインのサイトなら高額でドメインパワーの強い中古ドメインを購入するのもおすすめです。検索上位を取ることが目的なのである程度ドメインパワーは必要になります。しかし、10万円も超える様な中古ドメインを個人ブログで運用するには持て余してしまうこともあるのでもう少し安いドメインもしくはサイトの規模を広げることも検討しましょう。運用履歴はWayback Machineというサービスでドメイン名を入力することで検索エンジンで記録された内容を確認することができます。

 

中古ドメインのSEO効果

サイト運営を行う際にはサーバーとドメインが必須になります。サーバーを選択する際にはディスク容量やメモリなどといった機能面や初期費用、月額料金など金額面を考え、選択することが多いです。ドメインでは、サイトを検索上位に表示させるためにSEO(検索エンジン最適化)対策を考えない時にはレンタルサーバーなどのサーバー会社のサブドメインを使用するのも良いですがSEO対策を考えるには独自ドメインの利用がおすすめです。ドメインも新規ドメインと中古ドメインの2種類がありますが中古ドメインは過去に使用されていたドメインなのでこれを使用することがSEO対策に効果的とも言われています。中古ドメインに対する評価の点数はドメインパワーと言われ、他のサイトのリンクやドメインの稼働期間によって評価されるものです。過去の被リンクや稼働期間によってドメインパワーがある程度あるものが中古ドメインでも販売されているのでこれを使用することでサイト運営を行いやすくなります。そのため、中古ドメインを使用することはSEO対策にも効果的と言われております。

 

中古ドメイン販売サービス

中古ドメインを販売しているサービスですが、

・アクセス中古ドメイン

・中古ドメイン販売屋さん

・お名前ドットコム

1つずつ詳しく解説していきます。

 

アクセス中古ドメイン

株式会社アクセスジャパンが運営しているアクセス中古ドメイン。アクセス中古ドメインは、中古ドメインの質にこだわっているのが特徴的です。中古ドメインの中にはペナルティを受けているドメインもあります。ペナルティを受けているドメインを購入してしまうとアクセスを伸ばすことが難しくなってしまいます。しかし、アクセス中古ドメインではペナルティ付きのドメインを購入してしまい損しないように返品、返金保証がついているので安心です。

 

中古ドメイン販売屋さん

らっこキーワードと同じ会社が運営している中古ドメインショップの中古ドメイン販売屋さん。検索機能が充実しており、

・ドメインエイジ

・直近のアクセス数

・ラッコランク

などを指定し、検索することができます。

取り扱っているドメインの数も多く、おすすめです。

 

お名前ドットコム

日本最大手のドメイン販売サービスのお名前ドットコムでも中古ドメインを販売しています。新品のドメインと中古のドメインを一括で管理したいという方にはお名前ドットコムがおすすめです。

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

LIGブログに掲載されました