Web制作の料金相場はいくら?【依頼方法についてもご紹介!】

Webサイト制作費用の計算方法

Webサイト制作費用の計算方法には、「ページ単価」と「工数単価」の2つの方法があります。
それぞれ適している内容が異なるため、Webサイト制作費用の計算方法について解説します。

ページ単価

ページ単価で計算する場合には、ページの内容に関係なく、1ページ単位で計算を行います。
簡単な内容のホームページを制作する際には、ページ単価の方が適している計算方法です。
ページ数×単価という誰にでも分かりやすい公式で計算することができるのも、メリットです。
また、一般的には、ページ数が多いほど、ページ単価は下がる傾向にあります。

工数単価

工数単価で計算する場合には、ディレクションやwebデザイン、コーディングなど、各工程ごとに単価が設定されていることが多いです。
コンテンツ数が多く、各ページごとにかかる手間がバラバラである場合には、工数単価の方が良いでしょう。
ページ単価に比べると、計算が少し難しいですが、細かい要望を出すことができるというのが、工数単価のメリットです。

Web制作費用の相場

Web制作に必要な費用の相場は、ページの種類や依頼先、求めている品質、作成内容によって変わってきます。
その中でも、ページの種類は作成費用に大きく影響するため、以下のページの相場について紹介します。
・コーポレートサイト
・ECサイト
・ランディングページ
・採用サイト
・オウンドメディア
・WordPressを使ったページ

コーポレートサイト制作の相場

コーポレートサイトとは、会社概要や商品・サービス、主要取引先や沿革などの企業の情報を発信するためのホームページです。
コーポレートサイトに掲載する内容で企業のイメージが決まるといっても過言ではないため、工夫次第では、企業の価値を高めることができます。
また、株主や顧客、取引先などのステークホルダーに対するコミュニケーションツールとしてもコーポレートサイトが有効になってきます。
コーポレートサイトのページ数と相場は以下の通りです。
・小規模企業向けサイト ページ数:10 相場:約40〜130万円
・中規模企業向けサイト ページ数:30 相場:約80〜170万円
・大規模企業向けサイト ページ数:80 相場:約150〜320万円

ECサイト制作の相場

ECサイトとは、「Electronic Commerce」の頭文字を取った略語であり、日本語では「電子商取引」を言われることもあります・
ECサイトとは、ネットを活用して商品やサービスを販売するサイトのことであり、「モール型」「自社サイト」の2種類あり、それぞれ異なる特徴を持っているサイトです。
モール型は、モールから提供されるシステム上に出店して、商品やサービスを販売しています。
ショップのテンプレートや決済システムなどをモール側が用意してくれるため、ECサイトを構築する必要がありません。
モール型ECサイトで有名なサイトは以下の通りです。
・楽天市場
・Amazon
・Yahoo!ショッピング
自社サイト型は、ECサイトを構築する必要があり、自社サイト型の中でも以下のような種類に分かれています。
・ASP:提供されたクラウド上に構築
・オープンソース:一般公開されたプログラムのインストールによって構築
・パッケージ:ECサイトに必要なシステムや機能を持っているショッピングカートシステムによって構築
・フルスクラッチ:1から自社でECサイトを立ち上げて構築する
これらのECサイトはそれぞれ相場が変わってくるため、相場を紹介します。
・モール:0〜約10万円
・ASP:約10〜100万円
・オープンソース:約100〜500万円
・パッケージ:約500万円〜
・フルスクラッチ:約500〜数千万円

ランディングページ制作の相場

ランディングページとは、広告をクリックした際に飛ぶページのことであり、Webサイトなどに表示されたリンクをクリックした際に表示されます。
縦長のページであり、「LP」「ランペ」と呼ばれることもあります。
ランディングページは、全電子対象品・サービスを訴求して購入や申し込み、会員登録などの制約を獲得することが目的です。
内容によっては、売り上げに大きく影響するため、クライアントが求めるクオリティによって相場が大きく変わってくるため、求めるクオリティごとの相場を紹介します。
・価格重視:0〜約10万円
・デザイン性重視:約10〜30万円
・オリジナリティのあるデザイン:約30〜60万円
・プロのマーケティング運用:約50万円〜

採用サイト制作の相場

採用サイトとは、自社への入社を希望する求職者に対して、求人情報を発信するためのサイトです。
インターネットやスマートフォンの普及率が上がってきており、求職者は死亡する企業のホームページを事前に確認する人が増えてきています。
見るだけで、社風や働き方があっているか、本当にした仕事なのか確認することができる判断材料にすることが可能です。
採用サイトも求めているクオリティによって、相場が大きく変わってくるため、クオリティごとの相場を紹介します。
・自社で制作できる程度のクオリティ:0〜約10万円
・必要最低限な安価なサイト:約25〜40万円
・オリジナルの構成やデザインのサイト:約50〜80万円
・動画や採用管理ツールを詰め込んだ採用サイト:約100〜150万円

オウンドメディア制作の相場

オウンドメディアの種類はさまざまで、企業や個人が保有するメディアの総称であり、企業のホームページとして扱われることも多いです。
オウンドメディアはコンテンツを充実させるために、定期的に記事を更新する必要があります。
企業のオウンドメディアサイト制作もクオリティによって相場が大きく変わるため、クオリティごとの相場を紹介します。
・CMSやテンプレートを使った簡易的なサイト:約5〜20万円
・オリジナルデザインを使用したサイト:約20〜100万円
・本格的な運用・集客支援を行うサイト:約100〜300万円

WordPressを使ったページ制作の相場

WordPressとは、サイトやブログを簡単に作ることができるCMSのことであり、世界中で利用されているサイトの多くがWordPressで作成されています。
ホームページを作成するために必要なスキルがない方でも、サイト管理や記事投稿が行うことができるため、個人だけでなく企業や官公庁で利用されることも多いです。
WordPressを使ったサイト制作の相場は以下の通りです。
・テンプレートを使ったサイト:約3〜30万円
・オリジナルデザインで作成したサイト:約30〜80万円
・リッチコンテンツを含む大規模サイト:約80万円〜

依頼先別の費用相場

Webサイトを制作する際には、Webサイトの種類だけでなく、依頼先によっても料金が変わってきます。
そこで、依頼先別の費用相場について解説します。

広告代理店

大規模なコーポレートサイトやECサイトを立ち上げる場合には、広告代理店を経由して依頼することも手段の一つです。
代理店によっては、100社を超える制作パートナー会社を抱えており、非常に質の高いサイトを制作することができます。
しかしながら、代理店は少なくても制作費の20%のマージンを取るため、費用が割高になってしまうのがデメリットです。
最低でも、予算は100万円以上用意しておいた方が良いでしょう。
また、依頼の窓口と制作チームが別であるため、高い費用を支払ったとしても、要望がうまく伝わらず、修正を何度も依頼するということもあります。

大手Web制作会社

大手の制作会社には、経験豊富なディレクターやさまざまな分野に特化したクリエイターが在籍しているため、目的に応じて幅広いタイプのWeb制作に対応することができます。
また、コンセプトやターゲットの設定、クライアントの強み・特徴などをデザインやコンテンツに落とし込むことも可能です。
その分費用が高くなってしまい、ページ数やコンテンツの内容によっては、制作費が100万円を超えることも珍しくありません。
大規模企業であれば、複数の大型プロジェクトを抱えている場合が多いため、低予算の案件を受けてくれない可能性があるため、注意しましょう。

中小規模Web制作会社

スタッフの数が20〜50名程度の小中規模の制作会社の大半は、宣伝費を省いて、WordPressなどのツールを活用することで、コストを抑えています。
制作費はホームページの種類や規模によって変わってきますが、一般的なコーポレートサイトであれば、20〜40万円程度、簡易的なオウンドメディアであれば10万円程度で制作することが可能です。
また、1つの分野に特化して、ノウハウを蓄積しているのも中小規模Web制作会社の特徴であるため、自社に合うWeb制作会社を見つけることができれば、費用を抑えながら、質が高いサイトを制作することができます。

フリーランス

予算があまりないという方はフリーランスのWebデザイナーや個人経営の制作事務所に依頼するというのも、一つの手段です。
WordPressなどを使ってコストを抑えており、人数が少ないため、格安料金で制作することができます。
10ページ程度の制作であれば、10万円程度で依頼することができ、10ページ以下であれば、数万円で依頼することも可能です。
しかしながら、人数が少ない分、本格的なECサイトなどに対応していることは少ないため、あまり期待しない方が良いでしょう。
また、個人経営やフリーランスであれば、営業担当者がいないため、発注者と制作者が明確にイメージを共有することが重要になってきます。

Web制作の費用を抑える方法

ホームページなどのWebサイトを制作する際の料金を抑えるためには、制作側と発注者側が協力し合う必要があります。
そこで、Web制作の費用を抑える方法について紹介します。

素材を準備しておく

Webサイトを制作する際には、自社内でどれほど素材を用意することができるのかによって料金が変わってきます。
用意する素材は、写真や画像、動画、ロゴなどがあり、制作者が依頼するとなると、高い費用が必要になります。
また、制作を依頼する際に持っていなかったとしても、サイト制作を進めるタイミングに合わせて車内で写真や動画撮影、キャッチコピーの考案などをすることで、費用を抑えることが可能です。

制作依頼内容を精査し、発注内容を削減する

依頼したホームページに搭載される機能は本当に必要な機能なのか、目的に沿ったサイトを制作できているのか十分に吟味する必要があります。
そのためにも、依頼先にどれだけ明確に要望を伝えることができるのかが重要です。
本格的に作成してしまう前に、作業内容や役割を明確にしておくことによって、工数削減につなげることができます。
作成途中で追加作業が発生してしまうと、納期が遅くなってしまい、追加費用もかかってしまう可能性が高いです。
Webサイトを制作する際の費用を抑えたいのであれば、無駄な作業をできるだけ削減するようにしましょう。

パッケージやテンプレートを活用する

Web制作会社や広告代理店などに作成依頼をせずに、既存のパッケージやテンプレートを活用すると費用を抑えることが可能です。
パッケージを購入し、自社でも簡単にホームページを作成・管理、運用できるサービスも多くあります。
Webサイトに強いこだわりがない方であれば、制作会社が用意するテンプレートに沿ってホームページを作成することで費用を抑えることができる制作会社もあります。
テンプレートといっても、豊富なテンプレートを用意している制作会社もあるため、費用を抑えたい方はパッケージやテンプレートを活用したWebサイトを制作するようにしましょう。

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

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