WEB制作を学ぶ3つの方法。本でも学べるの?

WEBサイトは専門のデザイナーが制作するものというイメージがありますが、専門的知識のない一般の人でも作ることができます。
簡単ではありませんが、きちんと手順を踏めばWEBサイトを作るのは決して夢ではありません。
まずは、WEB制作を学ぶ3つの方法をご紹介します。

専門のスクールで学ぶ

WEB制作の専門スクールで学ぶメリットとデメリットについて説明します。

メリット

WEB制作を学ぶ最も一般的な方法が専門スクールです。
専門スクールに通えば、わからない点を直接講師に質問できます。
同じ目的を持った生徒が集まるので、仲間を作りやすいです。
わからないことがあっても仲間同士で教え合い、挫折を防げます。

デメリット

専門スクールで学ぶには費用がかかります。
各スクールによって費用は異なりますが、安いところで30万円台、高いところだと60万円以上必要です。

セミナーで学ぶ

WEB制作のセミナーや講座で学ぶメリットとデメリットについて説明します。

メリット

IT企業によるWEB制作セミナーや講座へ参加して学ぶこともできます。
このようなセミナーや講座は企業の宣伝を兼ねている場合があり、無料や格安の受講料で学ぶことが可能です。

デメリット

セミナーや講座が開催されるのは都市部が多く、地方に住んでいる人は参加しにくいです。
通うための時間や費用といった負担がかかります。
最近はオンラインで受講できるセミナーもあるので、地方在住でも自宅で学べないことはありません。

本で学ぶ

本で独学する場合のメリットとデメリットについて説明します。

メリット

お金をかけずに独学で学ぶには、本を利用するという方法があります。
本を利用するメリットは、何度も繰り返し見ることができることです。
また持ち歩きできるので、通勤時間や空いた時間に読んで勉強できます。
今はネットの動画で学ぶこともできますが、信頼度が高いのは本です。

デメリット

本の選び方に失敗する場合があります。
特に難しすぎる本を選ぶと途中でイヤになり、挫折しやすいです。
本を選ぶ場合は、WEB制作に精通している人のアドバイスを受ける必要があります。

WEB制作に役立つ基本的なこと

今では簡単にWEBサイトを制作できますが、基本的な知識を知っておいて損はありません。
基本的な知識があれば、色々なWEB制作に役立ちます。
ここで紹介するのは、WEB制作に役立つ6つの基本的な知識です。

知っておきたい6つの知識

WEB制作をする場合に知っておくと役立つ基本知識をご紹介します。

サーバー

最も基本的なのはサーバーに関する知識です。
WEBサイトを制作しても、サーバーにアップしなければ表示できません。
サーバーにはWEBサイトを表示する役目があり、レンタルサーバーを利用するのが一般的です。
月額や年額でレンタル料を払い、レンタルサーバーを取得します。
サーバーには色々な種類や機能があり、どれを選ぶかで料金が変わってきます。
最近注目されているのが、AmazonやGoogleなどで有名なクラウド系のレンタルサーバーです。

ドメイン

サーバーがWEBサイトを表示する場所なら、ドメインは場所を示す住所になります。
公開されているWEBサイトにはすべてドメインがあります。
ですから独自にWEBサイトを制作する場合、ドメインを取得しなければなりません。
ドメインは基本的に自分の会社やサービスにちなんだ名前を付けますが、必ずしも取得できるとは限らないのです。
あらかじめ独自ドメインが取得できるか確認してください。
また、ドメインの取得にも費用がかかります。

HTMLとCSS

WEB制作には専門の言語が必要です。
一般的な文章を記述するのと同じく、WEB制作用の基本言語は欠かせない重要な要素になります。
その基本言語がHTMLとSSCです。
HTMLはWEBサイトの文章を構成する言語です。
SSCはHTMLで制作した文章構造をレイアウトしたり、装飾したりするデザイン構成を担当します。
最近はエディターによって制作できるようになり、言語の全てを覚えなくてもWEBサイトを制作できるようになりました。

JavaScript

WEBサイトの動きを担当するのがスクリプト言語で、それを代表するのがJavaScriptです。
HTMLとSSCだけで制作したサイトは、動きのないシンプルなものになってしまいます。
JavaScriptを使うと、スライドショーなどのような動きを表現できます。
ただしJavaScriptを修得するのは難しく、今ではJQueryを使うのが一般的です。
JQueryを使えば簡単にJavaScriptを記述できるので、多くのWEB制作に導入されています。

PHP

PHPもWEBサイトの動きを担当するプログラムです。
JavaScriptはブラウザ上で実行させるのですが、PHPはサーバー上での実行を担当します。
サーバー上で実行するのでセキュリティに強く、会員登録などに使用される言語と覚えておいてください。

画像編集ソフト

WEBサイトは画像やイラストなどを使って色々な表現ができますが、そのために必要なのが画像編集ソフトです。
Adobe社のPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などが一般的に使われています。
素敵なデザインのWEBサイトを制作するには欠かせないソフトです。

初心者がWEB制作する方法

WEB制作に役立つ知識をご紹介しましたが、これらの全てを知らなければWEBサイトが作れないわけではありません。
あくまでも知っておけば役立つものと、気軽に考えてください。
実は、このような知識を知らない初心者でも簡単にWEB制作できる方法があるのです。
それがWordPress(ワードプレス)です。

WordPressを使う

WordPressとはどのようなものか、特徴などをわかりやすく説明します。

WordPressの特徴

初心者にとってプログラミング言語はWEB制作の大きな壁です。
WordPressは専門的な知識がなくても簡単にWEB制作ができます。
数多くのテンプレートが用意されており、自分のイメージに近いデザインを選ぶだけでWEBサイトを構築できます。

メリット

WordPressのメリットは誰でも簡単にWEB制作ができることですが、無料で使えるソフトウェアという点も見逃せません。
初心者でもブログを書いている人は大勢いますが、WordPressを使えばブログを書く要領でWEBサイトを制作できます。
テキストを入力し、画像を入れるだけの簡単操作です。
またプラグインが豊富なので、目的に沿ったWEB制作が簡単にできます。
例えば、問い合わせフォーム、Twitteとの連携など、WEBサイトに構築したい機能をプラグインを使って簡単に作れるのです。

デメリット

初心者には便利なツールですが、強いてデメリットを上げるならセキュリティ対策です。
WordPressは世界中で広く使われているので、ハッカーの攻撃対象になりやすいというデメリットがあります。
セキュリティに強いレンタルサーバーを選ぶといった対策が必要になります。

WordPressでWEB制作する3つのステップ

WordPressを使ってWEBサイトを制作する場合、3つのステップがあります。
ステップ1からステップ3までの大まかな流れや手順を掴んでください。
実際の制作過程がイメージしやすいです。

レンタルサーバーの導入

まず手始めにすることは、レンタルサーバーとの契約です。
読者はサーバーを通してWEBサイトを閲覧するので、大事なステップになります。
色々なレンタルサーバーがありますが、選ぶポイントはWordPressに対応しているプランかどうかです。

独自ドメインの取得

ステップ2でやることは独自ドメインの取得です。
WEBサイトには必ず、https://〇〇〇.comというドメインが付きます。
独自ドメインを取得するのは、〇〇〇の部分と、.comの部分の2個所です。
取得する時は、自分の所属する会社や組織、サービスなどを連想させる文字列を選ぶようにします。
例えば洋菓子店のWEBサイトなら、目玉商品の品名にするといった感じです。
覚えやすいドメイン名にするのがポイントですが、すでに使用されている名前は使えません。

WordPressのインストール

最後のステップはWordPressのインストールですが、WordPressに対応しているレンタルサーバーなら自動インストール機能があります。
手動でもインストールできますが、初心者には自動インストールがおすすめです。
レンタルサーバーによっては、最初からWordPressをインストールした状態で利用できるところもあります。
とにかく簡単に済ませたい人は、レンタルサーバーを導入する時に探してみてください。

初めてのWEB制作は本で学ぼう

初心者は途中で挫折するかもしれないと不安です。
とりあえずコストをかけずにWEB制作をやってみたいという人には、本で学ぶことをおすすめします。
スクールやセミナーに通うと費用がかかりますが、本ならお小遣い程度の金額で気軽に始められます。
ここではWEB製作のための本の選び方と、本で学ぶ時の注意点について説明します。

WEB制作の本を選ぶ3つのポイント

WEB制作に関する本はたくさんありますが、選び方を間違うと挫折につながりかねません。ここでは初めてWEB制作をする人のための本の選び方をご紹介します。

初心者向けを選ぶ

初めてトライする人におすすめなのは、初心者にもわかりやすい入門書です。
入門書は難しいことをわかりやすく噛み砕いて説明しているので、WEB制作の基本を理解するのに適しています。
必ずしも評判のベストセラー本が良いとは限りません。
中身が専門的で初心者には難しいものもあります。
表紙の帯に入門書と明記してある本を選んでください。

出版年が新しいものを選ぶ

WEB制作の本を選ぶ時は、出版年をチェックすることが大事です。
WEB制作の世界は年々進化を遂げています。
2、3年前に出版された本でも、すでに情報が古くなっている場合があります。
なるべく出版年が最近のものを選ぶか、出版年が古くても何度も更新されている本なら安心です。

ゼロからサイトが作れるものを1冊選ぶ

入門書を何冊も買い揃えるのではなく、繰り返し使える1冊を選んでください。
何冊もあった方が心強く思えますが、あれこれ目移りするのでかえって効率が悪くなります。
WEB制作の本は、デザイン中心のもの、プログラミング中心のものなど、分野別に分かれているものが多いです。
1冊の選び方ですが、ゼロから始まって最後には実際にWEBサイトを作れるまで、段階を追って説明してある本がおすすめです。
初心者は、1冊の本をボロボロになるまで何度も読み返す方が身につきます。

本で学ぶときに気をつける5つのポイント

本を使って独学する時に気をつけたい注意点について説明します。

実際に手を動かしてみる

本を読むだけではWEBサイトは作れません。
本を読みながら、実際に手を動かしてみることが大切です。
本に出ているコードをキーボードに打ち込んでみてください。
サンプルコードの値を変更したり、デザインツールを実際に操作したりすることで技術が身についていきます。
実際に試せば、失敗やエラーを経験できます。
その積み重ねでスキルが上達するのです。

選んだ1冊を最後まで読み通す

初心者向けの1冊を選んだら、とにかく最後まで読み通すことが大事です。
基礎知識が身につく前に、上級者向けの本を見たり上級レベルの知識を得たりすると、難しい壁に突き当たって挫折しやすくなります。
自分が選んだ1冊を信じて最後まで読み通してください。
基本的な知識が身についてから、次のステップを目指します。

繰り返し読んで実践する

1冊の本を読み通すだけでなく、書かれていることを実践することが上達のポイントです。
実際に実践してみると、うまくいかない場合があります。
その時は、本を繰り返し読んで何度もトライしてください。
意味の取り違えや、勘違いしているケースがほとんどです。
何度も繰り返し読んで、焦らず実践を繰り返すことが解決につながります。

本だけでなくネット情報も参考にする

インターネットで検索すると、WEB制作に関する情報は無数にヒットします。
ネット情報の中には役立つものもあれば、誤った内容のものも多いです。
ネット情報だけに頼るのは危険です。
しかし本をメインに独学する場合に限り、ネット情報は参考になります。
例えば本ではわかりにくいことなどは、ネット動画の解説を見た方が理解しやすいです。
本で独学するのなら、ネット情報も上手に活用してください。

SNSを活用して仲間を増やす

本やネット情報で独学をする上で、特に気をつけたいのが三日坊主です。
独学は自分で学習のタイムスケジュールを組んで、率先して学ぶ姿勢が必要になります。
意思が強い人なら問題ありませんが、そうでない場合は三日坊主になりがちです。
それを防ぐ方策として、SNSがあります。
SNSで発信すれば、同じWEB制作の仲間と知り合えます。
本を読んでわからないことはSNSで質問すれば、仲間が教えてくれます。
仲間ができればモチベーションが上がって、自分のWEBサイトを立ち上げるまで頑張れます。

 

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

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    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
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    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
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    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

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    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
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    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

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